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2016年2月1日


 あいち九条の会は今年で結成11周年を迎えます。
 安倍内閣は戦争法を強行し、憲法と民主主義をふみにじりました。この暴挙に戦争法の廃止と立憲主義、民主主義を取り戻そうとの声が全国で広がり、各地でさまざまな行動がとり組まれています。
 安倍内閣の暴走は戦争法の強行にとどまらず、パリの同時テロ事件などを口実に憲法に「緊急事態条項」を盛り込むとして、明文改憲を7月の参院選の争点に据えようしようと企んでいます。
 こうした切迫した情勢のもとで「結成11周年のつどい」を企画しました。
いま中東やヨーロッパを中心にテロや難民問題など貧困と格差を背景とする暴力の連鎖が広がっています。今回は中東やヨーロッパ情勢に詳しい国際政治学者をお迎えして講演していただきます。武力によらない平和を追求する憲法9条の価値を問い直し、草の根運動をさらに飛躍させる機会としたいと思います。
是非、多くの皆様のご参加をお願いします。

【日 時】2月20日(土)13:30〜16:30
【場 所】名古屋市教育館 講堂
(地下鉄東山線「栄」駅下車3番出口から2分)
【内 容】
(1)講演:定形 衛(名古屋大学教授・国際政治学専攻)
(2)これまでの活動とこれからの活動について
【入場料】無料


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あいち九条の会広報委員会

 憲法公布69周年を迎えた昨年11月3日、あいち九条の会主催の「憲法九条を守ろう愛知県民のつどい」が名古屋市公会堂で行われ、1500名が参加しました。
 集会の冒頭、憲法違反の安保関連法案を強行採決した安倍政権への抗議を込めて、参加者全員が「安倍政治を許さない」「九条を守ろう」のプラカードを一斉に掲げるパフォーマンスが行われ、会場の熱気は一気に高まりました。



 主催者を代表して開会のあいさつに立った代表世話人の内河惠一弁護士は「戦争法が強行されたが日本国憲法が最高法規であることに変わりはない」「これからも戦争法の行使を許さず、廃止の声を上げ続けよう」と呼びかけました。



第一部では「沖縄の心をうたと踊りにのせて」と題して、与那国島出身で名古屋市在住の浜盛重則さんと沖縄を中心にシンガーソングライターとして活躍する海勢頭豊さんがステージに登場しました。浜盛さんは三線を手に歌とエイサーの踊りで会場を盛り上げ、海勢頭豊さんは沖縄戦の歴史や緊迫する辺野古新基地建設など戦争と向き合う沖縄の現実を歌と語りで訴え、聴衆に深い感銘を与えました。





 第二部では東京新聞論説委委員兼編集委員の半田滋さんが「戦争法を廃止に〜自衛隊を軍隊にさせない闘い」と題して講演されました。



 半田氏は最初に「参考人として呼ばれた3人の憲法学者全員が『違憲』と答え、あんな形で採決された法律によって海外派兵される自衛隊員は不本意に違いない」とし、「米国の戦争に世界的規模で巻き込まれるおそれが高まった」と戦争法の成立を批判しました。また、戦争法成立の背景として、昨年4月の安部首相の訪米は、2013年の初訪米時に韓国や中国の首脳とは対照的にまともな会談や晩餐会も実現できなかったことのトラウマから首相の「評価をリセット」させたい一心で日米ガイドラインの改定やTPP合意への決断を手土産に歓待を受けたこと、その約束を忠実に実行するための法制であったと述べ、その結果は首相の持論である「戦後レジームからの脱却」どころか「戦後レジームの固定化」となってしまったと指摘しました。
 他方、安部政権の復活以降、それまで11年間連続して減少してきた防衛費が3年連続で増加を続け、戦争法の成立でさらに拡大の一途をたどることは確実、中国など周辺諸国が日本への警戒感からさらに軍備を拡大させ、「東アジアで日本を起点とする軍拡競争がはじまる」と指摘しました。
 その上で、私たちは何をすべきかという点について、7月の参院選で野党が結束して与党を過半数割れに追い込み戦争法を発動させないこと、さらに「集団的自衛権容認の閣議決定や武器輸出にストップをかけるには衆議院でも勝つことが重要」とし、そのためにも「自民党政権を交代させる長期的な構想を持つことが大切」と訴えました。
 講演終了後、若い世代からの発言として3名の若者が登壇し、「デモに行って、選挙に行って、平和憲法をまもりましょう」と訴えました。


最後に代表世話人の本秀紀名古屋大学大学院教授が閉会あいさつに立ちました。
本さんは、憲法解釈を勝手に変えた安倍首相の手口について「『公共の福祉に反しない限り』の条文をねじ曲げて治安維持法のような法律を復活させかねない」と懸念を表明しました。同時に戦争法廃止の運動での若者の活躍を「自分の言葉で語っている」と評価した上で「今までの生活が出来なってしまうとの危機感がある」「日本社会の危機の深刻さを表すものであり、本当の民主主義が育ちつつある」として、「ようやく芽生えた民主主義を大きく育て、来年の参院選をたたかいましょう」と締めくくりました。







今年も「憲法九条を守ろう 愛知県民のつどい」を開催します。

今年は憲法公布69年周年の記念日に合わせ開催することができました。
戦後70年を迎えたこの秋、安倍自公政権は国民多数の世論とかつてない国民の反対の声を無視して数の横暴により安保法案(戦争法案)強行しました。立憲主義、民主主義を破壊するこの暴挙に多くの国民が怒りの声を上げ、安保法制の廃案と安倍政権打倒に向けた国民的な運動が大きく広がっています。

私たちは今年の「つどい」を安倍政権から立憲主義と民主主義を取り戻し、平和憲法を守り生かす草の根運動の一層の飛躍に向けた展望と確信を固め合う場として成功させたいと考えています。ご家族、ご友人をお誘いのうえ是非ともご参加ください。

<日 時> 2015年11月3日(祝)12:30開場(13:00開演)
<会 場> 名古屋市公会堂 大ホール
<入場料> 一般:1,000円、大学生・障がい者:500円、高校生以下無料

◆ 詳細は別掲のチラシを参照下さい
◆ チケットは下記店舗でお買い求め頂けます。
・チケットぴあ(Pコード 630-598)
・ローソン(Lコード 42302)
・セブンイレブン(7コード 041-459)






2015年7月
あいち九条の会世話人会
【7.25学習・交流会について】

7月25日、学習・交流会を開催し、県下の九条の会39組織、90人の参加をいただき、安保関連法案=戦争法案、憲法をめぐる情勢について学び、各地の会の活動を交流しました。




この半年間、「九条の会」の呼びかけに呼応し、愛知県下の九条の会で様々な取り組みが行われ、「戦争反対、憲法をまもれ」の訴えに共感や激励の声が寄せられていること、「戦争法案は廃案に」の声がひろがっていることを実感する活動報告が続きました。

九条の会らしい運動として、支持政党の違いなど立場を超え、戦争反対、憲法守れで一致すること、共感を広げる取り組みが紹介されました。

戦争法案は参議院にまわり、27日に審議がはじまりました。衆議院の審議などの政府側答弁、国民の批判の声を無視した採決の強行によって、安倍政権の立憲主義と民主主義を否定 する独裁的な姿勢が国民の前にあらわとなり、戦争法案の成立を許せば、日本の民主主義、 立憲主義を壊すという危機感が急速に広がっています。

この民主主義の危機にあたり、憲法学者の指摘にはじまり、専門分野を超えた学者12000 人が戦争法案廃案の意思を示し、若者、若い母親たちが起ち上がっています。 戦争法案を廃案に追い込むために、九条の会として、引き続き草の根から様々な行動を取り組むことをよびかけるものです。

【行動の呼びかけ】
あいち九条の会からの行動の呼びかけとして、以下のことを訴えさせていただきます。
各地でご検討のほど、よろしくお願いします。

(1) 愛知県下での一斉宣伝行動
「戦争法案を廃案に」の世論を醸成するために、8月6日・9日・15日の3日間のい ずれかの日に、街頭に出て宣伝を行うことを呼びかけます。
あいち九条の会は、6日に名古屋市・金山駅南口で夕方5時から1時間、宣伝を行います。
近隣の九条の会の皆さんにはお力添えをいただき、ご一緒に宣伝ができれば幸い です。

(2) チラシとステッカーの活用について
◆ 賛同チラシ
すでにご案内しております、「賛同チラシ」は35000枚を活用いただいています。ありがとうございます。増刷を致しました、引き続き無料で配布いたします。
注文用紙はこちら
なお、配布の際には、連絡先の記入を必ずお願いします。
◆ マグネットステッカー
マグネットステッカーを増刷しました(見本はこちら)。
必要な枚数を事務局にFAXでご注文いただければ(注文用紙はこちら)、 無料で送付します。

(3) 衆参両院議員への要請
  交流会のなかで、地元国会議員にはたらきかける取り組みが紹介され、参加者から共感が寄せられました。また、参議院での審議とともに、衆議院での再議決をも想定し、 衆参両院議員への要請が必要という認識で一致しました。会y号 交流会のなかでは、市民からの葉書による要請が紹介されました。創意工夫し、地元 議員への要請をご検討下さい。 愛知県・東海ブロック選出の衆参両院議員の連絡先をご参照いただければ幸いです(一覧表はこちら)。

(4) 署名
参議院議長宛の「九条の会」作成の署名用紙の裏面に署名の呼びかけを印刷したものを作成しました(署名用紙はこちら)。あいち九条の会は、これまでも事務局に届いたものを適宜、「九条の 会」に送付してきました。緊迫した情勢ですが、署名を通じて対話をすることも大事な 取り組みです。引き続き、あいち九条の会事務局に届いたものは適宜、「九条の会」に 送付していきます。引き続きの取り組みをよびかけます。

(5) 募金についてのお願い
みなさまより77万余の募金を寄せていただき、賛同チラシ、マグネットステッカーを 作成し、広く活用をいただく条件をつくることができました。ありがとうございます。 つきましては、あらためてこれら一連の行動を支えるための募金をお願いするものです。募金は各会ごとに、会員の皆さまやご協力いただく方々に訴えていただき、おとりまとめのうえ、下記に振り込んでくだされば幸いです。よろしくお願い申し上げます。

口座番号 0850-4-203847
あいち九条の会



2015年 5月15日

今年で11回目となる「学習・交流会」を下記のように開催致します。
「戦争法案」の成立が画策されるという重大な情勢の下で、開かれることとなります。そこで、午前中は憲法をめぐる情勢を学び、午後からは各九条の会の皆さんによる活動の交流をはかるためこととします。

地域・職場でも様々な取り組みを進めておられることと思います。当日は、それらの経験を持ち寄り、互いに励ましあい、憲法破壊を止めるために学び、交流を深めたいと思います。是非ご参加下さるようご案内致します。

<日 時>  2015年7月25日(土)10:30〜16:00
<会 場>  名古屋市博物館 講堂(地下鉄桜通線「桜山」下車徒歩5分)

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<活動報告>

2015年2月27日


開会あいさつに立つ天野鎮雄代表世話人:「結成当時の熱気を今こそ」と呼びかけ

あいち九条の会は2005年に結成して今年で10年になります。これを記念して2月21日に名古屋市教育館講堂で「結成10周年のつどい」が行われました。つどいでは、代表世話人の森英樹名古屋大学名誉教授が「戦後70年と『九条の会』の役割」と題して講演を行いました。


森英樹さんの記念講演:戦後70年の視点から今日の改憲の動きを解き明かす

加害の責任に触れない戦後70年
森代表世話人は、戦後70年をどう受け止めるかから話をはじめました。日本では戦後70年というと、1945年8月15日を「終戦記念日」とし、その日以後を「戦後」と捉えているが、1931(昭和6)年の柳条湖事件=満州事変、1937(昭和12)年の盧溝橋事件=日中戦争(当時は支那事変と称した)、1941(昭和16)年のアジア・太平洋戦争と続いた後の「戦後」である。
ドイツのガウク大統領は2014年8月4日ベルギーでの第1次大戦100年記念式典の式辞で「第一次大戦の西欧での戦場は、中立国ベルギーへのドイツ侵入から始まっており、これは正義など微塵もない侵略でした」と第一次世界大戦でのドイツの加害責任に言及して注目された。これに対して日本(の保守政治家)は「被害の日から〇〇年」という捉え方である。安倍首相は現憲法を「占領憲法・押し付け憲法」ととらえ、そのシンボルである九条に敵意を燃やしている。

ここまできた9条改憲プラン
安倍首相は96条改正(国会の改正発議要件を3分の2の賛成から過半数に)を唱えたが、世論の反発を受けて断念した。昨年末の総選挙では憲法改正が争点になるのを避け、また世論調査で反対が多い集団的自衛権にも触れない演説が多かったが、総選挙で「圧勝」すると、「改憲も公約にして国民から支持をいただいた」と改憲路線を露骨に示すようになった。そして昨年10月には「美しい日本の憲法をつくる国民会議」を立ち上げた。
また昨年12月25日には7党(自民・民主・公明・維新・次世代・生活・新党改革)で改憲案の作業チ-ムを発足させた。
1月10日のBS朝日放送の番組で菅官房長官が「最初の国民投票は9条改憲ではなく、他党と国民の理解が得られる環境権の追加などで実施すべきだ」と発言。
同14日には安倍首相が関西テレビの番組で「憲法は占領下にあって日本人自らの手でつくったとは云い難い。新しい憲法を自らの手で書いていくべきだ」と発言。
2月4日には首相は船田元・自民党憲法改正推進本部長と会談し、「最初の憲法改正は来年の参議院選挙後になるだろう」と発言。
国民投票年齢を18歳以上にすることや、一票の格差是正のための9増9減案の作成など、憲法改正にむけての条件整備にも乗り出している。
総額96兆円余の2015年度予算案では、軍事費は4兆9800億円(5.2%)と過去最高。他に14年度補正予算で2110億円が積まれた。その一方で年金、医療費など社会保障費押し下げられた。
日米防衛協力の指針(ガイドライン)も見直して、自衛隊が地球の裏側でまで対米軍事協力が強めるようにしようとしている。

集団的自衛権の行使容認の法整備も進められている
安倍政権は連休明けの国会に、昨年7月1日の閣議決定による集団的自衛権の行使を具体化するための安保法制を提案することにして法案の具体化について与党協議に入ったが、これまでに政府側から出された案は集団的自衛権の行使を容認した昨年の閣議決定の範囲を超える内容になっている。

◇軍事的対応の現状と閣議決定並びに政府・自民党の考え方
 現  状 7・1閣議決定 政府・自民党の方針
集団的自衛権行使 憲法上禁止 新3要件で限定容認 経済要因も含め拡大
他国軍戦闘支援 「非戦闘地域」の非軍的支援を特措法で 「戦闘現場」以外で非軍事的支援 恒久法を制定し、支援拡大
武器使用緩和 自己又は隊員の「身を守る」範囲に限定 邦人救出・駆けつけ警護にも解禁 PKO法も改定
グレーゾーン事態 治安出動・海上警備活動 日本防衛の米軍活動を防護する法整備 米以外の他国軍防護も法整備・手続き簡素化


【集団的自衛権行使の3要件】
①わが国に対する武力攻撃が発生したこと、又はわが国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これによりわが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること
②これを排除し、わが国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないこと
③必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと
※しかし3要件にも「限定」(下線部分)をつけざるを得なかったのは、集団的自衛権行使に対する国民的懸念が強くこれを無視できなかったから

ISILの問題も9条改正に結びつけようとしている
安倍首相は12月のうちに湯川・後藤両氏の拘束を知っていながら1月に中東訪問に出掛け、17日にカイロで「ISILと闘う各国に総額で2億ドルの支援を約束する」と演説。人質身代金要求の動画が公開されたその日にエルサレムでイスラムの敵イスラエルの国旗の前で記者会見。ISILに「日本は敵」と言わせた。 2月1日に後藤さん殺害の動画が公開されると、安倍首相「罪を償わせる」と復讐を発信。 同3日の国会で次世代の党の和田正宗議員の「外国で拘束された日本人を救出できるよう憲法9条を改正すべきだ」という質問に対して「わが党はすでに憲法9条の改正案を示している。なぜ改正するかと云えば、国民の生命と財産を守る任務を全うするためだ。今後様々な事態にどう対応していくか、ISILが支配している(国家が支配していない)地域において警察権の行使として自衛隊も含めて邦人救出を可能にするための法改正を準備している」と答弁。

明確になってきた9条の役割、九条の会の役割
「殺し合いでは何にも変わらない」という憲法9条の原点を踏まえて、九条の会は軍事力による威嚇・殺戮の応酬から距離をとり、2005年に自民党が「新憲法草案」を発表したが、九条の会の活動がこれを実行させないできた。
世論調査で憲法改正に賛成は、04年(九条の会が結成された年)65%だった。それが05年には60%、06年55%、07年には46%と半数を割り、08年には42%で、改正反対が43%と逆転した。
そして最後に「この九条の会のパワーで、安倍政権の野望を打ち砕こう」と話を締めくくりました。


活動報告を行う加藤洪太郎事務局長:草の根からの反撃で改憲勢力を圧倒しよう
多彩な取り組みが広がったこの1年
次いでこの1年間のあいち九条の会としての活動と各地の九条の会の活動の経過が世話人会から報告されました。 昨年は九条の会結成の原点を振り返り、草の根からの活動を再確認した1年でした。 昨年5月に安倍首相が集団的自衛権の行使容認に向う政府の「基本方向」を示しましたが、7月1日に集団的自衛権の行使容認の閣議決定を行うと、あいち九条の会は代表世話人の連名で安倍内閣の憲法破壊を厳しく批判するアピールを発表し、安倍内閣の憲法破壊を厳しく批判するとともに、県民に日本国憲法9条による恒久平和をめざす連帯を呼びかけました。 昨年は2月に結成9周年の集い、8月に地域・職域・分野別学習交流集会、11月に「憲法九条を守ろう愛知県民のつどい」を行いました。これに合せて当日を全国の九条の会の講堂と呼応する愛知県下の一斉行動日とし、街頭宣伝など県下各地で多彩な行動がくまれました。 大江健三郎さんら「九条の会」が呼び掛けた10月の全国一斉行動にも参加し、各地・各職域の九条の会が街頭でのビラ撒きや駅頭でプラカードを掲げてのスタンディング行動、田んぼに並んで列車の乗客に向けてタペストリーや横断幕をひろげてアピールする、地域の各家庭に九条の会に入会を呼びかけるビラ入れを行って会員を増やすなど、工夫をこらした多彩な運動が繰り広げられました。 愛知県下には現在270の九条の会が作られています。

これから1年の活動
10周年のつどいでの森代表世話人の講演で明らかになったように、安倍政権の下で憲法破壊、とりわけ九条を否定する政治が進められようとしています。5月の連休明けの国会では集団的自衛権の行使のための「安保法制」法案が審議されようとしています。九条の会の草の根からの運動が改憲への動きを押し留めてきましたが、改憲勢力は九条の会の運動に“学んで”草の根からの反撃を策しています。改憲を標榜する「日本会議」が支部づくりに力を入れています。愛知では全国で5番目に多い12の支部が作られています。
私たち「九条の会」の強みは、参加の規模も、形態も問わない、大・中・小の網の目の学習を重視し、それぞれの会が自主的、創造的に草の根の活動に取り組んでいることです。いま進められている解釈改憲の本質を学習し、憲法をめぐる情勢の認識を共有する活動をいっそう重視し、取り組みましょうと世話人会から向こう1年間の活動を次の点に重点をおいて取り組むことが提案されました。
①3月15日に開催される「九条の会」の全国討論集会(午後1時20分から専修大学神田キャンパス301教室)への参加を呼びかけます。
5月3日を愛知県下の九条の会の一斉行動日とし、地域や駅頭などで宣伝行動に取り組むことを呼びかけます。
③あいち九条の会主催の第11回学習・交流集会を7月25日(土)に開催します(場所未定)。
④「憲法を守ろう2015愛知県民のつどい」を11月3日に名古屋市公会堂で開催します。
⑤「あいち九条の会結成11年のつどい」を来年2月20日(土)に開きます(場所未定)。
⑥「九条の会」が提起した請願署名「集団的自衛権行使は海外で戦争することいであり、平和憲法の破壊です。憲法をまもり、生かしてください」を取り組むことをよびかけます。
今年も草の根から「憲法九条を守れ」の運動を工夫をこらして幅広く繰り広げていきましょう。



2015年2月1日


2015年あいち九条の会は結成10周年を迎えます。
昨年末の解散・総選挙を受け、第3次安倍内閣が発足しました。
安倍首相は新内閣発足にあたり、憲法改正を「歴史的なチャレンジ」と評し、「努力する」と明言しました。
また、「イスラム国」邦人人質事件の対応をめぐっても、「切れ目のない安全保障法制を構築することで国民の命と幸せを守り抜く」と強調し、今通常国会で集団的自衛権の行使容認の閣議決定にもとづく安保法制成立(戦争立法)を急ぐ考えを表明しています。
安倍政権の改憲への暴走をくい止めるため、いま私たちに何が求められているのか、10周年という節目を迎えて「九条の会」の原点に立ち返り、みなさんと一緒に考える機会として、下記のとおり「結成10周年のつどい」を企画しました。
皆様、是非とも多くの皆様のご参加をお願いします。

【日 時】2月21日(土)13:30〜16:30
【場 所】名古屋市教育館 講堂
(地下鉄東山線「栄」駅下車3番出口から2分)
【内 容】(1)記念講演
森 英樹 名古屋大学名誉教授・あいち九条の会代表世話人
(2)これまでの活動とこれからの活動について
【入場料】無料
 
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<学習資料>


JCJ・東海 大西 五郎

2015年元日の新聞各紙の社説は今年が第二次世界大戦終結70周年にあたることから、日本が世界とどう向き合うべきかが論じられていました。
朝日・毎日・中日・日経は世界における歴史の流れに沿って周辺諸国とどう付き合うかを論じていますが、読売は世論調査では国民の多数が疑問を投げかけている集団的自衛権の行使推進など政権寄りの主張、産経は憲法改正を主張しています。
各紙の社説の中からポイントになると思った点を私なりに切り取ってみました。


【朝日新聞】グローバル時代の歴史 「自虐」や「自尊」を超えて
東アジアに垂れ込めた雲が晴れないのも、日本人や韓国人、中国人としての「自分」の歴史、ナショナル・ヒストリーから離れられないからだろう。日本だけの問題ではない。むしろ隣国 はもっとこだわりが強いようにさえ見える。
しかし、ヒトとヒトとの国境を超えた交流が急速に広がりつつあるグローバル時代にふさわしい歴史を考えようとすれば、歴史は国の数だけあっていい、という考えに同調はできない。 自国の歴史を相対化し、グローバル・ヒストリーとして過去を振り返る。難しい挑戦だ。だが、節目の年にどうやって実りをもたらすか、考えていく支えにしたい。

【毎日新聞】戦後70年 日本と東アジア 脱・序列思考のすすめ
対立を繰り返してきた欧州は欧州連合(EU)を通じて「平和の制度化」に成功した。単純には比べられないが、序列よりも並立という意識を定着させた過程には、東アジアも学ぶところがあるはずだ。
国の力とは多元的なものであり、力と強さだけが尺度ではない。どの国の歴史にも文化にもそれぞれに誇るべきものがある。序列思想の呪縛から解き放たれ、互いのナショナリズムを尊重しあう東アジアを展望していく。その新たな地平を切り開くことが、本当の意味での戦後レジームからの脱却だと考える。

【中日新聞】年のはじめに考える 戦後70年のルネサンス
戦後七十年です。先の大戦を米国から強いられた「太平洋戦争」ではなく戦前の公称の「大東亜戦争」と呼ぶべきだと主張したのは日本思想史研究の故松本健一氏でした。アジア開放の自衛戦争だったからというのではありません。太平洋戦争史観では「米国との戦争に敗れた」との認識になっても「中国との侵略戦争に敗れた」との意識が希薄になってしまうからだというのです。
再三の村山談話の見直し論や日本の歴史認識が問題視されるのは戦争の呼称が影響のせいかもしれません。
戦争での新聞の痛恨事は戦争を止めるどころか翼賛報道で戦争を煽り立てたことです。その反省に立っての新聞の戦後七十年でした。世におもねらず所信を貫いた言論人が少数でも存在 したことが支えです。
政治も経済も社会も人間のためのもの。私たちの新聞もまた国民の側に立ち、権力を監視する義務と「言わねばならぬこと」を主張する責務をもちます。その日々の営みが歴史の評価に 堪えるものでありたいと願っています。

【日経新聞】戦後70年の統治のかたちづくりを
米ソ冷戦が終わり、民主主義と自由主義経済によって世界はひとつになると期待された。その中心は米国で、世界は一極支配になるかにみられた。しかし経済のグローバル化がどんどん進み、米国の影響力が低下、中国が台頭して権力の移行がおこった。
中国をはじめとする挑戦者にどう向き合えばいいのだろうか。世界をうまく纏めていくための統治のかたちをいかにつくるかが焦点だ。グローバルなガバナンスの確立の問題でもある。既存の枠組みを破壊し新たなものを作るのではなく、法の支配の原則のもと国際世論を背景に今の秩序を維持し、それを強くしていくためにともに努力するよう引き入れていくしかない。
戦後70年の今年、とりわけ歴史問題への配慮が必要になる。発表を予定している首相談話は近隣諸国との関係に影響を及ぼすだけでなく、米国をはじめ世界も注視していることを知っておくべきだ。
戦争への反省をふまえ、平和国家としての70年の歩みをあらためて確認する必要がある。
視線は過去ではなく未来に向けられていなければならない。

【読売新聞】日本の活路を切り開く年に
ようやく見えてきたデフレからの出口を再び見失うことなく、日本を再浮上の確かな起動に乗せなければならない。今年はまさに正念場である。
昨年末の衆院選で圧倒的な信任を得た安倍政権はより強固になった基盤を生かし、経済再生を最優先に、社会保障、外交・安全保障など政策課題への取組みを一段と加速させる必要がある。安倍政権は昨年、集団的自衛権行使の限定容認を閣議決定した。今年はそれを受けた安全保障法制の整備を確実に進めなければならない。平時から有事まで、切れ目のない対応を可能にしておくことが、日本の安全に不可欠だ。

【産経新聞】覚悟と決意の成熟社会に 論説委員長 樫山幸夫
安倍晋三首相は、ことし、あらたな談話を発し、世界にどう貢献していくか、構想を示すという。その選択の幅は広いだろうが、キーワードは「自立」「自助」であるべきだ。
なぜ「自立」と「自助」か。国民の覚悟と決意と同義だからだ。これなくして難問の解決はできないにもかかわらず、今日の日本に欠けているようにみえる。依存心、甘えは国力劣化の原因である。
他者依存をさかのぼれば畢竟、日本国憲法に行き着く。
その前文は「われらの安全と生存」を「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」保持する決意を披瀝している。平和を乱し、不公正で信義なき振る舞いをする国など存在しないというのか。わが国の周りを見回しただけでも的外れであることがわかる。国の守りすら他者依存では自助の精神を育むことなど不可能だろう。
「自立と自助の国」をめざすには、憲法の改正こそが必要だ。



いま県内には270 をこえる九条の会があり、そのネットワークでもある「あいち九条の会」主催の「9条を守ろう愛知県民のつどい」が11月1日名古屋市中区金山の日本特殊陶業市民会館で行われました。
95歳の水田洋(名大名誉教授)さんの元気な開会の挨拶につづき、六柳庵やそさんの三味線。そして、「第二次安倍政権の壊憲暴走を止めるために」と題して小森陽一(東大大学院教授・九条の会事務局長)さんの講演が行われました。



元気に開会あいさつをする水田洋さん(あいち九条の会代表世話人)



「義人・八兵衛」の語りなど、
鬼気迫る熱演で参加者を魅了した六栁庵やそさん


小森陽一さんの講演「第二次安倍政権の壊憲暴走を止めるために(要旨)

≪安部内閣による集団的自衛権行使容認≫
いま9 条はきびしい状況です。第2次安倍内閣が閣議決定で集団的自衛権を容認しました。その要点は、「我が国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず、我が国と密接な関係にある他国に対する武力の攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされる明白な危険がある場合において、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないときに、必要最小限度の実力を行使することは、従来の政府見解の基本的な論理に基づく自衛のための措置として、憲法上許容されると考えるべきであると判断するに至った」。
これは憲法9条違反です。自衛権発動について、旧3要件は、①我が国に対する武力攻撃が発生したこと。②これを排除するために適当な手段がないこと。③その上で、実力行使の程度が必要最小限にとどまることでしたが、「新3要件」は、他国に対する武力攻撃があったときに、我が国が実力行使をするのですから、国民の怒りが広がっています。集団的自衛権の閣議決定について、反対の声は過半数(評価しない56%)ですし、日本の平和が維持できたのは、9条のお陰であるとの答えが70%をこえたのです。NHKはこの世論調査の結果を発表しなかったのです。

≪日米ガイドラインの見直しで既成事実化≫
日米防衛協力の指針の見直し、中間報告、そして、これに伴う法改正は来年に回して、米国との交渉を先にして、国際公約をつくり既成事実をつくるのです。それが、「日米防衛協力のための指針の見直しに関する中間報告」(2014.10.8)です。「日米の同盟や、抑止力の強化で、日米両国が国際の平和と安全に対してより広く寄与することを可能とする」と指摘しています。そして、閣議決定でも、日米の中間報告でも「切れ目のない」安全保障の協力を約束するのですが、それは、従来の自衛隊が、非戦闘地域のみへ派遣され、戦争になったら帰る方式です。これが切れ目なのです。したがって、切れ目なくつながること、切れ目をなくすることが安倍首相のねらいなのです。

≪自衛隊の変遷と憲法9条の役割≫
さて、ふりかってみますと、1950年が朝鮮戦争でした。この時に、国連が動きますが、米、英、中、仏、ソが常任理事国(第2次大戦の戦勝国)で拒否権を持っているのです。しかし、中国が1949 年に新しい中華人民共和国になっているのに、国連への参加を認めないことに抗議をして、ソ連が安全保障理事会をボイコットしている間に、国連軍として日本占領中の在日米軍(連合国軍)が朝鮮へ派兵されたのです。日本列島に占領軍がいなくなりますから、そこで、マッカーサー司令部の指示で1950 年8 月に警察予備隊が生まれたのです。そして、1951年9月にサンフランシスコ講和条約です。このときに旧安保が締結されました。朝鮮戦争の真最中です。沖縄の切り捨てや、日本列島の基地化はこの時です。1952 年保安隊、1954 年が自衛隊の誕生です。そして、1955 年に自由党と民主党が合併して自民党となり55 年体制です。自衛隊は、自衛のための最低限の実力であり、他国へは侵略しないという方針です。駆逐艦を護衛艦と呼んだりして、国会でも議論があったのですが、平和憲法が国家を縛ってきたのです。但し、自民党は自主憲法をと改憲を主張してきました。




≪自衛隊海外派兵への強圧≫
自衛隊の海外派遣が話題になるのは1990 年の湾岸戦争です。多国籍軍に自衛隊を出せないかという米国の要求です。当時は海部首相でしたが、内閣法制局は、自衛隊は領海外へは出せないとの見解を示し、海部内閣は1 兆数千億の金を出しました。この頃、日本の9条が世界各地で話題になりました。
そして、自衛隊は非戦闘地域しかいけない。武器を持って海外へは行けない。そこで、イラク戦争(2003 年)では、小泉首相が頑張ったのです。調べたらサマ-ワなら安全と、国会では「自衛隊がいくところは非戦闘地域」と苦しい答えをしたのですが、実際にはオランダ(軍)と交渉し協力を頼んだのです。こうして派遣のみで参戦しない日本は、9条の存在を世界に知らせて自衛隊員の命を守ったのです。
来年は戦後70 年です。改めて戦争責任が問われることでしょう。道徳を教科にして国のために命を投げ出すとか、武器を使うとか、国民の気がつかぬ間に憲法を改めよということになっては大変です。国民は安倍政権のもとで起こっていることを正確に知り、国の暴走を止めるために共同をすることが必要です。7月1日の集団的自衛権容認の閣議決定後、5日に9条の会は抗議文を出し、全国の9条の会へも呼びかけました。その最後の7行を紹介します。
【九条の会、全国の9条の会へ呼びかけ】
安倍内閣は今回の閣議決定を基礎に、自衛隊法、周辺事態法やPKO法など関連する法律の「改正」を行い、日米防衛協力のための指針(ガイドライイン)の再改定によって日本を「戦争する国」にしようとしています。今こそ、私たちは主権者として、集団的自衛権行使容認の閣議決定に対して、きっぱりと「NO」の意思を示し、「戦争する国づくりは許さない」との声を全国の草の根から上げる時です。全国すべての「九条の会」が、その先頭に立って、創意と工夫をこらした多様な行動に立ちあがることを呼びかけます。

≪世論の力を!≫
「九条の会」は、2004年、加藤周一らの呼び掛けによるのですが、発起人9人のアピールはマスコミの扱いも小さく、ノーベル賞作家の大江健三郎の名前だけでした。
そこで、発起人がみんなで全国へ講演に出たのです。その間にも、沖縄の新基地計画、教育基本法の改悪(2006年)、憲法改定の国民投票法の制定(2007 年)、自民党憲法「改正」案の発表(2012年)、日本版NSC(国家安全保障会議)、秘密保護法(2013年)などが強行されました。この動きに対し、9条の会は年々増え続けて、いまや全国に7500の会ができました。
アフガニスタンへ、給油活動だけではなく、自衛隊を派兵せよという米国の強い圧力に第1 次の安倍内閣が腹痛とかで辞任(2007 年)したのは、9条を支える世論の力でした。2008年には名古屋高裁で、航空自衛隊の米兵輸送(クウエートからバグダット)が憲法9条に違反するとの判決が確定しました(イラク自衛隊派兵差し止め訴訟)。 そして、平和的生存権を具体的なものとして認定したのです。これは歴史的な判決です。今世論は過半数以上が憲法9条を支持しています。
皆さん共にがんばりましょう。



小森さんの講演後、愛知県各地の九条の会の代表が登壇し、それぞれ創意をこらしたとりくみの報告がされました。


<注> 以上は「憲法9条を守る一宮市民の会」会報No.60の記事を一部編集のうえ転載させて頂いたものです。




 今年も「憲法九条を守ろう 愛知県民のつどい」を開催します。
例年は11月3日の憲法公布日に開催してきましたが、今年は会場確保の都合により11月1日の開催となります。開会時間や会場も例年とは変わっていますので、お間違えのないようお願いします。
<日 時> 2014年11月1日(土)18:00開場(18:30開演)
<会 場> 日本特殊陶業市民会館(旧:名古屋市民会館)
<入場料> 一般:1,000円、大学生・障がい者:500円、高校生以下無料

◆ 詳細は別掲のチラシを参照下さい
◆ チケットは下記店舗でお買い求め頂けます。
・チケットぴあ(Pコード 627-448)
・ローソン(Lコード 40659)
・セブンイレブン(7コード 033-205)

今回は九条の会事務局長で東京大学大学院教授の小森陽一さんを迎え、「第二次安倍政権の壊憲暴走を止めるために」とのテーマで講演して頂くほか、三味線の演奏で海外も含め幅広く活躍されている六栁庵やそさんにも出演して頂く予定です。
安部内閣による集団的自衛権行使容認の閣議決定は、国民不在の与党協議で日本を海外で戦争する国へ180度方向転換させようとする民主主義破壊の「壊憲クーデター」です。この暴挙に対して、九条の会(東京)は7月5日にアピールを発表し、請願署名や街頭宣伝など全国一斉の共同行動を呼びかけています。この呼びかけに応え、「あいち九条の会」としては「県民のつどい」当日の午後、会場近くの金山駅周辺で街頭アピール行動を計画しています。
また、愛知県下の各九条の会でもさまざな取り組みが予定されていますが(詳しくは当ホームページの「各地のイベント・行動予定」をご覧下さい)、今回の「県民のつどい」では、当日に各地の会で街頭行動に取り組んでいただき、幟やプラカードなどを掲げて会場に集合して頂くなど、街頭でのアピール行動と連動したとりくみとして成功させたいと考えていますので、ご協力頂きますようお願いします。





2014年8月25日




開会あいさつをする天野鎮雄さん(あいち九条の会代表世話人)


 8月2日、あいち九条の会は名古屋市内の東別院会館で第10回学習・交流会を開催しました。愛知県下の51(地域の九条の会43、職域・分野別の九条の会8)の九条の会から、105名が参加しました。



〜 講演:安倍非立憲内閣の「解釈クーデター」と九条の会運動 〜


講師の小林武さん(沖縄大学客員教授・あいち九条の会代表世話人)


◆ 閣議決定は憲法を転覆させる「解釈クーデタ」
 午前中は、「 安倍非立憲内閣の『解釈クーデタ』と九条の会運動 」と題して、小林武(沖縄大学客員教授・あいち九条の会代表世話人)さんの講演がありました。
 講演では、安倍政権の集団的自衛権の行使容認の閣議決定の特徴にふれ、制限として設けた3つの要件が充足されたか否かの判定は、政府が行うのであり、結局は首相の「総合判断」に係っていること。そして、判断の根拠にした情報は「特定秘密」とされ、国会の承認は、実際は常に事後となるであることが予想されると語り、この閣議決定に至る手法は、憲法を転覆させる「解釈クーデタ」であると批判しました。

◆ 既成事実を積みあげ、明文改憲を狙う
 そして安倍首相は、閣議決定のように9条の解釈改憲を強行した手法を今後も乱用し、既成事実を積み重ね、その先で明文の憲法の全面改正を狙っていることを語りました。
 国民は安倍内閣の個々の政策に賛成してはいないが、景気回復への期待から内閣を支持(NHK 7月14日:47%)している。閣議決定後の集団的自衛権の行使容認に反対する意見は国民の過半数をこえ、国会が主権者の意思を代表しえていない現状にあり、国民の手で安倍内閣の暴走をとめることを強調しました。

◆ 九条の会の原点と展望
 九条の会は、思想・信仰・政党支持を超えて、憲法9条を守る一点で集う、学習・交流を基本とした活動の場であり、結束の基準は9条を守る一点であることから、①自衛であれ戦力の保持は一切違憲であるとする人はもとより、②自衛隊の存在は必要で憲法上許されると考える人も、さらには、③その海外派遣も認められるが、武力行使をする派兵は認められないとする人、九条の会はこれら3層の人々より成っているとする、九条の会の原点を確認し、活動は常にこの原点をふまえて、全員一致を原則とし、「九条の会らしい内容・形態を追求する。それをとおして、憲法運動、さらに幅広く人々が団結する社会的・政治的運動の一翼を担うとその展望を語りました。
 こうした特質をもつがゆえに、九条の会は日本列島に燎原の火のごとく広がり、いま全国で7500に達したこと、まさに、私たち日本の民衆が21世紀初頭に遂に見出した組織であるとその存在意義を明らかにしました。

◆“戦争する国づくりは許さないの声を草の根からあげる”ために
 そして、憲法破壊クーデタの現況において九条の会運動が担うべき課題を語りました。 『九条の会』の7月5日付「よびかけ」は、“戦争する国づくりは許さない、の声を全国の草の根からあげる”“全国のすべての九条の会が、その先頭に立って創意と工夫をこらして多様な行動に立ちあがる”と訴えており、九条の会結成の原点に立ち、合意の十分な成熟を前提にした、重大な情勢に立ち向かう果敢な活動の呼びかけであるとしています。 草の根で「解釈クーデタ」を阻止することが課題であり、広く、憲法解釈変更による集団的 自衛権の行使容認に反対する、すなわち、立憲主義(立憲民主主義)を守れ、「安倍『非立憲』改憲」を許さない、の一点で団結し、この危機に声をあげようと語りました。

〜 昼休憩 〜


 昼食休憩のなかでは、上野地域九条の会がつくった合唱曲が披露され、戦争体験を語る姿を記録したDVDも放映しました。


上野地域九条の会合唱団のみなさん

〜 活動の交流:を受けつぐ想いを語る若者に拍手 〜


◆ 活動を受けつぐ想いを語る若者に拍手
 再開後はあいち九条の会より、11月1日の「県民のつどい」当日の一斉行動、10月の全国共同行動にあたっての取り組みが提案されました。この提案についての質問、意見をうけ、参加者全体で声を上げていくことの必要を確認しました。
 その後、各会の活動の交流に移りました。参加者の発言の一部を紹介します。
 日本福祉大学九条の会からは学生が発言し、戦争体験を聞く最後の世代として、平和の尊さ、それを守る決意、活動を受けつぐ想いを語り、会場は大きな拍手でつつまれました。 上野地域九条の会は、DVDに戦争体験を記録したり、合唱団を結成した活動が報告されました。


 有松・桶狭間九条の会からは、緑区内に20の九条の会があること、区内で連絡会をつくり、2か月に1回交流していることや、毎月駅頭で宣伝や署名をとりくみ、憲法学習会を開催していることなどが報告されました。
 昭和区九条の会は5つの方向性を(①国民投票で過半数を②保守層も含めた九条の会③呼びかけ人に昭和区在住の著名人を④年会費500円の徴収⑤年間行事をとおして、市民に九条をひろめる)を確認し、活動していること。美術展には1000人、平和のともしびウォークは500人が参加し、平和の集いには高校生も参加し、学生を対象にした宣伝を取り組んでいること、会員の倍加をはかろうとしています。また、「憲法九条にノーベル平和賞を」の署名は2400筆を集め、取り組みやすいと好評との報告がありました。
 つしま九条の会は、結成9周年のつどいを中日、地元ケーブルテレビが取り上げたこと、津島市と教育委員会の後援が途切れ、市と懇談をもち、憲法をまもるという九条の会の目的を伝えたところ、平和を守り、憲法をまもることは津島市も同じであり、「その考えは変わりない」、九条の会がどのような会かわかり、「意見交換をしたことはよかった」と語っていることの報告がありました。

◆ 人々の意識に変化 平和憲法を守れに共感のひろがり
 守山九条の会は7月5日に8周年の集いを開催し、カラーのチラシを12000枚配布し、これまでにない駅前での宣伝などを行い、若い女性が宣伝中に対話になり、その場で「集会に行く」と返答するという経験を語り、情勢が市民に変化を及ぼしている語り、学区単位の九条の会結成を追及し、7学区でできたことを報告しました。
ひしの九条の会では、集団的自衛権の問題をわかりやすく語ることに苦慮しているなかで、新聞にも取り上げられた元自衛官・土呂さんを招き講演を開くことや、呼びかけ人がとひしの九条の会のニュース配布への協力がひろがています。
 これらの発言の他には、会の活動が停滞したなかニュースを発行し、活動を再開していることや、網の目のように会をつくることをめざすていることなどがありました。

 学習・交流会は、情勢を学び、『九条の会』のよびかけをうけとめ、各会の活動を交流し、参加者が励まし、励まされる機会となりました。 



<学習資料>

広報委員会

共同通信社が8月2,3の両日に行なった全国世論調査で、集団的自衛権行使を容認する閣議決定について、「(政府は)国民に十分に説明していると思いますか」という質問に84.1%の人が「十分に説明しているとは思わない」と回答しました。「十分に説明していると思う」は12.7%しかありませんでした。
そして、集団的自衛権の行使容認には「反対」が60.2%でした。政府は7月1日に閣議決定をしましたが、共同通信社が7月1、2日に行なった調査では反対が54.4%でしたから、閣議決定の内容がわかるにつれて「反対」が増えたことがわかります。

◇集団的自衛権行使容認の閣議決定について
(国民に)十分に説明している 12.7% 
(国民に)十分に説明していない 84.1%
分からない・無回答 3.2%

◇集団的自衛権の行使容認に
賛成 31.3% (34.6%)
反対 60.2% (54.4%)
分からない・無回答 8.5% (11.0%)

※(   )は7月1、2日の調査

◆原発再稼働に反対が57.3%、消費税10%への引き上げ反対64.4%

 この他「原子力規制委員会が新しい規制基準に適合していると判断した原発を再稼働することの賛否を問う質問には、「賛成」は34.8%しかなく、「反対」が57.3%でした。
 消費税を来年10月から10%に引き上げることについては、「賛成」が32.9%、「反対」が64.4%でした。

◇新規制基準に適合した原発の再稼働について
賛成 賛成
反対 57.3%
分からない・無回答 7.9%

◇消費税を来年10月に現在の8%から10%に引き上げることについて
賛成 32.9%
反対 64.4%
分からない・無回答 2.7%


◆国民の望みに反する安倍首相の政権運営、政府は社会保障、景気や雇用に力を注げ

 今後、安倍内閣が最も優先して取り組むべき課題は何かを聞いたところ(10の選択肢から2問以内回答)、過半数の人が「年金や少子化対策などの社会保障」(50.3%)と「景気や雇用などの経済政策」(50.1%)を挙げました。3位が「財政再建」、4位「原発・エネルギー政策」、5位「震災復興」で、「集団的自衛権など安全保障や外交」は11.4%、安倍首相が力を入れている「憲法改正」は2.9%しかなく、安倍内閣の政権運営の方向が国民の要求とはズレていることも明らかになりました。

◇安倍内閣が最も優先して取り組むべき課題は何か
1 年金や少子化制作など社会保障50.3%6 集団的自衛権など安全保障や外交11.4%
2 景気や雇用など経済政策50.1%7 教育政策7.8%
3 財政再建21.0%8 地方再生 6.9%
4 原発・エネルギー政策17.6%9 環太平洋連携(TPP)交渉3.2%
5 震災復興13.9%10 憲法改正 2.9%

※「その他」や「分からない」「無回答」が2.5%ありました。



〜 中日、毎日は集団的自衛権影響、朝日は原発再稼働批判
読売は閣僚の失言やセクハラやじで逆風、産経は慢心への警告 〜

2014.7.14 
広報委員会 大西 五郎

滋賀県知事選挙は民主党を離党して立候補した前衆議院議員で、嘉田知事の後継者を名乗った三日月大造氏が自民党・公明党が推薦した元内閣官房参事官の小鑓隆史氏、共産党推薦の元教諭の坪田五久男氏を破って当選しました。この選挙では当初政権与党が推薦する小鑓氏が有利と見られていましたが、選挙戦後半の7月に入ってから形勢が逆転し、三日月氏が1万3千票余の差で当選しました。
三日月氏の勝因(小鑓氏の敗因)について、中日新聞と毎日新聞は集団的自衛権の行使決定が影響したと分析し、朝日新聞は原発再稼働の政府の方針に反発した。読売新聞は閣僚の失言やセクハラやじ問題が小鑓氏に逆風として作用した。日経新聞も集団的自衛権問題が逆風になったと分析し、原発再稼働にも影響するだろうと見ています。産経新聞は巨大与党に慢心はないか、敗北を厳しい警告と受け止めるべきだと言っていますが、集団的自衛権も影響したと首相が認めたことを伝えています。
以下各紙の論点を比較してみました。

【中日新聞】
滋賀知事選 自公敗れる 三日月氏が初当選 嘉田氏後継「卒原発」に支持
集団的自衛権も影響 解釈改憲「強引だった」自民幹部が分析
反原発の声広がる 再稼働審査 周辺自治体は警戒 関電のシナリオ影響も
有権者のメッセージ 昇秀樹・名城大教授 最近の国政の進め方について「もう少し 丁寧にしなさいよ」「おごりすぎないように」とも受け取れる。
民主有利といえず 森正・愛知学院大教授 安倍首相は高い支持率を背景に強いリーダーシップを発揮してきたが、陰りが見えてきたといえよう。一方民主は政党色を出さなかったため、これで党勢の反転とはいえない。
政権批判 湖国の風 三日月さんを後押し 「勝てない戦い」ひっくり返す 社説 強引政権は猛省せよ

【毎日新聞】
滋賀知事選自公敗れる 嘉田氏後継三日月氏初当選 「集団的自衛権」影響 国政の代理戦争 「1強」政権に冷水 福島、沖縄知事選に影響も 「民主隠し」奏効 出口調査 「原発」「自衛権」勝敗を左右 滋賀知事選 政権批判 追い風に 三日月さん「卒原発」に支持 社説 政権のおごりへの批判 【朝日新聞】滋賀知事に卒原発派 三日月氏 再稼働批判根強く 自公選挙協力に乱れ 敗北 政権に誤算 再稼働路線に冷や水 「総力戦」実結ばず 集団的自衛権、影響の見方 「閣議決定で雰囲気変わった」 出口調査 公明支持層、投票減る 後継の三日月氏支援に奔走 嘉田知事 勝利の原動力 社説 地元軽視の国策にノー(15日掲載)

【読売新聞】
滋賀知事選自公敗北 民主実質支援三日月氏接戦制す  民主反攻 政権に痛手 石破氏 重要地方選へ「反省、改善」 社説 与党の緊張感欠如も響いた

【日経新聞】
滋賀県知事に民主系三日月氏 与党系敗れる原発再稼働への影響焦点 集団的自衛権など逆風 国政にも影響か 滋賀知事選振り返る 与党、戦略練り直し 社説 滋賀知事選が示す政権の緩み(15日掲載)

(夕刊)
集団的自衛権、世論の批判影響 滋賀知事選敗北で首相 原発再稼働の方針変更ない 滋賀知事選で官房長官 経済再生、まず中小から 三日月・新滋賀知事が会見

【産経新聞】
滋賀知事選 自公系敗れる 「嘉田後継」三日月氏当選 「継承」アピール接戦制す 自公連携に不協和音 集団的自衛権 逆風か 集団的自衛権 首相「影響あった」 三日月氏「嘉田県政を発展」 知名度生かし勝利 小鑓氏中盤に「潮目」変わる 出口調査 「嘉田票」の6割 三日月氏に 社説 知事選自民敗北 慢心への警告と受け止めよ(名古屋版では15日に掲載)

※産経新聞が15日の紙面で、集団的自衛権の問題で朝日新聞を「朝日の偏向 際立つ」と批判しました。
「集団的自衛権の行使容認をめぐり安倍晋三首相が記者会見で力説した『邦人を輸送する米艦防護』について、朝日新聞は当初『米国は拒んだ』と報道、防衛省から真っ向から否定されると事実上の修正を行なった。それでも朝日は『米国は自国民を優先』などと、首相の力説を否定しようとなりふりかまわない報道姿勢を見せ、防衛省は「一面的な内容だ」(幹部)と批判する。」
という記事を15日(名古屋版)に掲載しました。
「朝日は、首相が挙げた事例を否定することで、集団的自衛権への反対機運を高めたかったようだ。しかし、朝日の報道に対し、防衛省は即座に否定、6月18日に抗議した。すると朝日は7月1日付朝刊で「防衛省は否定したが・・・米も『自国民優先』明記」との見出しの記事を掲載。本文では『米側は現在も日本など他国民の救出を確約しない方針を示している』と強調した。」というものです。
この問題ではJNNも報道特集で、「緊急の場合でも米国艦船が貴国民救出の業務を行なうと期待しないでほしい。米国は自国民の警護を最優先に行なう」という米国務長官、国防長官連名の各国宛て書類を示して、安倍首相の「米艦による邦人救護」が実際上は行なわれる可能性が低いこと、米軍の軍事上の作戦が優先されることを説明していました。



<学習資料>


2014.7.9 広報委員会

 JNNが今月5日から6日にかけて行なった世論調査で、集団的自衛権の閣議決定を「評価しない」が57%、「憲法改正」という手続きでなく「閣議決定」による憲法解釈の変更で集団的自衛権の行使を認めることに関しては53%の人が憲法改正が必要だったと答え、解釈変更だけでよいと答えた人は37%に留まりました。さらに、今回の閣議決定に至る自民・公明の与党協議について、8割以上の人が議論は十分ではなかったとしています。
 そして安倍内閣の支持率は、前の月より10ポイント下がり、52.4%と、第二次安倍内閣発足以来最低を記録しました。(安倍内閣の支持率は新聞など他の調査よりは高くなっていますが、JNNの調査としては過去最低です。)

◆安倍内閣を支持しますか
非常に支持できる8.1% (-2.7)
ある程度支持できる44.3% (-8.2)
あまり支持できない32.8% (+5.4)
まったく支持できない13.6% (+5.3)
わからない・無回答1.2% (+0.2)

◆どの政党を支持しますか
自民党 30.6% (-5.5)
民主党 5.4% (-0.8)
日本維新の会 1.4% (+0.3)
公明党 2.8% (±0 )
みんなの党 0.6% (+0.4)
日本共産党 3.5% (+1.0)
結いの党 0.0% (-0.3)
生活の党 0.2% (-0.1)
社民党 0.7% (±0 )
新党改革 0.0% (-0.2)
それ以外の政党 0.2% (-0.5)
支持する政党はない 53.9% (+5.5)
わからない・無回答 0.8% (±0 )

◆集団的自衛権に関する閣議決定を評価しますか
評価する 32%
評価しない 57%
わからない・無回答 10%

◆憲法改正ではなく解釈変更することにした手法は
憲法改正の必要はなく解釈変更だけでよい 37% (33%)
解釈変更でなく憲法改正が必要だった 53% (54%)
わからない・無回答 11% (13%)
※( )は6月の調査

◆中国は日本の安全を脅かしていますか
脅かしていると思う 81%
そうは思わない 14%
わからない・無回答 4%

◆集団的自衛権の行使を認めたことで抑止力は高まりましたか
抑止力が高まったと思う 34%
そうは思わない 56%
わからない・無回答 10%

◆集団的自衛権の議論は尽くされたと思いますか
十分議論された 12%
十分ではなかった 81%
わからない・無回答 7%

◆安保政策の転換をするにあたっては解散総選挙を行なうべきと考えますか
国民の信を問うべきだ 63%
そうは思わない 31%
わからない・無回答 6%

◆安倍政権の拉致問題への取り組みを評価しますか
評価する 70% (78%)
評価しない 22% (15%)
わからない・無回答 8% ( 7%)
※( )は6月の調査

◆(北朝鮮の)再調査で拉致問題は解決に向かうとおもいますか
解決に向かう(と思う) 30% (22%)
そうは思わない 59% (70%)
わからない・無回答 11% ( 9%)
※( )は6月の調査

(調査方法)
電話による聞き取り方式(FDD方式)
全国20歳以上の男女
有効回答数:1200
最大想定誤差 ±2.8%





 6月17日の第95回あいち九条の会世話人会に資料として提出された森英樹名古屋大学名誉教授 (当会代表世話人)作成の学習会用レジュメを掲載します。
集団的自衛権問題の学習資料としてご活用下さい。





 あいち九条の会は、5月30日、愛知県弁護士会館において安倍首相の憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認に向けた動きについて、「日本国憲法9条による恒久平和をめざす連帯をあらためて広く県民のみなさまによびかけます」とのアピールを発表し、記者会見を行いました(アピール全文はこちら)
 
 記者会見には、あいち九条の会代表世話人の水田洋、野間美喜子、見崎徳弘の3氏が出席しました。CBCテレビの報道番組「イッポウ」の取材班が訪れ、若い女性記者と戦争体験者である水田、野間両氏との間で活発な質疑応答があり、有意義な記者会見となりました。




<学習資料>


2014.5.26 広報委員会


 朝日新聞は5月24、25の両日、電話による全国世論調査を行い、結果を26日朝刊で発表しました。それによりますと、安倍政権が進めようとしている集団的自衛権の行使容認とそれに向けて憲法の解釈を変更しようとしていることに多くの国民が反対していることが分かりました。

[朝日新聞5月の世論調査の質問と回答から]

【質問】 これまで政府は憲法上、集団的自衛権は使うことはできないと解釈してきました。憲法の解釈を変えて、集団的自衛権を使えるようにすることに、賛成ですか。反対ですか。
【回答】 賛成 29% 反対 55%

【質問】 安倍首相は、国会の議論や国民の賛成を経て、憲法を改正するのではなく、内閣の判断で、政府の憲法解釈を変えて、集団的自衛権を使えるようにしようとしています。こうした安倍首相の進め方は適切だと思いますか。適切ではないと思いますか。
【回答】 適切だ 18% 適切でない 67%
※集団的自衛権の行使に賛成の人(29%)の中でも、解釈改憲という方法は適切でないと考えている人(29-18=11)が4割近く(11÷29→37.9%)いるということもわかりました。

【質問】 もし日本が集団的自衛権を使えるようになったら、抑止力が強まり、周辺国との紛争が起こりにくくなる、という意見があります。一方、周辺国との緊張が高まり、紛争が起こりやすくなる、という指摘もあります。あなたはどちらだと思いますか。
【回答】 紛争起こりにくくなる 23% 紛争が起こりやすくなる 50%

【質問】 もし日本が集団的自衛権を使えるようになったら、アメリカなど同盟国の戦争に日本が巻き込まれる可能性が高まると思いますか。そうは思いませんか。
【回答】 巻き込まれる可能性が高まる 75% そうは思わない 15%

【質問】 安倍首相は中国や韓国との関係改善に、積極的に取り組んでいると思いますか。そうは思いませんか。
【回答】 積極的に取り組んでいる 28% そうは思わない 55%

 なお、安倍内閣の支持率は49%でした。3月の調査では支持率は52%でした。



<学習資料>

広報委員会


 安倍首相の私的諮問機関の「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)が5月15日に集団的自衛権の行使を容認すべきだという報告書を首相に提出しました。

 報告書は「現憲法の下でも集団的自衛権の行使は認められている」として「公海での米艦の防護」「米国へ向かうかも知れない弾道ミサイルの迎撃」などに加えて「我が国の近隣で有事が発生した際の船舶の検査(臨検)」や「イラクのクエート侵攻のような国際秩序の維持に重大な影響を及ぼす武力攻撃が発生した際の国連の決定に基づく活動への参加など幾つかの事例を挙げて集団的自衛権を行使すべき」と提言しています(詳しくは16日の新聞各紙に載っています)。

安倍首相はその日の夕方に記者会見を行い、「与党内で協議を行なって行使に向けての結論を出す」(閣議決定を行なう)と表明しました。

 これを受けて毎日新聞と共同通信が17〜18日に全国世論調査を行ない、19日に結果を発表しました(共同通信の調査結果は中日新聞)。

 両方の調査結果とも集団的自衛権の行使には反対が賛成を上回りました。また、憲法改正を行なわずに内閣の解釈改憲によって集団的自衛権を行使できるようにする手続きについても反対が多数でした。毎日新聞の調査では、「集団的自衛権を行使した場合、他国の戦争に巻き込まれるという指摘があります。あなたはあると思いますか」という質問に「そう思う」が71%もありました。


毎日新聞世論調査の結果

賛成
(そう思う)
反対
(思わない)
集団的自衛権を行使できるようにする 39% 54%
憲法改正せずに解釈で集団的自衛権を行使できるように 37% 56%
他国の戦争に巻き込まれる恐れがある 71% 15%

共同通信の調査でも集団的自衛権反対が多数

 共同通信の調査でも、集団的自衛権については行使反対が是認を上回り、憲法改正ではなく、解釈改憲で行使を可能にするという手法にも過半数が反対でした。
私的諮問機関に過ぎない安保法制懇の報告を受けて安倍首相が直ちに法整備を与党に指示した手法にも半数近い人が「納得しない」と答えました。

共同通信世論調査の結果

賛成
(納得する)
反対
(納得せず)
分からない
集団的自衛権の行使に 39.0% 48.1% 12.9%
憲法改正でなく解釈改憲で行使に 34.5% 51.3% 14.2%
私的諮問機関の報告で直ちに法整備を指示した 35.6% 48.6% 15.8%

共同通信調査で内閣支持率5ポイント下がる
毎日新聞の調査でも支持率50%を割る


 共同通信の調査では安倍内閣への支持も聞きましたが、「支持する」は54.7%で、4月の調査に比べて5.1ポイント支持を減らしました。不支持は5.8ポイント増えて32.5%でした。
 毎日新聞の調査で内閣支持率は4月の調査と同じ49%と半数を割ったままでした。なお、4月の調査は3月の調査に比べ6ポイント下がっています。
 集団的自衛権の行使容認を急ぐ安倍首相に国民が危惧を抱きはじめた現われでしょう。


<学習資料>


2014.5.6 広報委員会

 日経新聞は憲法記念日を前にテレビ東京と共同で4月18〜20日に憲法についての全国世論調査を行い、5月3日に結果を発表しました。

それによりますと、「憲法はいまのままでよい(改正反対)」が44%、「改正すべきだ」が44%でした。
 日経新聞は2004年から毎年のように憲法についての世論調査を行ってきました。これまでの調査では毎回「憲法を改正すべきだ」が「現状維持(改正反対)」を上回ってきましたが、今回の調査では「改正反対」が昨年の調査より16ポイント増えて、過去最高の数値になりました。「改正賛成」は昨年は56%で過去最高でしたが、今回12ポイント減り、はじめて「改正に賛成」と「反対」が同数で並びました。

◆国民は「憲法の平和主義が大切」
 「現在のままでよい」と答えた人に理由を複数回答で聞くと、「平和主義が変質する恐れがある」が48%で最も多く、「よほどのことがない限り、憲法は改正すべきでない」が40%、「現在のままで特に問題はない」が28%でした。「憲法の平和主義を大切に」という人が多いことが分かります。

◆「9条改正」は改正派にとっても要求の中心ではない
 一方、「改正すべし」と答えた人にもその理由(複数回答)を聞きましたが、最も多かった理由は「二院制など国会のあり方を見直すべきだ」で54%。次いで「9条を見直すべきだ」が34%、「環境権などの新たな権利を加えるべきだ」の31%と続きました。安倍首相や自民党は「9条改正」を憲法改正の中心テーマにしていますが、一般の国民の間では「9条改正」は改正要求の主流ではないということです。

◆安倍首相の「改憲前のめり」を国民が心配か
 「憲法改正すべし」が昨年より低くなっていることについて日経新聞では「今国会では憲法改正の手続きを定める国民投票法改正案が成立する見通し。政府は夏に集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更を閣議決定する考え。回答の傾向の変化には、最近の一連の動きが影響した可能性がある。」と分析しています。日経新聞は遠まわしに言っていますが、要するに安倍政権の“改憲前のめり”の姿勢に国民が「このままいくと、戦争が近づくのではないか」という不安を感じ始めたということでしょう。
(了)


<学習資料>

広報委員会

 <学習資料>として、朝日新聞4月7日発表の世論調査と、共同通信が行った世論調査の結果(4月13日発表)を紹介しましうた。どちらの調査でも、憲法9条の改正や政府の解釈変更で集団的自衛権の行使に過半数の国民が反対していることをお伝えしましたが、中日新聞に中日新聞も憲法記念日を前に全国世論調査の結果を4月30日に発表しました。この調査でも国民は憲法9条の改正に反対していることが分かりました。

 中日新聞の調査によりますと、「憲法9条は変える方がいいと思いますか、変えない方がいいと思いますか」という質問に、「変える方がよい」は24.2%で、「変えない方がよい」が62.1%、「分からない」13.7%で、昨年の参議院選挙前の6月の調査に比べて改正賛成(変えた方がよい)は8.5ポイント減り、反対が4・5ポイント増え、3分の2近くの人が9条改正に反対していることが分かりました。

集団的自衛権=PKOと捉えている人も
 「集団的自衛権の行使」という言葉から、あなたがイメージする自衛隊の活動のレベルは次のうちどれですか」という選択肢を5つ示しての質問では、「公海上で米艦艇が攻撃を受けた場合、防御に当たる」が15.1%、「イラク戦争など海外で米軍が主導する戦争に参加する」が11.6%、「米国に向かうかも知れない弾道ミサイルを迎撃する」が6.2%でしたが,「戦闘地域以外で、米軍の兵員輸送や食料・燃料の供給など支援活動を行う」27.9%、「米軍などとともに国連の平和維持活動(PKO〉に参加する」26.9%と半数以上の人(54.1%)が「憲法解釈の見直しや改憲を伴わなくても既にイラク戦争などで自衛隊が実施した活動で集団的自衛権の行使に当たらない(中日新聞)行動をイメージしている」人も多いことがわかりました。

それでも解釈変更で行使には反対が50.4%  集団的自衛権をPKO活動のように受け取っている人が多いにも拘わらず、「安倍首相は憲法の解釈を変更して、集団的自衛権の行使を認めようとしています。あなたは、この考えに賛成ですか、反対ですか」の質問には「賛成」は33.6%しかなく、「反対」50.4%、「分からない」13,7%でした。
 「集団的自衛権の行使を認めた場合、日本の外交にどんな影響が出ますか」と6つの選択肢を示して聞いたところ、「日米同盟が強化され、安全保障上プラスになる」などプラスのイメージを抱く人が36.5%、「米国の主導する戦争に巻き込まれる」などマイナスのイメージを抱く人が52.4%、「分からない」11.0%でした。

安倍政権の世論無視に反撃を
 各報道機関の世論調査で、9条改憲や集団的自衛権の行使に国民の過半数が反対しています。それにも拘わらず安倍首相は「自分の考え」を押し通す構えです。連休明けには安保法制懇という首相の私的諮問機関が報告が出るのを待って実質改憲を進めようとしています。
しかし国民の過半数が9条改憲や集団的自衛権の行使に反対しているのです。首相の方針を受け容れている国会議員にも直接会って、改憲を思いとどまらせましょう。今です、力を出しましょう!



<学習資料>

安倍内閣の安全保障政策、エネルギー計画、消費税10%など
いずれも国民の過半数が反対を表明―共同通信の世論調査で

2014.4.13 広報委員会


 共同通信が 11、12両日に実施した全国電話世論調査によりますと、消費税増税後の日本経済の先行きに国民の3分の2が不安を感じていると回答しました。また、安倍政権が進めようとしている集団的自衛権の行使や武器の輸出(防衛装備移転三原則)などの安全保障政策にも過半数を超える人たちが反対していることも分かりました。(4月13日中日新聞)

消費税の10%への引き上げ反対57・8%

 共同通信の調査によりますと、消費税が8%に引き上げられた4月1日以降、消費を「控えていない」とした人は63・7%で、「控えている」の34・%を上回りました。ただ「増税後の日本経済の先行きに不安を感じている」との回答は「ある程度」を含め計 67・5%に上りました。
 また、来年10月に予定される消費税率10%への引き上げに賛成は36・2%、反対は57・8%でした。食料など生活必需品の税率を抑える軽減税率を導入する方がよいとの回答は81・0%に達しました。

集団的自衛権の行使には過半数が反対

 集団的自衛権の行使を容認するよう憲法解釈を変更することには52・1%が反対。賛成は38・0%しかありませんでした。
 武器輸出三原則に代わり、「武器」を「防衛装備」と言い換えて「防衛装備輸出三原則」で外国との武器の共同研究を認めたり、武器の輸出を推進することに反対が50・2%と、安部政権の安全保障政策は国民の意思に逆らって進められようとしていることが明らかになりました。

原発再稼動のエネルギー基本計画も「評価しない」が多数

 安倍内閣は11日に原発再稼動を進める方針を明記したエネルギー基本計画を策定しましたが、これを評価すると答えたのは39・0%で53・8%の人が「評価しない」と回答しました。
 他の世論調査でも「脱原発」を望む人が過半数を占めていますが、原発を「重要なベースロード電源」と規定し、将来も原発が必要とした計画が国民の世論を無視したものとして反対されているのです。

みんなの党渡辺氏の借入金説明に「納得しない」86・1%

 不明朗な借入金問題で党代表を辞任した渡辺喜美氏の8億円借り入れについての説明に「どちらかといえば」を含めて「納得できない」とする人が86・1%にものぼりました。
 猪瀬直樹前東京都知事が医療法人「徳洲会」グループから5千万円を受領した問題など「政治とカネ」の問題がクローズアップされていますが、法律による政治資金の規制強化が必要とした人は58・3%で、「どちらかといえば」を加えると83・1%に上りました。国民の眼は厳しいのです。



<学習資料>

集団的自衛権に否定的が56%から63%へ
この1年で軍事力強化に対する不安強まる

    
〜朝日新聞の世論調査から〜

2014.4.8 広報委員会

「憲法を変える必要がある」44%、「必要ない」50%だが・・・

 朝日新聞は、安倍政権が集団的自衛権の行使容認に向けた姿勢を強めるなか、憲法に関する有権者の意識を探るため世論調査を行い、4月7日の朝刊で結果を発表しました。

 「いまの憲法を変える必要があると思いますか」では、「変える必要はない」は50%でしたが、「変える必要がある」も44%ありました。しかし9条改正問題や集団的自衛権の行使、武器輸出問題など平和の問題では現憲法を高く評価し、改正に反対する意見が多かったのが特徴です。

今ニュースの焦点となっている集団的自衛権については、「行使できない立場を維持する」が63%で、「行使できるようにする」の29%を大きく上回りました。昨年の同時期の調査では「行使に反対」が56%でしたが、この1年間に「反対」が大きく増えました(昨年の調査では、「行使できるようにする」33%・2013年5月2日朝日新聞)。
「行使できるようにする」と答えた人に、「安倍首相は政府による解釈変更で行使容認に踏み切ろうとしているがどう思うか」を聞いたところ、「憲法の解釈を変えるだけでよい」が40%だったのに対し、「憲法を変えなければならない」が56%でした。内容を詳しく分析しますと、行使容認派でも「解釈変更」での行使には反対する人が多くいるのが特徴でした。回答者全体では、安倍首相の方針に賛同する人は12%しかありませんでした。

憲法9条改正反対64%

 憲法9条の条文を示した上、「憲法9条を変える方がよいと思いますか、変えない方がよいと思いますか」と聞いたところ、「変えない方がよい」が64%、「変えた方がよい」は29%でした。昨年の調査では「憲法9条の条文が多少現実と違っていても日本のとるべき姿勢として変えないでおく方がよい、という意見があります。その通りだと思いますか」という質問でしたが、「その通りだ」59%、「そうは思わない」35%でした。この項目でも改正反対の意見が増えていました。

96条改正でも反対が昨年より増えた

 憲法の改正手続きで、衆参両院でそれぞれ3分の2以上の議員の賛成が必要という96条を、衆参それぞれ過半数の議員の賛成で提案できるようにすることについては、「賛成」は29%(昨年は38%)、「反対」が75%(昨年は54%)でした。

武器の輸出拡大に反対77%

 「日本は武器の輸出を原則として禁じてきましたが、最近は認めるケースが増えています。武器輸出の拡大に賛成ですか、反対ですか」の質問には「賛成」は17%しかなく、「反対」が77%でした。昨年は「賛成」14%、「反対」71%で、「賛成」も少し増えましたが、「反対」はそれ以上に増え、国民がこの問題を自分の国の平和の問題として真剣に考え始めたことを示しているようです。
 「非核三原則を維持すべきだ」も82%ありました(昨年の調査では「維持すべきだ」が77%)。
日本が「戦争をする国」の方向に進もうとしているのを国民は危惧しているのです。

<主な質問と回答>
   そう思う
(昨年)
思わない
(昨年)
今憲法を変える必要はないと思いますか 50%
(37%)
44%
(54%)
集団的自衛権を行使できない立場を維持する 63%
(56%)
29%
(33%)
(集団的自衛権行使を容認する人に)
集団的自衛権の行使には憲法の改正が必要である
56%
(63%)
40%
(34%)
憲法9条は変えない方がよい 64%
(59%)
29%
(35%)
96条は「3分の2の賛成」を「過半数」には変えない方がよい 63%
(54%)
29%
(38%)
武器の輸出拡大をすべきではない 77%
(71%)
17%
(14%)
非核三原則は維持すべきだ 82%
(77%)
13%
(18%)
安倍内閣を支持しますか 52%
(66%)
39%
(24%)

質問、回答とも調査票の文章とは違っています。回答をそのまま記すと質問ごとに別の回答欄を設けなければならなくなるため、質問の表現を少し変え(内容は変更しないようにして)質問の趣旨に賛成か反対か(そう思う、思わない)で比較することにしました。
今年、昨年とも質問項目は多岐にわたっていますが、「平和の問題」を中心に調査結果を紹介しました。なお、今年の調査については4月7日の朝刊に、昨年の調査については昨年5月2日の   朝刊に、質問と回答の詳細が載っており、詳しい特集記事もついています。
安倍首相が進めようとしている政治の方向(平和の問題)には反対が多いのですが、安倍内閣の支持率はどの世論調査でも依然高いです。それでもこの朝日新聞の調査では、昨年の調査時よりは支持が減ってきています。



2014年 4月 14日


あいち九条の会 結成9周年のつどいのご報告


あいち九条の会



 「あいち九条の会結成9周年のつどい」は2月22日(土)午後、名古屋市博物館講堂で開催されました。会場はほぼ満席となる約150名の方の参加がありました。



 つどいは原世話人の司会で進められ、内河代表世話人のあいさつに続き、「第Ⅰ部」として川口 創弁護士による記念講演がありました。

 川口弁護士は、かつて自衛隊イラク派兵差止訴訟弁護団の事務局長を務められていました。その川口弁護士に「立憲主義の破壊に抗う」というタイトルで50分ほどの講演をしていただきました。

 講演は、冒頭、当日(2/22)の中日新聞記事-北岡伸一安保法制懇座長代理のインタビユー-の引用からはじまりました。


 北岡氏は、集団的自衛権の行使について「密接な国が攻撃を受けるなどの5条件を満たす場合」と「当該国から要請があった場合」などの条件も上げている。

 しかし、そんな条件は歯止めにならない。集団的自衛権行使が容認すれば無制限武力行使が可能になる。

 それは、自民党が用意している「国家安全保障基本法」の内容を検討すれば理解できる。安倍首相の狙いはここにあり、それは「国家安全保障基本法」を頂点に違憲の法体系を作るあげることにある。と法案の危険性を強調しました。

続いて、「国家安全保障基本法案」の概要を次のように紹介されました。


この法案は20年ほど前に当時の防衛庁が作成したものをベースに作られた。
当時の防衛庁案との大きな違いは、「国の責務としての安全保障上の配慮(3条2項)」の一つに「教育」が挙げられていることである。
第4条には国民の「責務」として「国の安全保障施策に協力し…」との規定がある。
 第8条3項には自衛隊は「必要に応じ公共の秩序維持に当たる」との文言がある。
 「軍隊が治安活動に出動できる」と記すだけで運動への委縮効果は大きい。
 その他には、第10条に集団的自衛権の範疇だけでなく、独自に自衛隊を海外に派遣できる可能性も含まれていること、また、第12条の防衛産業の育成条項は、武器輸出を原則認めている。


 これら「国家安全保障基本法」とそれを頂点にした法体系ができあがれば、憲法9条は亡きもの-懐憲の実現-となる!と警鐘を鳴らしました。

 続いて安倍内閣の強硬姿勢に一定の支持があることも見ておく必要があるとして「若者の右傾化」にも触れました。

 若者のキーワードは「効率」であり、トップダウンをむしろ望んでいる。民主主義を「非効率」ととらえてしまう考えとどう向き合っていくかが重要との指摘がありました。

 講演の最後は「今年は天王山ではないかと思う。安倍政権はまず 集団的自衛権の行使を認め、世論を推し量りつつ、自衛隊法、周辺事態法、国家安全保障基本法などを出すのだろう。だが、それは違憲の法律であり、大義は我々にある。憲法9条を盾に堂々とたたかおう。いざとなれば違憲訴訟で安倍政権を追い込むことも可能となる」と結びました。


講演後に質疑応答に移りました。



 ここでは会場から、憲法訴訟が政府へのどれだけの「圧力」となるか、ドイツの憲法裁判所の性格、現状の九条の会のまま講演で示された情勢に対応できるのか、との質問が出されました。

 また、活動のあり方や方法についても次のような意見が出されました。

 新聞の短歌欄をみると現状に危機感を抱いている高齢者が多いことが伺われる。このような人たちが参加できる運動をどう作るか。

 学習会の企画は準備が大変だが、DVDの上映なら準備も容易で、映像から受けるインパクトも大きい、そのような多種多様はDVDをライブラリーを作れないか。

 「9条を守る会」への名称変更を検討すべき次期ではないか。

 休憩を挟んで、「報告と提案」(Ⅱ部)に入りました。
 先ず山内代表世話人から憲法をめぐる現在の情勢と昨年の活動報告があり、続いて加藤事務局長から活動方針(案)の報告がありました。



 活動方針(案)は、理念、方針、計画の3つに別れています。自民党が改憲草案の対話集会を草の根から行なうという運動方針を決めたこと、また2016年の衆院選挙か、同時選挙に合わせて国民投票を行なうことも想定されるのでそれに対応できる運動や組織の増大を図ることが背景にあります。

 また、活動方針は①2015年末までに九条の会の会員を倍加する、②宣伝活動などの活動資金を蓄積し、宣伝カーを九条の会で持ち、連日宣伝するなどの9条を守るキャンペーンを強める、ことが柱となっています。



 その後の質疑討論では、

 地域の全住民(6000戸)に年数回チラシを入れている。意外な人が声をかけてくるなど、地域に浸透しつつあることを実感している。
 学習にはフィールドワークも大切、岐阜や小牧の自衛隊基地を見るなど、学習の輪を広げ、会員を増やすなどもぜひ検討してほしい。愛知県平和委員会に問い合わせれば良い「教材」が入手できると思う。
 自民党「対話集会」を凌駕する学習・宣伝と住民対話をという提起がされたが、そこが重要だと思う。あいち九条の会がリードしてチラシやリーフなど、もっと作成・配布できないか。




 など、様々な意見、提案が表明されました。




 これらを受け、集会の最後に加藤事務局長は次のようにまとめ、集会は終了しました。


 改憲派が狙う2016年の国民投票をやらせない平和の力をつくりだすことが大切、今回の提案は、その具体化である。
 外国の原発可否の国民投票の経験をみると、最後は「0・○○%」の差で勝負が決まっている。恐らく憲法改正の可否を問う国民投票の結果も同様と思われる。

 そのことを忘れずに運動をすすめて欲しい。



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2014年 1月 24日


あいち九条の会「結成9週年のつどい」開催のご案内


 2014年あいち九条の会は結成9周年をむかえます。

 この時期、安部政権は96条改正による憲法改正を断念した後、日本版NSC、続いて秘密保全法を成立させ、昨年末には靖国神社へ参拝しました。

 次は、「国家安全保障基本法」の成立を狙っていると言われています。

 このように憲法をないがしろにする諸法規の次々と制定させる動きは、事実上の改憲を狙っているものと断ぜざるを得ません。

 私たちは、もう一度、「九条の会」を生み出した時の思い、草の根からゆるぎない九条を守る世論と運動を広げる決意を新たにしたいと思います。

 そこで、下記要領で「設立9周年のつどい」を企画しました。

 目前の情勢にむきあい、憲法と九条を守るにはどうするのか、条文が残っても内実は改変されたという事態を許すのか、九条の会の役割、出来ることは何なのか、皆様といっしょに考えたいと思います。

 皆様、是非、ご参加下さい。

日 時 2月22日(土)13:30〜16:00
場 所 名古屋市博物館 講堂
地下鉄桜通線「桜山」駅下車4番出口から5分
博物館正面入り口を入り、左手の階段を下りた地下1階
内 容 (1)記念講演
「国家安全保障基本法は何を狙うか」(仮題)
川口創弁護士・イラク派兵差し止め訴訟弁護団事務局長
※川口さんは「世界」12月号にこの表題で論文を発表しています。
(2)これまでの活動とこれからの活動について
入場無料

                                        

2013年8月 31日


第9回学習・交流集会のご報告

去る8月10日、名古屋市公会堂において第9回学習・交流会を開催しました。

 今回の交流会は、事前に新聞で報道されたこともあって、記録的最高気温の中にもかかわらず100名を超える参加がありました。

 中には九条の会活動とは全く関わりはないが、新聞の記事をみて参加したという方もあり、「憲法『改正』の動き対して危機感を持つ方が少なくない」ということを実感する集会となりました。

 集会は➀本 秀紀教授の講演とそれに対する質疑応答、➁県内各地の各九条の会の活動経験の交流と意見交換の二本立てでした。

 集会は、山内代表世話人の司会で、水田代表世話人の開会挨拶から始まりました。



【講演】
 続いて本 秀紀名古屋大学教授による」講演に入りました(演題「参院選の結果を踏まえた憲法九条運動の課題」)。
 講演は、➀参院選の結果をどう見るか、➁三位一体の9条破壊、➂憲法九条擁護運動の課題という3つの柱で進められました。講演の主な内容は次のとおりです。



1) 先(2013年)の参院選の結果をどうみるか
 自民党の得票数を絶対得票率でみると、寄せられた支持は有権者の18・2% になる。また、選挙の争点は「ねじれの解消」となってしまった。  
 選挙結果は「ねじれが解消」したことになるのだが、果たして国民は改憲を望んだのだろうか。
 7月24日付の朝日新聞の世論調査では、力を入れて欲しい政策としてあげられたのは「景気・雇用」が35パーセントあり、改憲を望んだのは4パーセントであった。
2) 三位一体の九条破壊
「明文改憲」をめぐる動き
 自民党改憲草案にある「国防軍の創設」特に現行憲法にはない「軍事審判所」(軍法会議)の創設を目指していることに注目
 現行憲法は徹底した人権保障を規定するが、これに対し上記では死刑や懲役300年という刑罰が想定されており、憲法の精神とは相容れない。
9条が「人権保障の下支えをしている」ことを忘れてはならない。
「解釈改憲」の動向
 内閣法制局長官の異例の人事、これまでの法制局の憲法解釈を一気に転換するための布石か。
 「防衛計画大綱」の再改訂の中間報告で、アメリカ海兵隊のような役割を持つ部隊の創設、敵基地の攻撃能力の保有などが盛り込まれている。正に改憲の先取りである。
「立法改憲」-法律による憲法9条の事実上の破壊
 自民党の「国家安全保障基本法案(概要)」は、集団的自衛権行使を堂々と容認しようとしている。
 日本版NSC(国家安全保障会議)の設置計画に注意
 秘密保全法案が持つ問題点にも要警戒
3) 憲法9条運動の課題
 自民党「改憲対話集会」にどう対応するか。
 「麻生発言問題」の国会追求を国民世論がどれだけ支えるか、「そんな発言は許されない」という意識をどれだけ多くの国民が共有するかが問題。
【質疑応答】
 質疑応答は情勢を踏まえた重要な課題提起の場となりました。
 内閣法制局長官人事が狙うものは何か、これまで積み上げてきた内閣法制局の憲法解釈が大きく変わるのか。
 かつての小泉首相時代の「タウンミーティング」改憲版が始まった場合、どう対応するのか。
 改憲を明言している保守的な団体であっても、地方組織は必ずしも改憲で一致しているとは限らない。そのような組織とも対話する機会を探ることも重要
 自衛隊の基地強化にも注目すべきである。
 秘密保全法国会上程の動きにも注意、自衛隊の基地強化と併せてこれらは改憲の先取りとなる。

  


【交流会】
交流会では12の団体・個人からの発言がありました。
発言は、大きく分けて①戦争体験の継承、②憲法の学習運動、③宣伝活動、④市民集会の企画の4つに分けられます。
概要は、次のとおりです。
戦争体験の継承
 小学生の児童を対象に「太平洋戦争があったことを知っていますか」と質問したところ、半数が知らないという回答に少なくない会員がショックを受けた。
 80歳を超えて、益々自分の戦争体験を風化させずに後生に伝えたいという思いが強くなった。8月を迎えると特にそう思う。


 


憲法の学習
 会員宅で、少人数だが憲法の条文を1条づつ読み合わせをして、意見交換をする勉強会を始めた。この学習会が70回を迎える。小さな会ではあるが、自分たちが地域で憲法を守る「砦」となるとの自覚が芽生えてきた。
 自民党の憲法草案を徹底的に学習した。その結果、憲法99条の大切さが理解できた。時の総理大臣が憲法改正を叫ぶのは、重大な憲法違反である事がよく分かった。
 自民党改憲案を読むことで、現在が「緊急事態」であることがよく分かった。
 専門家を呼んだ学習会だけでなく、会員が講師となった学習会も企画した。質問しやすく、また、意見交換もし易い雰囲気作りが肝要だと思った。

 
宣伝活動
 不特定多数の人に影響をあたえる宣伝活動を、マスメディアのような「媒体」を持たない我々九条の会が行うことの専門的研究が必要ではないだろうか。
 ティッシュにチラシを入れて市内の鉄道駅頭で配布している。受取の反応は良い。来年3月までに20,000個の配布を目標としている。
また、この活動の中で若い世代に訴えることを目標に次の行動をおこなった。
 「伝統的」な宣伝カーによる街頭宣伝も重要、経験上、企画の前に宣伝カーによる宣伝は有効であると思われる。
 駅頭で高校生に積極的に話しかけながらティッシュを配布を続けた。そうしたら高校生が宣伝活動のなかを「96条云々」と話しながら通り過ぎるようになった。
 公園で子供を遊ばせている若いパパママを対象に市内全域の公園での配布を計画している。


 

市民集会の企画
 1,000人規模の市民集会を成功させた。改憲に危機感を持っている市民は我々が考える以上に多いと思う。
 「安部首相が唱える改憲には反対である」という方は、保守層にも多いのではないか。
そのような層を巻き込んだマスコミも注目するようなシンポを「あいち九条の会」で企画できないか。
 ティッシュにチラシを入れて市内の鉄道駅頭で配布している。受取の反応は良い。来年3月までに20,000個の配布を目標としている。
また、この活動の中で若い世代に訴えることを目標に次の行動をおこなった。
 戦争を知らない若い層に戦争があったことを街頭で訴えることも必要、そのような考えの下に毎年12月8日、ともしびウォークを企画・実行している。この数年は近隣の九条の会の協力を得られるようになり、少しづつ大きな企画に成長している。

 


【まとめと閉会挨拶】


 最後に加藤洪太郎事務局長から次のようにまとめと閉会の挨拶がありました。

 この1年内の選挙結果をみて、小選挙区制は「改憲への道」であったと改めて思う。そして現在は「孫を戦場に送るか否か」の時代に入った。
 そのうえで参加者の皆さんの発言を聞くと「九条の会」の活動は、新しい質と規模が求められる段階に入ったと感じる。
 その力が、麻生発言にみられる「改憲勢力が思わず本音を漏らしてしまう」事態を生み出したのだと思う。
 これは改憲勢力の弱さの表れでもある。
 改憲を許さないという国民世論をさらに高めるべく、引き続き運動を進めることを呼びかけて交流会を終わりました。


2013年8月2日
学習資料のご紹介


東海放送人九条の会のホームページ「もにみやぐら」に、同会の代表委員である大西五郎さんが独自に試算した先の参院選における各政党の得票率と議席占有率の一覧が掲載されました。

 これは、選挙後の憲法をめぐる動きを考えるうえで、有用な資料になると思います。

 そこで、上記一覧と解説文を作成者の了解を得て学習資料としてあいち九条の会のホームページに転載させていただくことにしまた。


広報委員会


2013年7月1日

県下各九条の会の皆様へ
 
          
あいち九条の会事務局

憲法をめぐる情勢をつかみ、交流し、「九条の会」の活動をひろげましょう

-第9回学習交流会のご案内-


 安倍内閣は憲法九条を焦点とした改憲にむけて、まず96条の改定を先行させようとしました。

 しかし、立憲主義にもとづく憲法のあり方そのものを危うくするとして、改憲を主張している学者たちからも猛反発をうけ、世論調査では過半数が反対するという事態を招きました。
 国民の意思が改憲の動きに歯止めをかけたものと思います。

 一方、安倍内閣は国家安全保障基本法など、解釈改憲の動きを進めており、参議院選挙の結果いかんに関わりなく、改憲の動きは止まることはありません。

 改憲の動きを止めるのは、国民の意思にかかっています。草の根からの九条の会の活動が、あらためてその力を発揮すべき情勢が現れています。

 今回の交流会では、参院選後の憲法をめぐる情勢について講演をうけ、草の根からの活動について交流を深めましょう。

 学習交流会を下記のように開催いたしますので、ぜひ、ご参加下さい。



日 時
8月10日(土)13:30〜16:00
※会場の都合により、13:10より受け付けを開始します。

場 所
名古屋市公会堂 4階 第7集会室
JRは中央線鶴舞駅下車、東側。名古屋市営地下鉄は、鶴舞線鶴舞駅下車し、駅に表示してある案内に従ってお越し下さい。

 次 第
①あいち九条の会からの提起と報告

ア. 情勢について
講演 「憲法九条運動の課題 …参院選の結果をふまえて」 本 秀紀
名古屋大学大学院法学研究科教授
あいち九条の会事務局次長 

イ. 「憲法九条を守ろう 2013県民のつどい」について
◇当日の取り組みについて
◇財政について

②各九条の会から、お互いの活動の報告と交流

③その他


 【皆様へ活動報告書提出のご依頼】

(1) 活動報告の目的と活用について

 この交流会のお知らせに合わせて、別紙の活動報告を寄せていただくことに御協力をお願いします。

 この活動報告は、当日の資料として返信いただいたものを、そのまま印刷し、交流会で全参加者に配布します。
 その前提で、記載をお願いします。
 当日、都合などにより欠席する会からもご報告いただければ幸いです。

 この目的は、参議院選挙後に改憲の動きが本格化することも想定し、より多くの県下の九条の会の動きをつかみ、ネットワークとしてのあいち九条の会の役割を果たし、改憲の動きに抗する活動に活かしたいと考えて取り組むものです。
 ご協力をお願いいたします。

 なお、当会では、今後、九条の会相互の情報交換、交流について、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の活用などを検討しています。

(2) 報告用紙への記入などについて

 記入にあたっては、別紙報告用紙のA4用紙1枚分に納まるようにお願いします。
 会の名称と連絡先を記入いただき、活動についてはご自由にお書きください。

   ただし、交流会当日の資料として配付する際には、送っていただきました報告をそのままの体裁で印刷し、配布することを予定しております。

 FAXや郵送での送付、またはメールでファイル形式で送っていただいても構いません。

 また、活動報告書は今後の活動にいかすため、報告をいただく期限を定めていません。

 交流会の開催前に届いたものは、交流会の資料として配付し、その後に届いたものも含め、全体を資料として活動に活かしていきたいと思います。


(3) 各会の発行物の取り扱いについて

 また、当日「会」発行のニュース、ビラ、チラシなど持参される方は、150部ご持参下さい。
 会場で配布します。

 なお、会場での配布は「九条の会」の発行物に限らせていただくことをあらかじめご了承願います。

以 上


【画像クリックで大きく表示されます】



2013年7月17日


 参院選中の7月13日、14日両日、全国紙による参院選の世論調査が行われ、朝日、毎日、中日の各紙で発表されました。

 その中には憲法改正をめぐる質問項目もありました。

 選挙後、憲法改正に関する動きを考えるうえで参考資料になると思いましたので、掲載させていただきました。

参院選を前に新聞社が一斉に世論調査

 参議院選挙を目前に控えて新聞各社が有権者の動向を知るための世論調査を行って、7月1日と2日にその結果を発表しました。調査結果の主な点を紹介します。





愛知の九条の会の活動を毎日新聞が紹介

2013年7月2日


 6月17日と19日の2回にわたり毎日新聞が愛知県下の「九条の会」の活動を紙面で紹介してくれました。

 毎日新聞の記者の方から「愛知の九条の会の運動の様子を知りたい」と取材依頼があり、広報委員会は、最近の各「九条の会」の活動を次のように紹介しました。

 1) 結成直後は活発に活動したが、その後「休眠状態」になってしまった。しかし、最近になって、改憲派の動きが活発になるに併せ、活動を再開したところがある。

 2) 「憲法を読む会」「憲法を語る会」「憲法講演会」など、憲法をもう一度勉強し直したうえで、改憲派に立ち向かおうとしているところがある。

 3) 単に講演だけではなく、文化行事と組み合わせたりして、楽しい集まりにして参加者を増やそうとしているところがある。

 4) 近くのいくつかの九条の会と合同で集会を行うと、参加者が多くなり、参加した人が励まされた例がある(「九条の会連絡会」で主催する講演会や連続憲法講座の開催など)。

 5) 最近は市町村やその教育委員会が九条の会の催しを後援するケースが増えている。
   しかし、一方では、「九条の会は特定の政冶団体だから施設を使わせることはできない」などと“敵視”する自治体もある(コミセンの使用を拒否した名古屋市内の例など)。

 これらは次のような記事となりました。

 一つは、「『高支持率』のウラで―検証・安倍政権」という連載企画の中で、大坪九条の会の地下鉄植田駅前のスタンディングと事務局長の服部平和さんの名前にちなむ平和への想いの紹介がありました。

 もう一つは「改憲に危機感」ということで、平針九条の会を新しく起ち上げた話、知多半島九条の会連絡会の一年をとおしての憲法連続講座の話、あいち女性九条の会の首相宛ハガキ運動の話も紹介がありました。

 マスコミに対する積極的なアプロ-チの必要性が改めて明らかになりました。広報委員会は担当記者に各会の活動の情報を続けて送るようにしています。

 各会の皆様には、これまで以上に活動予定や結果を事務局に送っていただけますよう、改めてお願い申し上げます。



2013年6月6日

 この度、愛知県内の各大学で「九条の会」活動をされている大学人の皆さんが、この度、「『憲法破壊』に反対する」緊急アピール」を発表されました。

 皆様に是非お読みいただきたいと考え、学習資料として紹介します。
 全文は、上記太字の部分をクリックして下さい。ダウンロードできるようになっています。



新しい学習資料のご紹介

      〜名古屋大学九条の会から生まれた熊さん八っあんの
憲法談議が評判に〜

2013年5月21日

 名古屋大学の教職員や学生で組織する名古屋大学九条の会はこれまで憲法情勢や時々の話題についての講演会や、学生の発案による原発問題シンポジウム、名大祭での「ミニ平和資料館」、法学部愛敬敬二教授による「総選挙後の改憲動向と自民党『日本国憲法改正法案』」(13年1月)などのランチタイム学習会などの活動を行なってきました。


 先の総選挙後、改憲を標榜する安倍政権の誕生と改憲勢力の活発化、96条改正の動きに危機感をもって、改めて「九条の会」を作り直すつもりで「改憲待った」の運動を強めていこうと確認しています。


 そうした中で、会員である椿淳一郎名古屋大学名誉教授(工学研究科)が美濃寅のペンネームで発表された「熊八談議」という読み物が会員ので評判になり、多くの会員に読まれたり、名古屋大学の外にも読者が広がっています。


 「熊八談議」は、熊さんと八っあんが落語もどきにややトンチンカンな談議をし、それに近所のご隠居さんが解説をするという形で今の経済情勢や政冶情勢について解説しています。


 最初に「アベノミクスで大貧困時代」と「開いた地獄の扉―憲法が危い―」の2編が発表されましたが、本物の落語の話かと思えるような軽妙なやりとりが評判になり、さらに「改憲がいよいよ参院選の公約に」が追加されました。


 各地の九条の会の学習においても役立ち資料と思いますので、転載させていただきます。

 熊八談義の全文を紹介します。太字の「熊八談義」のところをクリックして下さい。ダウンロードできます。

   なお椿先生は転載自由とおっしゃっています。



あいち九条の会結成8周年のつどいのご報告
主な活動について

2013年5月16日

 去る2月23日、名古屋市教育館において「結成8周年のつどい」を開催しました。
 今回は、現在の改憲動向に応えるべく、内容を一変しました。午前中は記念講演とし、午後は「昨年の活動報告と今年の活動予定」とそれに基づく分散会、さらに全体会に移り各分散会の報告をし、まとめを行って終了する。といったこれまでの午後だけの企画からほぼ一日を利用する企画としました。
 県内の各九(9)条の会から200名近い方の参加がありました。
 以下に8周年のつどい(以後「つどい」と略します)の概要をお知らせします。


 つどいは原夏子世話人の司会により、内河恵一代表世話人の挨拶から始まりました。
 内河世話人は、「改憲が実現するかも知れない」という情勢の中で、「再び取り返すことの出来ない事態をもたらさないよう」皆さんとともに頑張りたい。と挨拶をしました。

【記念講演】
 続いて愛敬浩二名古屋大学教授による「総選挙後の改憲動向と私たちの課題」と題された記念講演がありました。
 講演は次の5項目が中心でした。


【1】 2012年総選挙の結果について
 新聞による候補者へのアンケートでは、1)集団的自衛権の見直しにつき、賛成が78%、憲法9条の改正については、賛成が72%を示していた。その一方で、新聞には小選挙区制度は革新系野党の壊滅という「政治改革の目的」を達成した反面、議席獲得の振幅が大きく政治家が育たない状況を作り出してしまった。との現状を憂える論調も出ている。

【2】現在の「改憲問題」のねらい
 1) 9条「改正」
・自衛隊の海外での軍事行動を可能とすること
 2)「新自由主義構造改革」のための改憲
・社会権を弱体化する。
・内閣機能を強化し、参議院の権限を縮小して迅速な政策遂行を目指す。
・地方自治の本旨の改変-「地方の自己責任」による切り捨ての容認
 3)「壊憲」の目指すもの
・解釈改憲、明文改憲を通じて現行憲法の条文や理念が想定する国家・社会とは全く違う国家・社会を目指す。

【3】 自民党の改憲草案の検討
 1) 政治的意味
・サンフランシスコ講和条約発効日(1952.04.28-主権を回復した日)に併せて草案を発表したこと。
・野党として政権党(民主党)との違いを強調したことが、却って、自民党の本音を際だたせた。
 2) 草案の内容
・全文の全面改訂、天皇の元首化、「国防軍の創設郡」、人権保障の弱体化、統治機構(大幅な手直しはないが…)etc 問題点は数多くある。
・特に重要なのは、「国民の憲法尊重義務」や「憲法擁護義務者から天皇や摂政を外し」、改憲要件を緩和した「最高法規」の章の改変である。立憲主義(国民の権利・自由を守るため憲法によって国家権力に制限をすること)を形骸化させることは深刻

【4】 安部政権の改憲戦略
 1) 改憲要件(96条)の緩和を明言(明文改憲)しつつ、集団的自衛権の行使を容認(解釈改憲)しようとする。
  総選挙後の国会議席では、改憲に有利な立場に立っているにもかかわらず、あえて現状では積極的な改憲発言をしないのは、参院選後を見据えたもの。
 2) 明文改憲の危険が最も高かった04年〜06年、このときは九条の会などの憲法擁護派の動きが国民世論に影響力を与えることで歯止めとなった。今回はどうなるか。
【5】 課題
 1) 9条擁護の「裾野」を広げる。
・現在の「安部改憲」批判の文脈に「9条擁護」を基礎付ける。
・平和的生存権の再定位
 2)「格差社会」是正とは憲法問題としてどう考えるか。
 3) 同じく「福島原発問題」沖縄「普天間基地問題」を憲法問題としてどう考えるか。

 講演の後、愛敬先生は参加者からの質問に答え、その後、午前の日程を終えました。

【報告と提案】
午後は、世話人からの基調報告から始まりました。
見崎徳弘代表世話人が「昨年の活動報告と今年の活動予定」について報告を行いました。報告内容は、上記太字の部分をクリックして下さい。報告文を掲載しました。
 なお、今年の活動予定につき、日程が決まっている企画については報告文の繰り返しとなりますが、次に掲載します。
 1) 8月10日
   県内各九(9)条の会の交流会、会場・時間は未定
 2) 11月3日
「県民の集い」 名古屋市公会堂
 3) 2月22日(2014年)
「設立9周年のつどい」、会場・時間は未定

【分散会】
続いて分散会に写りました。
 分散会は3つの会場に別れ、記念講演や基調報告に基づき意見交換が行われました。各分散会で出された特徴的な意見を以下に記します。

【第1分散会】
・地域住民の過半数の方に「いかに9条を守る側に立っていただくか」を目標に非常に気を遣いながら活動をしている。
・自民党の改憲草案のきちんとした学習が大事、あいち九条の会は勉強の題材となる資料をどんどん出して欲しい。
・原発、沖縄、在日の方の問題に九条の会は非常に禁欲的ではないか、もう少し枠を広げる 必要があるのではないか。



【第2分散会】
・地域会の企画に複数の女子高生の参加を得たり、大学生に出演してもらったなど、若い人が参加できるような工夫に苦労している。
・地域のチラシ配布では、若い層の受取が良くなる傾向が現れている。改憲情勢の反映と活動を続けたことの結果だと思う。
・出来るだけ多くの会員に参加してもらえるよう音楽などの楽しい催しを企画することも大事ではないか。



【第3分散会】
・「9条の改正は認めることは出来ない。しかし、護憲運動は政治活動だから距離を置きたい 」という意見の方が、「九条の会」活動に参加できるようにするためには「九条の会」の側はどんな努力をしなければならないか。
・「国家安全保障基本法」が国会で成立した場合、これは「違憲の法律」であるとして訴訟で争う途はないだろうか?
・多くの方が企画に参加するようになるためには、企画の工夫もさることながら定期的なニュースを発行し、その内容が会の内外で話題になるような雰囲気作りも必要
・あいち九条の会へ5つの要望がありました。
 1) 公教育の場で憲法教育がどうなっているのかにつき、現場の教師からの状況報告を受ける企画を検討して欲しい。
 2) 改憲に不安を持っている保守層の政治家を招いたシンポを検討して欲しい。
 3) 新聞への意見広告を検討して欲しい。
 4) 参院選で改憲反対で候補者を統一することは出来ないだろうか。
 5) 宣伝カーを持つことを検討して欲しい。


【まとめ】
分散会後に全体会となり、各分散会場での意見交換が報告されました。
 まとめは加藤洪太郎事務局長よりおこなわれました。「県内各地の九(9)条の会の多様な実践とその拡がりに確信を持つこと」そして次にこれらの実践経験を「社会を動かせる力にしていく」ことが重要だと「まとめ」をしました。


最後に天野鎮雄代表世話人から閉会の挨拶がありました。
天野代表世話人は「9条と日常生活は深い関わりがある」ことを確信できた実りある集いであったと感想を述べ、そういう機会設けてくれた参加者の皆さんへお礼と慰労の言葉を述べて集会を締めくくりました。




2013年4月23日

自由民主党憲法改正草案学習のための資料のご紹介


 この地方の放送関係者で作る東海放送人九条の会が去る4月7日に自民党の改憲草案を分析し、問題点をとりあげる学習会を行ないました。

 その学習会で使われた①レジメ②現憲法と自民党改正草案との対比表の二つは学習資料として参考になると思います。

 そこで、作成者の了解を得て、資料を公開することにしました。

 資料は、太文字のところをクリックするとダウンロードできます。


2013年4月1日

自衛隊のイラク派兵違憲判決から5年
        〜改憲の動きが強まるもと、判決をいかすためのつどいのご案内〜


 2003年のイラク戦争開戦から10年がたちました。

 アメリカは、イラクのフセイン政権が大量破壊兵器を保有し、国際的なテロ組織アルカイダとつながっているという偽りにもとづき、イラクに侵攻しました。

 そして、多くの市民、子供たちが命を落としました。イラクは宗派対立が激化し、自爆テロが絶えない混沌とした状況が今も続いています。

 当時の小泉首相は、アメリカのイラク侵攻を無批判に追認し、自衛隊を戦地に派遣し、兵員輸送などの後方支援につかせました。

これに対して、自衛隊のイラク派兵は憲法に反するとして、市民が原告となり訴訟が起きました。

 2008年4月17日、名古屋高裁は「(イラクでの)航空自衛隊の空輸活動は憲法9条1項、イラク特措法に違反する」と判断しました。
 そして、その年に自衛隊はイラクから完全撤退しました。

 いままた安倍政権が発足し、改憲を真正面にかかげ動いています。憲法をめぐる情勢は緊迫しており、憲法は制定後最大の危機を迎えています。

 この4月、このイラク派兵違憲判決から5年となることから、あらためて自衛隊イラク派兵差止訴訟をふりかえり、今日の憲法をめぐる情勢をふまえ、この判決をいかすためにはどうしたらよいか、考えるという集まりが催されます。

 憲法9条が、自衛隊の海外派兵に歯止めをかけた判決の今日的な意義について、学び、それを活かすことを考える貴重な機会として、下記のようにご案内をいたします。

日 時 2013年4月20日(土) 13:30〜
場 所 名古屋市博物館 地下ホール
名古屋駅から地下鉄桜通線「桜山」駅下車、4番出口徒歩5分
会場は博物館正面入り口を入りすぐの左側階段を降りたところです
参加費 資料代500円
ゲスト 半田 滋氏   東京新聞論説委員 山田 朗氏
明治大学教授・イラク訴訟証人 内藤 功氏
弁護士・イラク訴訟全国弁護団顧問
主 催 自衛隊イラク派兵差止訴訟全国弁護団連絡会
協 力 イラク派兵差止訴訟元原告
連絡先 名古屋第一法律事務所(052-211-2236)担当:川口・安田



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9条改正には過半数が「反対」。賛成は30%台。
集団的自衛権行使「賛成」は自民党支持者でも半数以下


   〜総選挙直後の新聞の世論調査から〜


 国民は「憲法改正」よりも「景気や雇用」など経済の建て直しや「社会保障対策」を望んでいる!

 安倍内閣誕生直後の12月28日に新聞全国紙5紙が、国民が安倍内閣の誕生をどう見るか、安倍内閣に何を期待するかなどの世論調査を行いました。

 そのうち、朝日新聞と毎日新聞は自民党が総選挙の公約に掲げた憲法改正問題についても質問しました。

 毎日新聞の調査では、「自民党は『国防軍の保持』を明記するため、憲法9条を改正するよう主張しています。

 あなたは9条改正に賛成ですか、反対ですか」という質問を行いましたが、改正に「賛成」と答えた人は36%しかなく、「反対」が52%を占めました。

 これを支持政党別に見てみますと、自民党支持者では「賛成」が56%でしたが、自民党と連立政権を組む公明党支持者では9%、無党派層では24%でした。

 さらに「集団的自衛権が行使できるように憲法解釈を変更する」ことに対しては、「賛成」は24%しかなく、「反対」が52%、「よくわからない」が31%でした。
 なお、集団的自衛権の行使について自民党支持者でも「賛成」は44%と半数を下回っていました。

 また、朝日新聞の調査でも「自民党は憲法9条を改正して、自衛隊を国防軍にすることを主張しています。このことに賛成ですか、反対ですか」という質問に、「賛成」は32%しかなく、「反対」が53%でした。

 また、「憲法改正には、衆議院と参議院でそれぞれ3分の2以上が賛成して提案することが必要です。安倍首相は、憲法を変えやすくするために、この条件を緩めることを主張しています。

 「憲法改正の条件を緩めることに賛成ですか、反対ですか」の質問には、「賛成」が41%だったのに対して「反対」はそれを上回る43%でした。

 各紙の世論調査では「安倍内閣が取り組んでほしい課題」なども調査していますが、要望の最上位は各紙共通で「景気対策」でした。

 読売新聞の調査では93%、朝日48%、日経53%、産経40%でした。「社会保障」も大きな関心を集め、読売74%、日経47%、朝日20%、産経12.5%。

 「震災復興」も読売93%、日経34%でした。択一式と複数の回答形式によって数値が違ってきますが、同じ社の調査での順位が要求の強さを表わしていると見てよいでしょう。

 景気対策や社会保障に比べて憲法改正は、朝日3%、読売36%、(TPP参加の34%に次ぐ下位2番目)で、安倍氏と国民との間には深い亀裂があることが分かりました。

 この資料は、あいち九条の会世話人で、東海放送人九条の会代表委員でもある大西五郎さん が東海放送人九条の会で発表したものを転載させてもらいました。


2013年1月
あいち九条の会「結成8週年のつどい」開催のご案内

 あいち九条の会はあらゆる立場の違いをこえて憲法九条の改定に反対し、憲法を守るという一点で手をつなごうと結成し、今年で結成8周年を迎えます。

 昨年末の総選挙の結果、改憲を主張する自民党と日本維新の会をあわせると348議席となり、衆議院で3分の2を超えました。

 安倍自民党総裁はまず96条を改定し、改憲のハードルを下げ、9条の改悪をはかろうとしています。

 96条改定では公明党からみんなの党など、多くの政党・議員が一致する状況が生まれています。

 しかし、自民党は比例区・小選挙区のいずれも前回選挙よりも得票を減らしており、小選挙区制がもたらす結果として、圧倒的多数の議席を得ることができました。

 それは、自民党が支持を増やしたのではなく、民主党への嫌悪、そして多数の政党が乱立するなかで、政党や議員の選択に迷いが広がって、投票率が下がるなかで現れた現象であることを様々な投票行動の分析は示しています。

 私たちは、このような情勢のもとで、もう一度、九条の会を生み出した時の思い、原点に立ち返って、草の根からゆるぎない九条を守る世論と運動を強め、広げなければと決意を新たにしたいと思います。

 さて、昨年9月16日の東海ブロック交流会、そして11月3日の「県民のつどい」では、皆様の御協力により成功することができました。

 また、これらの機会に皆様からいただいたアンケートをみますと九条の会の活動を互いに知りたい、情勢認識をより深めたい等のご要望が多くありました。

 そこで、今年の結成8周年のつどいでは、分散会をもうけることにしました。
 この新しい試みにふるってご参加下さいますようご案内いたします。


◆日 時 :2月23日 (土) 10:00〜16:00
◆場 所 :名古屋市 名古屋市教育館・講堂
地下鉄東山線「栄」駅下車3番出口出て2分
会場までの地図は、同封のチラシを参照ください
◆内 容 (1) 記念講演
「(仮)改憲情勢と九条運動の課題」
愛敬 浩二 名古屋大学教授
(2) これまでの活動とこれからの活動について
(3) 分散会による討論と交流
◆入場無料

        
以 上

↓クリックで大きく表示されます↓





九条の会東海ブロック交流会の参加申込方法の追加のお知らせ


 参加申込方法に次の方式を加えました。
 当ホームページの左バナーを参照して下さい。上部に「東海ブロック交流会参加申込」と書かれてある部分があります。
 ここをクリックしていただくと申込みフォームが出てきます。この中に必要事項をご記入のうえ、「送信」ボタンをクリックして下さい。
 必要な情報が事務局宛に送信されます。
 この方式もご利用下さい。





九条の会東海ブロック交流集会(9月16日)が近づきました。


<東海地方の各「九条の会」が一堂に会するのは最初の試み>

 既報のように愛知・岐阜・三重・静岡の東海地方四つの県で活躍している九条の会が一堂に会して経験を交流し合い、運動の発展を議論しあう「九条の会東海ブロック交流集会」が9月16日(日)に名古屋市中区の東別院会館で開催します。
 交流会は午前10時開会、午後4時30分まで一日を通して行います。


<新しい企画>

 今回の企画は、午前中の全体会で講演を予定されている渡辺 治(一ツ橋大学名誉教授)さんが、午後も引き続き分科会(第1分科会「改憲をめぐる情勢をつかむ」)に出席して討論に参加します。
 また、第4分科会(特別分科会)は「若者と憲法」と題して、様々な分野で活躍されている青年の皆さんにお集まりいただき、青年層が抱える多様な問題について意見交換をし、そのうえで、九条の会運動を青年層に広げるには何が必要かを大いに語り合います。
 さらに第4分会は、参加者が話しやすいように参加者をさらに小グループに分けることも計画しています。

<皆様の参加をお待ちしています>

 各九条の会の皆様は参加を予定されていることと存じますが、準備の都合もありますので、お手数ですが、早めに事務局宛に参加申込みをしていただけますよう、御願い申し上げます。
 また、参加にあたっての諸注意は次のとおりです。繰り返しになりますがご確認下さい。

(ご注意)
1) 参加費は1,000円で、当日受付でお支払い下さい。
2) 会場の東別院会館は地下鉄名城線「東別院」下車、4番出口から大津通りを渡り、メーテレを通り越して西へ3分です。東別院に駐車場もありますが、台数が少ないので、なるべく公共交通機関をご利用下さい。
3) 付近に飲食店が少ないので、各自昼食(弁当など)をご持参下さい。
  なお、ゴミは各自がお持ち帰り下さい
4) 連絡 あいち九条の会事務局(名古屋第一法律事務所気付)
℡(052)211-2236 fax(052)211-2237





9月16日に九条の会東海ブロック交流集会

憲法をめぐる情勢をつかみ、経験を交流しよう


改憲の動きに対してより大きな九条運動の発展を
 9月16日(日)に東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)で活動する「九条の会」が一堂に会して経験を交流する集会が開かれることになりました。
 東海ブロックとして初めてのこの交流集会は、野田政権が、これまで憲法九条により認められないとされてきた集団的自衛権の行使を可能とすることを検討すると国会で言明したり、JAXA法から「航空・宇宙の研究開発は平和目的に限る」という条項を削除する法案を国会に提出(衆議院で可決)したり、自民党が国防軍の創設を明記した「憲法改正草案」を発表するなど、改憲へ向けた動きが強まっている情勢に対して、九条の会の活動をより発展させようと開くものです。

渡辺治さんの講演や活動を交流し合う分科会も

 交流集会は、9月16日の日曜日に午前10時から午後4時30分まで、東別院会館大ホールで開かれます。午前は憲法学者で一ツ橋大学名誉教授の渡辺治さんの講演で、憲法をめぐる情勢をつかみ、午後は、これからの活動の糧にするため4分科会に分かれて各九条の会の活動の経験を交流し合い、悩みや疑問を出し合います。

        
九条の会東海ブロック交流集会
午前 全体集会
10:00 開会 
10:00〜11:40 記念公演  渡辺 治一ツ橋大学名誉教授
「改憲情勢と九条運動の課題」
11:40〜12:20 各県からの報告
12:20〜13:15 昼食休憩
午後 分科会と全体会
13:15〜15:50 分科会
第一分科会 「改憲をめぐる情勢をつかむ」
渡辺 治講師との質疑を中心に
第二分科会 「九条から原発を語る」
長峯信彦愛知大学教授(憲法学)のミニ講演と討論
第三分科会 「九条の会をどう発展させるか」
国民の過半数をめざす取り組み、日常活動や組織運営など
第四分科会 (特別分科会)「若者と憲法―学生・青年を迎えて―」
若者の参加をどうやって実現するか。
全体会
16:00〜16:30 分科会の報告とまとめ、閉会あいさつ

参加方法

・ 事務局から近日中に県内各九条の会の皆様宛ブロック交流集会の概要と参加申込用紙を送付させていただきます。
・ 参加をご希望される方は、お手数ですが上記申込書(この部分をクリックすると 申込用紙がダウンロードできます)に必要事項を記入し、事務局宛にFAXでお送り下さい。
・ 参加費は1000円です。

 会場へは、名鉄・JRの金山駅から地下鉄名城線(右回り)の東別院下車、④出口(エレベーターとエスカレーターが利用できます)から名古屋TVの西へ徒歩2分です。
 東別院に駐車場がありますが、台数に限りがあり、公共交通機関のご利用をお願いします。
 また、当日の昼食につきましては、会場周辺には飲食店が少ないため、ご自身でご準備ください(ゴミなどはお持ち帰りください)。

主催 東海ブロック交流集会実行委員会
   (あいち九条の会・しずおか憲法九条の会・九条の会岐阜連絡会・九条の会みえネットワーク)

連絡先
  〒460-0002 名古屋市中区丸の内2-18-22 名古屋第一法律事務所気付
    実行委員会事務局(あいち九条の会)
    TEL 052-211-2236 FAX 052-211-2237

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2012年7月31日

大いに盛り上がった「九条のここを未来につなぐ 県民のつどい」


 去る7月14日、あいち九条の会と西三河の地域で活動している「九条の会」でつくられた「県民のつどい実行委員会」による共催による「九条のここを未来につなぐ 県民のつどい」が、刈谷市総合文化センターで開催され、1400名が参加し、会場をうめつくしました。

 司会は俳優であり、あいち九条の会代表世話人である天野鎮雄さんがつとめ、“九条のこころを未来につなぐ”をテーマに、主催者を代表して三浦長さん(刈谷市・安養寺住職 愛知宗教者九条の会)の挨拶で開会しました。

 第一部は、安城にある愛知学泉大学オーケストラが、ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」第4楽章が、吉見光三さんの指揮により演奏されました。

 会場となった刈谷市総合文化会館ホールは、最新の設備を備える愛知県下でも有数の施設です。すばらしい会場と、全国の演奏会などで高い評価を得ている愛知学泉大学オーケストラの演奏に、参加者は聞き惚れていました。

 続いて、本秀紀(名古屋大学大学院法学研究科教授)さんより、「憲法をめぐる情勢と私たちの課題」と題する講演がありました。憲法をめぐる情勢について、憲法審査会での審議が着々と進められ、震災を口実に緊急事態への対処を説き、改憲の必要性をあおる論調など、わかりやすく話されました。

 第二部では、はばひろい分野の作曲活動と、NHK「N協アワー」の進行役として茶の間にもよく知られた、池辺晋一郎(作曲家)さんと本秀紀さんの対談で幕を開けました。平和、原発、環境問題などが、ユーモアを交えて話されました。

 そして、この集いに向けて西三河のみなさんを中心に結成された「PEACE9合唱団in西三河」が、池辺さんの指揮のもとで、「1本のペンで」「アメイジンググレイス」「私たちの進みつづける理由」の3曲を歌いあげました。

 当日の会場には、この合唱団員につながる人々が大勢かけつけており、集会終了後には会場のあちらこちらで、交流する姿がありました。

 池辺さんの選曲による3曲は、池辺さんが作曲し、人間の尊厳、平和への思いをこめた曲でした。この難しい曲に挑戦し、歌いあげるために合唱団は、演奏に向けて約半年間にわたって練習を重ねてきました。

 西三河在住の方を中心に、名古屋からも参加し、西三河の各地で練習を重ねながら、本番前には池辺さんの直接の指導もうけてきました。

 合唱が初めての方もいるなかで、短期間におどろくほど上達しました。たいへんな努力、ひとり一人の思いが結実した舞台となりました。

 池辺さんはつどいの後のインタビューで、「音楽はプロたちのものではない。今日のように憲法を守ろうという思いを持ったたくさんの人が歌う。こういうことを忘れてはいけないと思っています」と、この日の演奏をふり返っています。出演者と聴衆の記憶に残る演奏となりました。
 
 この日にむけて、地元・西三河の各九条の会は結束し、実行委員会を結成し、1年半に及ぶ議論を重ね、準備を進めてきました。各市と中日新聞の後援をいただくことができました。多くの参加と出演していただいた皆さんの協力で、平和を守ろう、憲法九条を守ろうという思いをお互いに深める集会となりました。

あいち九条の会



 去る4月15日(日)、昨年末に亡くなられた成瀬昇さん(あいち九条の会代表世話人)を「偲ぶ会」が、日本ガイシフォーラムレセプションホールで開催されました。

 会終了後、実行委員会のご配慮で「偲ぶ会」開催の向けて多くの皆様から寄せられた寄付金の一部をあいち九条の会の寄付していただけることになりました。

 以下は、実行委員会委員長であった大島良満さんからいただいたメッセージです。


 50年にわたって、労働運動、憲法9条をはじめとする護憲運動、政治革新をめざす革新懇運動に大きな役割を果たした成瀬昇さんが、癌によって昨年12月18日に亡くなりました。

 成瀬さんと一緒に運動に係わったみなさんを中心に、「偲ぶ会」が今年、4月15日に催されました。47人の呼びかけ人を中心に実行委員会がつくられ、多くの人に呼びかけが行われました。

 そして、予想を上回る方々の賛同と参加によって偲ぶ会を終えることが出来ました。

 成瀬さんが、死ぬまで主張した反独占反自民、そして政治の革新、憲法を暮らしに生かすという活動を多くの人に伝えるために追悼文集「革新の道 あせらず、おこたらず―成瀬昇さんを偲んで」も発行することが出来ました。

 その結果、決算をしたところ、資金が残りました。

 その資金を成瀬さんが最後まで係わった運動に生かしてほしいという実行委員会の思いで「あいち九条の会」、革新懇などにお渡しをすることになりました。

 生前、いろいろな機会に成瀬さんとともにたずさわれた「あいち九条の会」のみなさんの活動に少しでも役立つことが出来れば、成瀬さんもあの世から満足に見守ってくれる事だと思います。

ありがとうございました。

2012年7月30日

成瀬昇さんを偲ぶ会
実行委員長 大島良満
 
      

来る7月14日(土)、西三河でつどいを開催します。
これは、東三河(豊橋)・知多半島(半田)に続き、西三河の各九条の会があいち九条の会とともに共催する企画です。

地元では、刈谷・岡崎・安城・知立・碧南・豊田・みよし・高浜・西尾地域の各九条の会が集まり、実行委員会を結成し、準備を進めています。

企画は作曲家の池辺晋一郎さんをまねき、市民参加の合唱団が唄います。
また、憲法をめぐる現状などを、本秀紀名古屋大学大学院教授が講演します。
地元愛知学泉大学オーケストラの演奏もあります。

進行役として、天野鎮雄(俳優)さんが司会をつとめ、池辺さんと本さんとの対談もあり、音楽を楽しみ、憲法を語るつどいとして皆さんの参加をお誘いします。

名称: 「九条のこころを未来につなぐ 県民のつどい」
日時: 2012年7月14日(土)
開場 13:00
開会 13:30 〜 閉会16:00
場所: 刈谷市総合文化センター 大ホール
共催: 「九条のこころを未来につなぐ 県民のつどい」西三河実行委員会
あいち九条の会

◆企画の進行◆
13:00 開場
13:30 開会
第一部 オーケストラ  愛知学泉大学
講演 本 秀紀 名古屋大学大学院法学研究科教授
愛知憲法会議事務局長
14:55 休憩
15:10 第二部 対談 池辺晋一郎・本 秀紀
16:00 閉会(予定)

以 上
                                                   

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2012年5月18日

新たな課題を提起した7周年記念のつどい


去る2月25日、名古屋市中川区役所講堂で、〝あいち九条の会結成7周年記念のつどい〟が開催されました。



集会には、県内各九条の会から120名が参加されました。
集会は2部に分かれ、第1部は森 英樹代表世話人の記念講演でした。



第2部では、山内代表世話人から昨年1年間の活動報告と今年度の活動予定が報告され、続いて世話人の補充の報告がなされました。



最後に参加の皆様からご質問やご意見をいただきました。
日中問題と九条・地域での連絡会活動・西三河での県民のつどいなどの紹介、地域での他団体との協力と独自活動の模索、「反核運動と反原発運動が結びつかなかった」理由、等々につき意見交換がなされました。



さて、東日本大震災以降、原発問題が大きなテーマとなりました。
原発事故が提起する問題に対し、九条の会としてどう問題をとらえ、どう取り組むのかが問われるようになりました。
森代表世話人の講演から、この課題について、重要な提起をいただきました。
掲載さていただきますので、是非、ご参照ください。
全文は「森 英樹代表世話人の記念講演」の部分をクリックして下さい。


2012年2月15日

結成7周年 記念のつどい プログラム

                              
 2012年1月26日


あいち九条の会結成7週年のつどい開催のご案内


あいち九条の会はあらゆる立場の違いをこえて憲法九条の改定に反対し、憲法を守るという一点で手をつなごうと結成し、7年を迎えました。

一方、改憲への動きは、2010年5月、鳩山内閣が欠陥だらけの改憲手続法の施行を強行し、野田内閣となった昨年には、憲法審査会が衆参両院で初めて開催されてそれぞれ会長を選任(10/21)、以後12月までに衆参両院で2回ずつ、計4回の会合が持たれて実質審議に入っています。

また、改憲手続法(国民投票法)について、竹歳誠官房副長官が1月20日、(18歳以上の)投票年齢にかかわる民法や公職選挙法など196の法律改正の検討状況を2月中旬までにまとめるよう、各省庁の事務次官に指示しました。

国民の目に見えないところで着々と改憲の外堀が埋められつつあると言えます。

私たちは、このような情勢のもとで、さらに草の根からゆるぎない九条を守る世論と運動を強め、広げなければと決意を新たにしています。

下記のように結成7周年のつどいを開きます。皆様のご参加をお願いします。

日 時 2月25日 (土) 13:30〜16:30
場 所 名古屋市 中川区役所 講堂
地下鉄東山線「高畑」駅下車 3番出口でて2分 会場までの地図は、同封のチラシを参照ください
内 容 (1) これまでの活動とこれからの活動について
(2) 記念講演
九条の心で日本政治の現在(いま)を診る
            森 英樹 あいち九条の会代表世話人
                     名古屋大学名誉教授

(3) 討論と交流
入場無料

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3.11以後、私たちを取り巻く情勢と憲法をめぐる状況が大きく変わってきています。 憲法をめぐる情勢についてみなさまとともに学び、理解を深め、活動に生かしてゆきたいと思います。ご多忙とは存じますが、各「九条の会」から積極的なご参加をお願いします。

  
       
2011年の「県民のつどい」が近づいてきました。

今年は「つどい」に出演される雨宮処凜さんをはじめとしたみなさんからご自身のプロフィールや対談にあたっての想いなどをよせていただくことができました。

つどいまでわずかですがご紹介します。

◇雨宮 処凜さん◇

1975年、北海道生まれ。2000年『生き地獄天国』(太田出版)を出版しデビュー。

著書に『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版・日本ジャーナリスト会議賞受賞)、『ワーキングプアの反撃』(七つ森書館・福島みずほ氏との共著)、『雨宮処凛の「オールニートニッポン」』(祥伝社新書)、『プレカリアート』(洋泉社新書)など多数。

現在は生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。フリーター全般労働組合員、反貧困ネットワーク副代表、「週刊金曜日」編集委員。


◇水田 洋さん◇

1919年9月3日、東京都港区生まれ。92歳。

青山の青南小学校から東京府立第一中学校(現在の日比谷高校)を経て、東京商科大学(現在の一橋大学)を太平洋戦争がはじまった1941年12月にくりあげ卒業。
卒業論文『生成期国民国家の思想史的研究』は、近代思想史によるファシズム批判。

学生時代後半、先輩たちの相次ぐ検挙におびやかされ、次はお前だと言われる。
卒業後は近衛文麿総裁の東亜研究所でアメリカ戦時経済を研究。翌年、研究所から陸軍属としてジャワ軍政監部調査室に派遣されて農村調査を担当、米穀生産費調査を行い、戦争による経済循環の破壊が強制供米を生むという供米パンフレットを作成、英語からインドネシア語に翻訳中に終戦。

スラウェシ島漂着の第二軍の降伏作業を援助するために、通訳として派遣され、1945年9月から翌年6月まで、イギリス・インド軍およびオーストラリア陸軍の大隊本部の図書室に、イギリス政府発行の良心的兵役拒否の手引きが、スターリン憲法解説とともに置かれているのをみて衝撃を受ける。
彼らは司令官以下、敗軍の通訳を対等に扱った。

1949年に名古屋大学法経学部に経済学史担当の助教授として着任、以後、経済史の名のもとに1983年の定年退職まで、社会思想史の講義を続ける。1983年から1994年まで名城大学商学部教授。

1998年、日本学士院会員(社会思想史研究者として、最初)。近代思想とくに民主主義の研究者として、日本とくに名古屋のさまざまな面での後進性と闘う市民運動に参加。反オリンピック、反万博、政務調査費公開etc.

◇3月の原発事故で脱原発のデモをよびかけた愛知県出身の大学1年生◇

2010年3月11日、私は大学進学の関係で東京への引っ越し当日でした。12日に新幹線が動き出してなんとか東京に来たものの原発事故が起きたことを知り、ウィッグにサングラス、マスク、コートのすごいいでたちで地元名古屋に避難しました。

事故がある前から、ウラン採掘や被ばく労働、チェルノブイリなど過去の事故から原発に疑問を感じていたのに、結局何もしなかったから、また起きてしまった…とあまりの事態と自分にあきれて、しばらく呆然としていました。

でも、もう二度と繰り返したくない!と思い、とにかく何かしなければと、浜岡原発即時停止を求める中部電力への申し入れ署名を栄で高校の友人たちと集め、そこで出会った人たちと、パレード(浜岡停止を求め、原発に頼らない生き方をしたいという趣旨で)をしました。

震災が起きて半年以上たった今、とにかく何かやってみることの重要さや、人の繋がりのすごさを実感して希望を感じています。
また、若者会議など震災後たくさん生まれた「とにかく本音で話す場」を通して、対話することの大切さと楽しさがわかりました。

原発の問題をはじめとして私たちはたくさんの矛盾や問題の中に生きていますが、まずこうやって身近な人との対話を大切にし、自分の 立場でできることをやることが根本的な解決になるのかな、と思っています。


◇酒井 徹さん◇

愛知県の一人から入れる労働組合・名古屋ふれあいユニオンの運営委員。非正規・外国人問題を中心に労働運動に取り組む。大阪出身の28歳。

2006年にトヨタ自動車の期間従業員として愛知県に来県。その後、製造業派遣会社・日研総業の住み込み派遣労働者としてトヨタ車体に勤務。ここで2007年10月に契約更新日3週間前に突然雇い止めを言い渡され、仕事と寮を同時に失いホームレス一時保護所に収容された経験を持つ。

労働組合活動はトヨタ自動車の期間従業員時代から。本当はトヨタ自動車労働組合(トヨタ労組)に入りたかったが、「期間従業員は入れない」と言われ、仕方なく名古屋ふれあいユニオンに加入。2008年から3年間、名古屋ふれあいユニオンの運営委員長を務める。

夢は「社長を従業員の民主的な選挙で選出し、本当の意味で労働者が職場の主人公となる社会」の実現。
その実現のためには、全ての職場に労働組合を建設して労働者の力を高め、少しずつ労働者の経営参加も実現してゆく中で、じわりじわりと職場の実権をそこで働く労働者の手に奪い返してゆくしかない。各種の社会運動の中で特に労働組合運動を重視する理由はここにある。

憲法については、9条の平和主義の理念を支持する一方、国の象徴を血筋で決める天皇条項(1条〜8条)や、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し…」と同性婚の禁止をうたう24条の見直しを求める「改憲派」。
「憲法改悪反対」ではあるが「護憲派」ではない。


◇中国出身の留学生◇

名古屋大学大学院で学んでいます。
多数の日本人は外国人に親切で、友好的である。特に年配の人は。

日本人は冷静な民族であり、真面目で、いい成績のために最後まで一生懸命がんばっている人が多い。世界の人にとって、日本人からいろいろ学ぶところがある。


◇ひらき座のみなさん◇

最初の演目として出演されるひらき座の皆さんからも劇団や演目の紹介文をいただきました。
併せてご紹介いたします。


【巨大人形「八郎」と民舞】

11月26日・27日(土・日)に千種文化小劇場で行う自主公演では、斉藤隆介原作の「八 郎」の上演に取り組むある劇団の様子そのものの姿を描く「ぼくらの『八郎』ものがたり」を上演します。


○「八郎」あらすじ○

秋田の国に住む見上げるばかりの大男八郎は、もっともっと大きくなりたいと願い、とうとう山のような大男になった。

だが大きくなっても八郎の心は満たされない。ある日、男の子が海を見て泣いている。 八郎の手のひらの上で男の子は海を指さした。シケで押し寄せる波は暴れ狂い手の付けようもない。八郎は海の水をせき止めようと山を一つ持ち上げると海に投げ込んだ…。

八郎の胸の奧から止むこともなく湧き上がる「大きくなりたい」という気持ちは何だったのか。その理由が分った時、八郎は伝説になった…。

続きはぜひ、11月の自主公演でご覧下さい。


◇「人業劇団ひらき座」とは◇

子どもから年配者まで、障害を持つ仲間も一緒に表現活動を続けている名古屋のアマチュア劇団です。今年で29年目を迎えます。


○「八郎」について○

斉藤隆介氏の絵本「八郎」の世界を、アマチュアでしかできない6人使いの巨大人形が登場する人業劇で上演します。

人形劇団むすび座の創立者である丹下進さんの指導・演出で1986年に初回の上演 を行い、各地の催し物で繰り返し上演。昨年人形をリニューアルしている途中に、丹下さんが急逝。追悼の思いをこめて今年の8月、「いいだ人形劇フェスタ」にて新「八郎」を上演し好評を博しました。
11月の自主公演では、ちくさ座の円形劇場に合わせて大胆に装置・演出を変更。
東日本大震災の犠牲者への追悼と、被災者への応援の思いも込めて、生まれ変わった「八郎」をご覧いただきます。



今年は「雨宮処凜+若者+水田 洋」

今年も「県民のつどい」が近づいてまいりました。
今回は、雨宮処凜さんをお迎えします。

また、内容もいつもの「講演」ではなく若者や水田洋さん(あいち九条の会代表世話人)らとともに震災、貧困、原発事故、復興、戦争などをテーマに縦横無尽に語り合っていただきます。

      




2011年8月31日

緊 急 の ご 連 絡
アピール行動の中止のお知らせ

来る9月3日、あいち九条の会は名古屋市内栄周辺での「アピール行動」を予定しておりました。しかし、ご承知のように台風12号が東海地方に接近しており、気象庁の台風情報によれば、3日に東海地方に最接近し、上陸するもようとなっております。

アピール行動は屋外での行動です、台風上陸・通過という状況を見たとき、誠に残念ながら、中止とすることと判断いたしました。

アピール行動を盛りあげるために、さまざまな準備を進めていた皆様には心よりお詫び申し上げます。

このような事情をご理解のほどをお願い申し上げます。

次の企画は、11月3日の県民のつどいです。まもなく、参加を呼びかけるチラシ、チケットを送らせていただきます。引き続きのご協力を重ねてお願いいたします。

以 上


2011年8月5日

      
「9条で平和 9・3アピール行動」のご案内

1 2011年「9条で平和 9・3アピール行動」にあたって
(1) アピール行動の目的、今日的な意義
東日本大震災と福島第一原発事故を「九条の会」としてどう受けとめるのか、憲法をまもり、いかすこととどうつながるのか …という問題意識のもと、世話人会で情勢討議、当面する行動の具体化について協議を重ねてきました。
東日本大震災からの復興と原発=原子力エネルギー利用の是非については、今日の世界と日本の社会を考えるうえで避けては通れない課題です。
九条の会の性格からして、このような課題に対して統一見解を示すのはなじまないと考えますが、「いのち」に関わる重大問題であり、憲法擁護、憲法を活かすという、より積極的な視点、立場から、多いに論議しあい、考えあうことが求められているのではないでしょうか。
震災、原発事故のもとで、改憲にむけた新たな動きが現れるいっぽうで、原発に対する国民の意識が大きく変わりつつあります。
このような情勢のもとで、九条の会として屋外で市民に呼びかけるアピール行動の意義、目的が問われています。
※第8回学習交流集会の提起から抜粋
                                                                                
今回のアピール行動の目的として、以下のことをかかげ、参加を呼びかけます。
1) 未曽有の被害をもたらした東日本大震災と、福島第一原発事故からの復興に憲法をいかすことの訴え
2) 改憲ではなく、「平和は憲法で実現」を訴える
3) 市民に「九条の会」をアピールする
(2) 具体的な行動の概要
1) 集合場所
栄公園東(東海テレビ・テレピアホール西側)
※地下鉄栄駅から下車し、東に向かい愛知県芸術文化センターの東側です。
集会の開催:13:30より、集会を開きます。
2) 「9条パレード」
14:00から、パレードを開始します。
コースは以下を予定しています。解散地点は、「若宮大通久屋交差点」とします。
コース
栄公園東→芸術文化センター→錦通大津(左折)→大津通(南進)→広小路栄交差点→名古屋パルコ南館→矢場町交差点(左折)→若宮大通久屋交差点手前で歩道にあがり、解散。
(3) 街頭からの訴え
1) 街頭での訴え
あいち九条の会は、集会前に栄で「アピール行動」の宣伝を予定しています。また、県民のつどいのチラシを配布する予定です。
2) ティッシュペーパの活用
昨年に作成したティッシュペーパーを、500個(箱単位)で販売いたしますので、宣伝などに活用をお願いします。

以上

2011年8月11日

アピール行動のご案内文の訂正について


先に皆様にお送りしました「アピール行動」のご案内の標題に誤りがありました。
今年のアピール行動は以下の日時、場所で実施いたします。お詫びし、訂正とさせていただきます。
ホームページ上では繰り返しとなりますが、改めて掲載させていただきます。

1、2011年「9条で平和 9.3アピール行動」

日時

2011年9月3日 土曜日
【集合場所】
栄公園東(東海テレビ・テレピアホール西側)
※地下鉄栄駅から下車し、東に向かい愛知県芸術文化センター の東側です。          
【集会の開催時間】 13:30より、集会を開きます。
【9条パレード】 14:00より、パレードを開始します。
【コースは以下を予定しています】
解散地点は、「若宮大通久屋交差点」とします。
栄公園東→芸術文化センター→錦通大津(左折)→大津通(南進)
→広小路栄交差点→名古屋パルコ南館→矢場町交差点(左折)
→若宮大通久屋交差点手前で歩道にあがり、解散

 以上
     

今年も各地で8月15日に「平和の鐘」

 8月15日に各地の九条の会が「平和の鐘」を撞く行事が広がっていますが、今年も、昭和区九条の会が真宗大谷派東別院の協力で行います。

 15日の午前11時30分に東別院の正門に集合し、鐘楼に登って12時15分まで平和を願って鐘を撞きます。

 また、中川区の富田地域憲法九条の会は、15日の12時から、江松にある随縁寺と戸田にある寶泉寺で行います。

 さらに、ひがしうら九条の会も町内の全ての寺院に協力を依頼する文書を送ったところ、了願寺と玉洞院という二つのお寺が協力してくれることになり、15日午前11時45分に会員がそれぞれ都合のいい方の寺に集まり、鐘を撞きます。

 この外、稲沢市でも平和問題で活動している団体が中心になって仏教会や医師会、婦人会、子ども連絡会などに呼びかけ、8月6日と9日に行われます。

 これは稲沢市が26年前に「非核平和都市宣言」を行ったことがきっかけで行われるようになったものです。

 市内の40箇所の寺院に市民が自由に参加して、6日は広島へ原爆投下の午前8時15分に、9日は午前11時2分に鐘を撞き、犠牲者の冥福を祈り、平和を祈願することにしています。

 上記に紹介した以外に県内各地の九条の会で「平和の鐘つき」を計画しているところがございましたら、お手数ですが事務局までご一報下さい。
 マスコミが実施する地域を知りたがっています。
      

2011年6月2日

第8回学習交流会開催のご案内

東日本大震災が発生し、さらに福島第一原発の放射能漏れが起こり、国内は言うに及ばず、その影響は世界に広がっています。いっぽうで被災地の救援活動にあたり、自衛隊と米軍との共同行動や、自衛隊の指揮の下に警察や消防が動くような事態も起きており、憲法をないがしろにするような事実が次々に起きています。
あいち九条の会は、憲法の視点から今日の事態をとらえること、九条の会の原点にたった活動がいまこそ必要と考えています。
つきましては、県下の各九条の会のみなさまにお集まりいただき、九条をめぐる情勢やみなさまの様々な活動について、学習・交流を深め、秋に予定しております「アピール行動」など、予定している今後の取り組みについてご意見をいただき、より良いものとしてゆきたいと思っております。
下記のように学習交流会を開催いたしますので、ぜひ、ご参加下さるようご案内致します。



日 時  6月26日(日)13:30〜16:00
※会場の都合により、13:10より受け付けを開始します。
場 所  愛知県青年会館 2階 第二会議室
        会場までの道案内については、下記をご参照下さい。

↓クリックで大きく表示されます↓
 次 第
1)あいち九条の会からの提起と報告
ア. 情勢について  本 秀紀
  あいち九条の会事務局次長 名古屋大学大学院法学研究科教授
イ. アピール行動について
ウ. 「憲法九条を守ろう 2011県民のつどい」について
   ◇当日の取り組みについて
   ◇財政について
2)各九条の会からの報告と交流
3)その他

当日「会」発行のニュース、ビラ、チラシなど持参される方は、120部ご持参下さい。会場で配布します。なお、会場での配布は「九条の会」の発行物に限らせていただくことをあらかじめご了承願います。

以 上



震災復旧と憲法九条の関係を考える

東海放送人九条の会報(5月1日付 №28)より転載


東海放送人九条の会より、会報に掲載した文章の紹介をいただきました。
東海放送人九条の会は隔月で会報を発行し、憲法九条をめぐる情勢を掲 載しています。
東日本大震災の復旧をめぐる報道について、憲法からみた問題を指摘した 大西五郎・東海放送人九条の会代表運営委員の文章をご紹介します。

原発の震災復旧に「戦車」出動

このところ新聞もテレビも東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故のニュースが多くの紙面、時間を占めています。

被害を受けた地方、人々の一日も早い復旧を願わずにはおれません。日本中から、世界から暖かい支援が寄せられていることも心強く、人間の暖かさを感じます。

ところで、震災のニュースにまぎれ込んで気になるニュースもあります。3月21日に各新聞・放送は「福島第一原発の施設内のガレキを除去するために陸上自衛隊の74式戦車が作業に着手する」と報じました(しかし実際にどのように活動したかの報道はありません。)。

この74式戦車は前部に排土板と呼ばれる鉄板を取り付けることができ、ブルドーザー同様の働きができるということです。


防衛庁は自衛隊は軍隊ではないという建前から「戦」の字を避けて「特車」と言っていましたが、いつの間にか(警察が特殊警備車輌を特車と呼ぶようになってから)堂々と「戦車」を名乗っています。

原発から出る放射能で避難地域ななったところで行方不明者の捜索やガレキの処理に当たっている自衛隊の隊員の方の努力には頭が下がりますが、国民の賞賛を受け、これを機に「軍隊」の必要性を認知させようという意図を感じるのはうがち過ぎでしょうか。

4月22日の毎日新聞の震災特集によりますと、事故を起こした原発の現場対策本部は自衛隊の他警察や消防、東電、原子力安全保安院の寄り合い所帯でした。

それぞれの組織の指揮系統が違うため混乱が起きました。そこで菅首相が放水などの実施要領は「自衛隊が中心となり、調整の上決定」し、作業実施も「自衛隊が一元的に管理する」という指令を出したそうです。

自衛隊が警察や消防を指揮するという初めての事態も起きています。これを憲法九条との関係でどう考えたらいいのでしょうか。

「トモダチ作戦」と日米軍事一体化の促進

アメリカは「トモダチ作戦」と称して震災の復旧に協力の手をさしのべています。
アメリカが日本のトモダチであることを示そうということで付けられた作戦名だということです。

大震災発生の直前に、ケビン・メア国務省日本部長が日本を蔑視する発言をしたというので、日本人のアメリカに対する感情は悪化していました。普天間基地の辺野古移転も暗礁に乗り上げた感がありました。

これを和げようとアメリカは大々的に「トモダチ作戦」を展開したとみることができます。

アメリカ兵が行方不明者の捜索や孤島に救援物資を運んでくれるなどの「友情」も示してくれました。

日本政府は「トモダチ作戦」に感謝して、その代償ともいうべき「思いやり予算」年間1880億円を従来の3年から5年に期間を延長して支払うことにしました(国会で予算通過)。「週刊ポスト」はこれを「友情の請求書1880億円×5年」と表現しました。

アメリカは「トモダチ作戦」のシンボルとして海兵隊の放射能等対処専門部隊(CBIRF)の400人を派遣し、横田基地での訓練を報道陣に公開しました。

核戦争を想定した特殊部隊との触れ込みで、原発事故の収拾に力を発揮してくれるのかと期待されましたが、初動対応部隊の指揮官は「我々が行うのは人命救助だ」と述べ、福島には行かないというのです。これでは羊頭狗肉の感があります。

4月7日の朝日新聞は「有事並み作戦調整一体化 横田に米統合部隊■自衛隊幹部も常駐」と報じました。米軍は「トモダチ作戦」を遂行するため、東京都内の横田基地に陸・海・空・海兵の4軍の指揮を一元化する「統合支援部隊」(JSF)を新設しました。

日本の自衛隊も陸上幕僚監部防衛部長をトップとする10人の連絡チームをJSFに派遣しており、トップの防衛部長は横田基地に常駐する体制をとっています。要職の防衛部長が防衛庁を離れ、米軍基地に常駐するのは極めて異例のことです。

朝日新聞によりますと、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)などに明記される米軍と自衛隊の共同調整機関は、日米同盟の実効性を高める長年の課題でしたが、震災を機に有事並みの「調整体」が構築されたことになります。

防衛庁の幹部は「日米合同で作戦を立案している感がある」と言っています。

まさに「日米軍事一体化」で、集団的自衛権行使の手順を訓練しているのです。「トモダチ作戦」を手放しで歓迎することはできません。むしろ憲法九条の立場からは警戒すべき行動と言うべきでしょう。




九条の会(東京)設立7周年記念講演会のご案内

 先頃、九条の会から7周年記念講演会を開催するとの連絡をいただきました。
各九条の会の皆様の所にもご案内が来ているものと思われます。

 講演会の日程、時間、会場などは以下のとおりです。

 皆様は既にご承知のこととは思いますが、末尾に送られてきた案内文とチラシを掲載しておきます。

日 時 :2011年6月4日(土) :13時30開会(開場12時30分)
会 場 :日比谷公会堂(東京都千代田区日比谷公園内)
参加費 :前売り 1000円  :当日 1500円


↓画像をクリックすると詳細をご覧頂けます。


↓画像をクリックすると詳細をご覧頂けます。
            

条文改憲も解釈改憲も許さない力を、地域・職場の草の根から強めましょう
-6周年記念のつどいで確認

2月26日(土)名古屋市博物館行動で午後1時30分からあいち九条の会結成6周年のつどいを行いました。

つどいでは、最初に小林武代表世話人(愛知大学法科大学院教授)の「今改憲の動きが強まっています。
いっぽう九条の会の運動も広がっていて、せめぎ合いになっています。
この会議でも九条守れの声を強め、広げることを確認しましょう」という開会の挨拶で始まりました。
開会挨拶に続いて本会の代表世話人の森英樹龍谷大学教授が「憲法9条の現在 ― 東アジアの情勢にもふれつつ」と題する講演を行いました。

世界の流れに逆行する「日米同盟」、憲法9条こそ平和の礎
代表世話人 森 英樹 龍谷大学教授の講演


【あいち九条の会が生まれてからの6年間】

あいち九条の会は20055年1月22日に結成総会をひらき、発足しましたが、森教授はそれからの6年間に情勢はどう進んだかを最初に振り返りました。

当時は小泉純一郎政権(01年4月〜06年9月)でした。
小泉政権は01年10月にテロ特措法を成立させ、インド洋に自衛艦を派遣し、03年6月有事立法、同年7月イラク特措法、翌04年2月にはイラク派兵、12月には防衛計画大綱作成とアメリカと一体になった軍事行動へつき進んでいました。

05年11月には自民党は憲法第9条を改正して軍隊を持つことを憲法の条文に明記する「新憲法草案」を決定しました。小泉政権の後を継いだ安倍政権(06年9月〜07年9月)は明文改憲路線を突き進み、07年5月には改憲手続き法を成立させ、公布します。

しかしこうした改憲の動きに対して、九条の会の運動が広がり、切迫していた9条明文改憲の異常潮流を押し返しました。読売新聞が毎年憲法改正を問う世論調査を行っていますが、1993年では「改正賛成」が多数で、年々「賛成」が増えていきましたが、2004年の調査で「賛成」が上げ止まります。そして2008年からは「反対」が「賛成」を上回るようになります。

安倍政権の後、福田政権、麻生政権と続きますが、自民党政治に対する国民の反発で改憲どころではありませんでした。そして09年8月には改憲政党の自民党が政権から引きづり降ろされ、民主党政権が生まれます。民主党政権は(チェンジ)を標榜しましたが、9条改憲路線はchengeしたのでしょうか。憲法9条の「現在」を見てみましょう。

Ⅰ.崩壊寸前の民主党内閣で「9条改憲」はどうなるのか

(1)政権は「交代」したが、政策は「後退」

「有言実行」を唱えて船出した民主党政権ですが、「有言不実行」の続出です。
企業献金の廃止・八つ場ダム建設中止・子ども手当満額支給・ガソリン暫定税率廃止・天下り禁止・後期高齢者医療制度廃止・障害者自立支援法廃止等々。「国民の生活が第一」なのに、法人税の引き下げ・庶民増税、そして消費税アップです。沖縄・普天間基地を「海外、少なくとも県外」(鳩山前首相)といっておきながら、辺野古に舞い戻り、解決できない「政治とカネ」。

政治を変えることを民主党に託して裏切られ、かといって自民党に回帰できない。国民の苛立ちはどこへむかうのでしょうか。村村旋風(※愛知県大村知事と名古屋市河村市長をさして)・維新の会に流れる動きもあります。かつて政党政治への不信から軍部が勢いを得た2・26事件から65年の教訓を考えなければなりません。

(2)9条改憲・壊憲への流れにchengeなし

1) 民主・自民の連携した9条「改憲」に向けた動き
民主党と自民党の二大政党といわれていますが、民主と自民の間の違いがどこにあるのか。むしろ民主党政権が憲法9条を無視やり「壊憲」が進んでいます。

10年5月18日に民主党は、日弁連会長等の施行延期提言があったにもかかわらず、法の成立から猶予期間の3年が経ったとして改憲手続法の施行を強行しました。この動きに合わせたようにその2日後には(護憲派も改憲派も憲法について意見を交換しようという)憲法円卓会議が結成されました。

10月には、民主党と自民党の国会対策委員会が参議院でも憲法審査会規定を作ることに合意しました。今年に入って自民党有志が西岡参議院議長(民主党)に憲法審査会規定の早期制定を要求し、西岡議長は「同感」と応じました。

さらに今年に入って2月には、谷垣自民党総裁が、来年4月28日にのサンフランシスコ条約60年を迎えるので、これを目途に改憲原案をまとめると講演しています。
民主党参議院執行部は、今国会中に参議院憲法審査会規定案を提出することで討論を開始しました。こうしたニュースの中にも執拗な明文改憲へ動きを見て取ることができるのです。アメリカと日本の財界の要求が、憲法第9条を変えろというもとで、民主党がその方向に舵を切ってしまった。

2) 民主党政権で加速する9条「壊憲」の動き
昨年5月の日米共同声明で普天間基地の辺野古移転に合意し、鳩山首相は「海兵隊の抑止力が沖縄にとって必要だ」と、国外・県外を引っ込め、その責任をとって辞任しました。

鳩山氏は今年になって「海兵隊抑止力は辺野古に戻らざるをえないことの方便だった」ことを明らかにし、「海兵隊は抑止力ではない」とまで言いましたが、国民のひんしゅくを買っています。

後を継いだ菅首相は、6月11日に行った施政方針演説で、「日米共同声明を基本とする」ことを明らかにしました。8月には首相の諮問機関の「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」が、集団的自衛権行使の禁止・武器禁輸3原則・海外派遣自衛の武器使用制約の見直し、専守防衛・基盤的防衛力構想の見直し、非核3原則で米国を縛るのは賢明でないというふうに明言しました。

この報告書をうける形で12月には「新しい防衛計画大綱」を閣議決定し、「基盤的防衛力」に代えて「動的防衛力」にすることを国の方針とすることにしました。
大綱は「今後の防衛力については、防衛力の存在自体による抑止効果を重視した、従来の『基盤的防衛力構想』によることなく、各種事態に対し、より効果的な抑止と対処を可能とし、アジア太平洋地域の安全保障環境の一層の安定化とグローバルな安全保障環境の改善のための活動を能動的に行い得る動的なものにしていくことが必要である。」と、憲法9条の制約があるため自民党でもそこまでは言わなかったものです。そのうえ北朝鮮・中国の「脅威」に対処し、「西南地域」重視、「離島」防衛を重視するとしています。

早速今年1月末には、日米共同方面隊指揮所演習が行われ、陸上自衛隊西部方面隊4500人と米陸軍と海兵隊1500人が参加して、西南諸島の「離島防衛」で初の合同演習が行われました。また2月には、アフガンの米兵のために自衛隊の医官を派遣する計画も浮上し、日米の軍事一体化の方向が一層進もうとしています。

(3)東アジアの軍事緊張…9条改憲・壊憲、普天間問題の「解決」に追い風?
尖閣列島事件・北方領土問題で「領土ナショナリズム」が噴出しています。
加えて、延坪島砲撃事件など朝鮮半島の緊迫情勢で在日米軍と自衛隊の「存在意義」が強調されています。昨年11月末から12月初めにかけて黄海で北朝鮮の再砲撃を想定した初の米韓合同演習が行われたり、沖縄周辺・日本海で最大規模の日米総合実働演習が行われています。米軍の存在と安全保障を強調することによって9条改憲の主張を強め、あわせて辺野古移転による普天間問題の解決の追い風にしようとする意図がうかがえます。

Ⅱ.憲法9条の「現在」で再浮上した、「原罪」としての日米安保体制

憲法9条を気にしている日米安保条約
1952年のサンフランシスコ平和条約で日本が独立国となったのに、外国軍隊である米軍が日本に駐留すること。1957年に(警察予備隊→保安隊から)自衛隊を創設しますが明白な憲法違反です。

政府は55〜56年にかけて改憲計画をたてますが、国会で3分の2の賛成(の必要)が壁となって失敗します。このため「主権国家日本にも自衛権があるが、9条の規制があるので、自衛権の行使は“戦力に至らざる必要最小限度の自衛力”によって行う」という解釈改憲でしのごうとします。
今度はこれによって、軍隊なのに「自衛隊」と呼ばなければならなかったり、戦車を「特車」、軍艦を「護衛艦」と呼ぶ自縄自縛に陥ります。
米軍駐留についても、その「目的」が限定され、重大な配備や装備の変更については事前協議が義務付けられたり、行動範囲の「日本領域に限定」されたりの制約=憲法による規制が働きます。

(2)「日米安保」から「日米同盟」へ

しかし実態としては日米安保条約にも違反する日米軍事体制が進む中で、これを正当化するマジックワードとして「同盟」いう言葉が用いられます。安保条約の改定がないまま、日米首脳会談や政府間合意という手法、日米共同声明、議事録記載などで日米安保の変質が進められました。
「同盟」化を進める契機としての3つの「戦争」がありました。

1)1975年4月30日・アメリカのべトナム戦争敗戦が第一の契機です。
アメリカは世界の憲兵としての軍隊の展開を日本の負担増によって再構築しようとします。
78年には、日米防衛協力「指針」で事前協議・憲法上の制約・非核3原則の棚上げに合意します。「思いやり予算」も開始されます。
79年5月には、大平首相が米カーター大統領と会談し、挨拶の中で「日米同盟」という言葉を使いました。同盟とは外国と一体になって軍事行動を行うことを意味します。憲法9条がある以上、外国と同盟を結ぶということはできないはずなのです。
81年5月には、鈴木首相がレーガン大統領との共同声明で「日米同盟」と表現し、問題となりました。

2)89年11月9日・ベルリン壁崩壊⇒冷戦終結 91年1月17日・湾岸戦争という経過を経て、96年4月に行った「日米安保共同宣言」で日米安保条約を「再定義」⇒「同盟」が使われます
翌97年9月に新・日米防衛協力「指針」、さらに99年5月には「周辺事態法」と対米協力体制が進みます
そして「思いやり予算」も78年には62億円だったものが、95年には2714億円と急増します。
3)01年9・11事件で「対テロ」戦争の時代に⇒小泉首相は「地球規模での日米同盟」を宣言します
06年6月には「新世紀の日米同盟」というさらに一歩進んだ言葉が共同声明で使われます。
この「新世紀の日米同盟」は民主党政権に代わっても引き継がれchengeしていません

Ⅲ.憲法9条の天敵・日米同盟に向き合う。

(1)マジックワード「日米同盟」による金縛り
法的根拠のない「日米同盟」が呪文のように日本の政治を縛りつけています。
憲法9条によって自衛隊は規制を受け、安保条約も「日本の防衛」という規制を受けています。「日米同盟」はその規制を実質撤廃するもので、憲法9条に反するものです。

(2)それでも「不安」な市民に9条をどう語るか
「北朝鮮の核開発やミサイルが怖い」「軍拡を進めている中国が攻めてきたらどうする」の声があります。
リアルに現実を見る必要があります。ペンタゴンは「中朝(中国と北朝鮮)が日本侵攻」とは心配をしていません。
むしろ最大の脅威は米軍が日本に駐留していることです。テロに狙われる恐れがあります。普天間基地を辺野古に移転させるのに、「滑走路の桟橋方式ではテロに弱い」論があるようにです。
「万々々が一に備える」といいますが、「万々々が一」とは1,000,000,000,000(1兆)分の1です。1兆分の1に備えるというのでしょうか。核兵器で交戦すれば両方ともおしまい(壊滅的被害)というのが「現実」で、報復は無意味です。国家・政府は戦争を欲するかもしれないが、国民=peopleは戦争を欲しないのです。戦争が起これば被害を受けるのは国民なのです。

日本国憲法は「日本国民(people)は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な(the high ideals controlling human relationship)を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民(the peace-loving peoples of the world)の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」と9条の精神を明確にしています。ここが大事なところです

(3)「9条」精神で予算に「苦情」を言い、「窮状」を打破する
民主党政府は予算の無駄遣いを排除すると「仕分け」を行ったが、政党助成金や大企業優遇策、富裕層優遇策、皇室関係費、そして軍事費については仕分けをしていません
昨年12月に政策コンテストをやって来年度予算に「元気な日本復活」の特別枠ランクを作るとしましたが、「思いやり」予算1859億円は「Aランク」です。これが「元気な日本」でしょうか。2010年度予算の軍事費4兆7903億円は前年比162億円増です。
軍事費の中で、イージス艦は一隻1400億円、PAC-3ミサイル(Patoriot Advanced Capabilityの頭文字をとった呼称)は一発20億円、7分実験すると355億円、米軍経費3370億円は491億円増、グアム移転に日本が総計6000億円負担で今年度は126億円増、装備費は軍事機密だらけの随意契約です。
アメリカでは60億円のF15戦闘機も120億円の契約。C130輸送機も17億円が50億円。グアムの米軍家族住宅建設費も普通1900万円が7000万円。 「無駄遣いへの怒り」を、せめて「軍事費無駄遣いへの怒り」につなげましょう。

おわりに―中近東の地殻変動と日本の道
①中東地域で民衆の民主化運動が注目されています。チュニジアではアラブで初の民衆革命が行われ、1月14日にベンアリ大統領が逃亡しました。それがエジプトにつたわり、2月11日にムバラク大統領が逃亡しました。リビアではカダフィ大佐政権と民衆との壮絶な死闘が行われ、軍による虐殺も起きています。シリアのアサド政権も40年、アルジェリアのブーテフリカ大統領も11年、イエメンのサレハ大統領も20年と長期独裁政権が続いており、バーレーン、モロッコ、イエメン、サウジアフリカ等の君主国でも民主化を求める動きが強まっており、この中東の激震がアジアにも波及するのではないかといわれています。
こうした動きが東アジアにどう影響してくるのか注目されるところです。私はこの動きを憲法9条の観点から見てみたいと思っています。

②根底にあるのはアメリカ一極支配構造の崩壊です。
中南米では反米政権の続出が先行しました 99年にベネズエラのチャベス政権の誕生に続いて、01年にアルゼンチンのキルチネル政権、03年ブラジルのルーラ政権、04年ウルグアイのバスケス政権、05年ボリビアのモラレス政権、06年にはチリ・バチェレ政権、エクアドル・コレア政権、07年にニカラグアのオルテガ政権と次々に新しい政権が誕生しました。民主主義を求める動きとして見るとき、アジアの一員である日本はいつまでアメリカの一極支配体制に追随するのでしょうか。

3)民主党の「東アジア共同体」構想が後退し、今や消滅しています。
今年1月の菅首相の所信表明演説から「東アジア共同体」の」言葉は消えていました。
鳩山首相の「東アジア共同体」は菅首相の対米追随にreturn(リターン)してしまいました。

世界的流れに逆行する「日米同盟深化」の愚策 ― いまこそ憲法9条の精神を全面に押し立てましょう。

森教授はこの言葉で講演を結びました。

次いで山内一征代表世話人から、この1年の活動と情勢の特徴、これからの主な活動が報告・提案されました。

この1年の活動と今後の主な活動について

1、6周年にあたって

(1)九条を守る一点で手をつなぐ
九条の会は、2004年6月10日、加藤周一さん・大江健三郎さんら著名9氏によるアピールが出され、「日本をアメリカに従って『戦争をする国』に変えるために、『九条を中心に日本国憲法を改正しようとする動きがかってない規模で台頭しており、日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ、『改憲』のくわだてを阻むために、一人ひとりができるあらゆる努力を、いますぐ始めよう」という呼びかけに応え、思想、信条、宗教、党派の違いを超えて、憲法を守り、活かす草の根の新しい国民運動全国に運動が広がり、このあいち九条の会も2005年1月に結成されました。

(2)あいち九条の会の役割
あいち九条の会は、県下の九条の会の司令塔でもなく、上下関係もありません。それぞれ自立した組織ですが、九条の会アピールに賛同し、九条を守ろうという目的では一致しています。
あいち九条の会は、全国的な九条の会の発展のために、県下の九条の会と連携し、ネットワークとしての機能を高めて、サービスセンター的な役割を強める努力をしてきました。

2 この1年の活動

(1)憲法公布64周年 県民の集い
毎年11月3日の憲法公布記念日に行ってきた県民の集いを、今年度は会場がとれなかったため12日に午後6時30分から名古屋市公会堂で開きました。

ウィークデーの夜ということで参加者は600人と不充分な結果となりましたが、「憲法から日本を読む」と題した評論家の佐高信氏の講演は、参加者からは具体的で解り易かったと好評でした(講演の詳しい内容はホームページ参照)。

またこのつどいでは、豊田市松平わ太鼓の会の協力で、松平地区に伝わる「雲竜太鼓」も披露され大変好評でした。
最後に小林武代表世話人が、政治と会見の動き、名古屋市議会リコール運動、尖閣列島問題などにふれ、「いま九条の会に求められているのは、『政局に動ぜず、大局に立つ』という観点から、情勢に一喜一憂せず、九条を守るという草の根の運動を広げることです。」と呼びかけて閉会しました。

(2)「九条で平和」アピール行動
10月10日の日曜日に名古屋の中心部で「九条で平和を」と呼びかけるアピール行動を行いました。

午後1時30分から中区若宮大通の若宮広場で出発集会を行い、知多半島9条の会連絡会の代表が「知多半島憲法九条を守る県民のつどい」の結果を、昭和区九条の会が「平和のともしびウォーク」の運動の広がりを報告しました。

この後、栄「三越」前までパレードを行い、チラシや九条の会をアピールしたティシュを配りながら、プラカードや横断幕で道行く人々に訴えました。パレードの終点「三越」前では、山内代表世話人、宗教者九条の会の代表が宣伝カーの上から訴えました。

参加者は250人でした。前日まで風雨が激しく、参加者の足を鈍らせましたが、参加した人たちは「九条守れ」をアピールできたことに満足した行動となりました。

(3)知多半島憲法九条を守る県民の集い 愛知県下では2009年1月に、東三河九条の会とあいち九条の会の共催による豊橋市での県民のつどいを成功させましたが、2回目として知多半島で県民の集いを行い成功しました。

あいち九条の会の要請に応えて、知多半島の10市町村の九条の会と2職域の九条の会で構成する知多半島九条の会連絡会を母体とする実行委員会が結成され、「知多半島憲法九条を守る県民の集い」があいち九条の会との共催で2010年7月16日(金)に半田市福祉文化会館で開かれました。

集いは日本福祉大学付属高校生の若さあふれる和太鼓の演奏で幕を開け、水田洋代表世話人の主催者挨拶、小林武代表世話人の「九条のお話」という講演に続いて、女優たちに地元の高校生も加わって、原爆の悲劇、戦争のむなしさを子どもたちと母親たちの言葉で語り、平和を静かに呼びかける朗読「夏の雲は忘れない ヒロシマ ナガサキ 1945」が上演されました。
終演後の会場ホールでは、出演した女優さんたちの要望で女優さんを囲んでの感想会が開かれ、出演した高校生や集会参加者が感想を述べるのを女優さんたちは真剣に聞く姿がありました。

集いの協力券の普及枚数は1100枚、入場者は950人と、運動・財政面でも大成功をおさめました。また、この取り組みを通じて、知多半島の各「九条の会」の交流と結束が深まったことは得がたい成果でした、なお、大府市と中日新聞がこの集会を後援しまました。

(4)県下の九条の会との連携
①第7回交流会 8月1日愛知青年会館で行いました。29の地域、4つの分野・職域の九条の会が参加しました。

小林代表世話人から「参議院選挙後の憲法をめぐる情勢」の報告、成瀬昇代表世話人から知多半島の県民のつどいの報告と、10月10日のアピール行動と「11・12県民のつどい」の提案があり、その後参加各組織から活動の報告を受け、経験を交流しました。

また広報委員会より、この1年間に県下で五つの九条の会が発足(守山西、中区、弥富、緑区太子、天白区大坪)し、また尾張南部九条の会連絡会(6地区)が結成され、県下の九条の会が工夫をこらして活動を広げていること。行司の宣伝、会の活動を広げるためにマスコミ対策の重要性が報告されました。

2)ホームページを通じた「会」の活動や各九条の会の活動の紹介を強化しました。

3)講師の斡旋などを行いました。

3.情勢の特徴

九条の会など、憲法九条を守る運動が草の根からひろがり、改憲の動きを押し戻してきました。
朝日新聞が2010年4月に実施した憲法世論調査では、憲法全体をみて、「改正する必要がある」47%(09年調査では53%)、「改正する必要はない」39%(同33%)となっており、憲法九条に」限っての問いでは「変える方がよい」24%(26%)、「変えない方がよい」67%(64%)となっています。ここに九条の会などの運動の反映をみることができます。

しかし、毎日新聞の2010年参議院議員選挙当選者に対するアンケートで、9条改正「賛成」が48%、「反対」42%と賛成派が多数になったことを報じています。

改憲派は、世論の変化と「九条の会」など草の根からの運動の広がりをみて、巧妙に改憲の世論づくりや条件を整えようとしています。改憲のための条件づくりとしては、鳩山首相(当時)は「最低投票率の定めがない」など多くの重大問題や、付則や付帯決議が定めた法の整備や再検討を無視して改憲手続法(国民投票法)の施行を強行しました。

また、昨年11月19日参議院憲法審査会の規定を民主・自民の国会対策委員長の合意だけで、臨時国会での成立を図ろうとしましたが、問責決議などがあり成立はなりませんでした。しかし、民主・自民両党は10月20日に参議院憲法審査会の規定制定を今国会で行うことを合意しています。

鳩山首相は普天間基地の国外移転を求める沖縄県民の声とアメリカとの板挟みのなかで退陣に追い込まれ、7月に菅内閣が誕生しました。しかし、国民の期待とは裏腹に、菅首相一昨年の総選挙で掲げた「4年間は消費税は上げない」という公約から一転し、消費税引き上げを公言して、昨年7月の参議院選挙で民主党は惨敗しました。民主党への国民の期待はしぼんでいます。

また、かつての自民党政権時代でもためらわれた軍事大国化の動きも表れています。昨年12月17日、新防衛大綱を閣議決定しましたが、その内容は北朝鮮・中国などを脅威として対処する「動的防衛力」を掲げており、これまでの専守防衛に基づく「基盤的防衛力」の整備という観点から、攻撃型に転じています。

この間には、基地の再編強化、防衛庁の防衛省への昇格、憲法を蹂躙する自衛隊の海外派兵が繰り返されるもとで、北澤俊美防衛大臣は10月10日、武器輸出三原則について「新・武器輸出三原則を作り出したらどうか」と見直す発言をするなど、憲法を否定する事実を積み重ねる動きが強まっています。

その背景には、鳩山首相の登場で、在日米軍基地の国外移転が現実的な選択肢となることを怖れたアメリカの日本に対する圧力の高まりがあります。いまアメリカは財政難から莫大な軍事費の削減を進めようとしており、日本に軍事上の負担の肩代わりを押し付けてきていることがあります。

このように憲法改定の動きを後押しする客観的な条件はひろがっており、予断を許さない状況にあるといえます。改憲を目指す政党・議員が国会で多数を占めている現状のもと、新しい国民的運動形態である九条の会が、全国的規模で、草の根の運動をひろげ、強化することがますます重要となっています。

4.これからの主な活動

「憲法を守ろう 2010愛知県民のつどい」で発表した、あいち九条の会からの呼びかけ(2010年11月12日)に基づいて活動します。

1)九条の会は「九条を守る」の一点で手をつなぐゆるやかな個人加盟のネットワークです。この原点を踏まえて幅広い活動を進めましょう。

2)一人ひとりの創意や地域・職域などの持ち味を大切にし、それを活かした取り組みで、憲法を守り活かす過半数の世論をさらにひろげましょう。

3)学習や交流は活動を支える力です。計画的に学習し、条文改憲も解釈改憲も許さない力を、地域・職場の草の根から強めましょう。

4)引き続き、地域・学区・職場・学園などに「会」をつくり、相互のネットワークを強めて、情報や経験を交流し、協力しあいましょう。

運動の進め方をめぐって意見交換

この後、各九条の会の活動の経験報告や運動の進め方をめぐって意見交換が行われました。
その中で、「九条を守る」と「憲法を守る」「安保条約反対という立場が必要ではないか」などの問題が議論となりました。

「憲法を深く学ぶ中から九条を守る大切さが明らかになる」「安保条約は憲法九条とは相容れない関係だが、安保条約反対の運動と九条の会の運動とは直結しない。九条の会としては、安保条約の中身と果たしている役割を理解することで、九条を守ることの大切さを深く理解するという立場であろう」「自衛隊は必要ではないかと考えている人もいる。そういう人たちも巻き込んで九条の会の運動を広げていくべきではないか」などの意見が出されました。

これからの主な活動を提案した山内代表世話人からも「九条の会は憲法九条を守るとの一点で手をつなぐ組織である」との原則を守って運動を進めようと発言しました。
また、地方自治体を巻き込んだ運動が取り組まれているという報告もありましたが、水田洋代表世話人からは「地方自治体に頼る運動になってはまずい。独自の運動として進めよう。まお、名古屋市の河村市長の戦争についての考え方はおかしいし、市議会のリコール運動を主導したことにも私は反対したが、それは九条の会としてではなく、個人の立場で行ったことである」と九条の会の運動との関連で発言がありました。

水田代表世話人が「マスコミが正しく情報を伝えているか。マスコミは河村市長を持ち上げるような報道ばかりしていて話にならない。自分で情報を確認しなければならない時代に今はなっている。」として、「情勢を正しく見極めて、運動を進めよう」と閉会のあいさつを行って会を終りました。
なお、参加は県下の「九条の会」が41、参加者は140人でした。



2011年1月31日


あいち九条の会6週年のつどい開催のご案内

あいち九条の会はあらゆる立場の違いをこえて憲法九条の改定に反対し、憲法を守るという一点で手をつなぐ団体として結成され、今年6年目を迎えます。

また、全国各地でも「九条の会」がつくられ、草の根からの憲法九条を守ろうと活動が広がり、改憲に歯止めをかけています。

しかし、政権交代後の昨年5月に、鳩山内閣は改憲手続法(国民投票法)の施行を強行しました。

さらに12月には、代わった菅内閣は専守防衛をかかげた「基盤的防衛力」から脅威への軍事的対応をさす「動的防衛力」という立場に立つ「新防衛大綱」を閣議決定しました。

一方、アメリカからは、財政難から軍事費削減を進めるかわりに、日本に対し軍事上の肩代わりを求められる流れが強まっています。

改憲を急ごうとする客観的な条件は強まっています。

私たちは結成6周年を迎え、気をゆるめることなく、さらに草の根からゆるぎない九条を守る世論と運動を強め、広げなければと決意を新たにしています。

このような情勢のもとで、下記のように結成6周年のつどいを開きます。
皆様のご参加をお待ちしています。


日 時 2月26日(土) 13:30〜16:30
場 所 名古屋市博物館 講堂
地下鉄桜通線「桜山」駅下車 4番出口でて5分
内 容
(1) 活動の経過と今後1年間の活動について
(2) 記念講演
憲法9条の現在 ― 東アジア情勢にも触れつつ
森 英樹 龍谷大学教授
(3) 討論と交流
入場無料

画像をクリックすると拡大して表示されます

以上



「九条を守ろう」と名古屋の中心部で訴え-

10月10日のアピール行動に250人参加


あいち九条の会は10月10日に「9条を守ろう」のアピール行動を名古屋の中心部で行いました。

この行動には県下九条の会から250人が参加しました。



パレードの出発地点となる若宮広場には昼過ぎには実行委員会が「まもろう!憲法9条 9条で平和を「10・10アピール行動」の横断幕を張り出し、「9条Tシャツ」や「わたしたちは平和を愛し、戦争を憎む。だから日本国憲法9条を守る」と書かれた配布用のティッシュを用意して参加者の集合を待ちました。



午後1時前から「憲法9条は日本の宝」「世界に広げよう憲法九条!」「(象のイラスト入りの)憲法9条守るゾウ!」という横断幕やそれぞれの九条の会の名前を書いたのぼりを持ったグループが次々に集まってきました。



これに併せて、集会に先立ち「人業劇団(ひとわざげきだん)ひらき座」のみなさんによる踊りの披露があり、集会の雰囲気は次第に高揚していきました。



午後1時半から出発集会を行いました。

山内一征代表世話人の「運動を広げ、改憲を許さない世論を広げましょう」という挨拶がありました。



また、「昭和区九条の会」からは「ともしびウォーク」が瀬戸にひろがったこと、これからも九条会同士がつながって、取り組みを広げてゆくことが呼びかけられました。



また、「知多半島九条の会連絡会」から、今夏の半田市での「県民のつどい」の報告と御礼がのべられました。

閉会挨拶では、天野鎮雄代表世話人から先日亡くなったお母さんの戦中・戦後の苦労を語り、二度と戦争で苦しむ母親をつくってはいけないという、自らの九条をまもることへの思いが語られました。


集会後、矢場町交差点から栄交差点までの大津通りでパレードを行い、沿道の人々に「憲法9条を守ろう」と訴えました。

信号待ちの人たちがパレードの訴えに耳を傾けていました。



また、パレードの横では11月12日の県民のつどいや女性9条の会平和のつどいなどのビラを配ったり、ティッシュを配布しましたが、ビラに比べてティッシュの方が受取りがよかったようでした。



小さな子どもさんを抱えた若い母親に「このパレードは何のパレードがわかりますか」とたずねると「戦争はイヤですね」。受取ったビラを持った2人連れのご婦人は「ご苦労さまです」と言ってくださいました。



しかし若いカップルに「憲法九条をどう思いますか」と聞いてみると「よくわからない」という返答でした。

まだまだアピールを強めなくてはいけないと思わされました。



パレードは栄交差点で終了しました。

三越前で山内一征代表世話人・見崎徳弘世話人やそして法衣姿の石川勇吉「宗教者九条の会」事務局長が「憲法の改正手続き法(国民投票法)が施行され、国会では憲法9条をなくそうとする勢力が動きを強めており、国民が声をあげることで憲法改悪の動きを阻止しよう」と訴えました。


2010年「9条で平和 10・10 アピール行動」の予定表

アピール行動当日の全体の進行はおおよそ以下のとおりになります。
当日の行動を予定されている各会の皆様には、改めてご確認をお願い申し上げます。

10:00〜 事務局は「2010年 県民のつどい」(11月12日)のチラシや今回作成した「ティッシュペーパー」を持って若宮広場に待機します。
(辻々パフォーマンス)
13:00〜 各会の皆様、一旦、辻々パフォーマンスに中止していただき、若宮広場にお集まり下さい。
13:30〜 集会開始
・主催者からのご挨拶
・地域九条の会からのご挨拶やご報告をいただく予定です。
14:00〜 大津通を北上し、広小路栄交差点を目指します。
14:40〜 街頭からのうったえ
パレードは三越前で流れ解散しますが、街頭からの訴えも行います。
15:00〜 終了
(辻々パフォーマンス)

冒頭にあるように、事務局は「2010年 県民のつどい」のチラシや「ティッシュペーパー」をもって若宮広場で待機しております。

  もし、皆さんが「辻々パフォーマンス」や「パレード」の中でチラシやティッシュを配布するご予定がありましたなら、お手数ですが若宮広場までおこし下さい。

なお、ティッシュペーパーについては予めご注文下さい。


2010年「九条で平和 10・10」アピール行動のご案内

                               
2010年9月22日

1. 2年ぶりにアピール行動を企画しました。

この度、2年ぶりに「九条で平和10・10アピール行動」を企画しました。
本年7月の参院選の結果、改憲を支持する国会議員が増えるという事態が生じ、各地域九条の会の皆さんから「九条の会は何ができるのか」「何をすべきか」という質問をいただきました。

これを受けて、あいち九条の会は、改めて「目先の政局にとらわれることなく、大局に立った活動を進める」という立場に立ち、草の根から九条の会をひろげ、身近にできることから活動に取り組み、九条の改悪を許さない世論を形成する活動を行うことを確認しました。
この立場から今回の行動を提起いたします。

アピール行動は、

① 市民へ「憲法と九条を守ろう」の訴えを行う
② 市民へ行動参加を呼びかける
③ 「九条の会」をアピールする
④ 参加した「九条の会」相互の激励、活動を通じての交流
を目的とします。

2. 今回の行動のシナリオ

今回も次のような「三部構成」となります。
① 辻々パフォーマンス
② 集会
③ パレード

先ず「辻々パフォーマンス」を、参加する各会が独自に栄周辺で取り組み、その後、集会とパレード、街頭からの宣伝に移ります。

パレードでは、皆さんからご意見をいただいたうえで作成した横断幕を掲げ、これも同様にご意見をいただいたうえで作成したティッシュペーパーや各種のチラシを市民の皆さんに配ってアピールします。

全体の行動の流れは「辻々パフォーマンス」→「集会・パレード・街頭からの訴え」→「辻々パフォーマンス」というようなイメージを持っていただくと分かり易いと思います。




3. 辻々パフォーマンスについて

「辻つじパフォーマンス」についてのお願いです。

今回は、「あいち九条の会」の企画としては行わず、みなさんが歌やパフォーマンスでそれぞれに訴える、各会の独自行動として位置づけました。

前回同様、事前に検討しているパフォーマンスなどをお知らせください。他の会にお伝えし、参考にしあいたいと思います。ご協力をお願いします。



4. 集会の会場

会場は若宮広場です。

ご協力いただけるならば午後1時までに、一旦辻々パフォーマンスを中止してお集まり下さい。


5. 宣伝物のご案内

 (1) ティッシュペーパー

今回のアピール行動でも以下のようなティッシュペーパーを準備いたしました。

今回の図柄は袋に直接印刷し、10月10日の行動に限定しない、9条を守ろうと呼びかける内容で編集しました。

販売価格は1個10円です。ご注文は末尾の注文書をご利用のうえFAXでお申し込み下さい。送料は恐縮ですが注文者側でご負担をお願いします。
また、ご注文は500個単位でお申し込み下さい。

なお、10月10日のアピール行動でティッシュを利用される場合、10月4日以降の注文は現地(若宮広場)でのお渡しとなります。

各会で独自に利用をお考えの場合は、10月10日以降も在庫がなくなるまで注文を受け付けます。

(2) チラシ

10月10日の当日に、栄周辺で配布する宣伝物として、今回の秋の二つの企画「アピール行動」「県民のつどい」を印刷したチラシ(すでに配布した物と同じ内容)を、増刷し用意します。
みなさんの「辻々パフォーマンス」など、当日の宣伝行動にご利用下さい。

(3) 宣伝物の受け渡し

チラシ・ティッシュペーパーの受け渡しは若宮広場で行います。
若宮広場に事務局員が待機しておりますので、10時〜13時までの間に受け取りに来てください。

6. 今後の打ち合わせの日程

次回の打ち合わせ会は、9月30日18時より、名古屋第一法律事務所会議室で開催します。
皆様の参加を呼びかけます。

なお、この記事に使用した写真はティッシュペーパーの図柄以外は2008アピール行動のものです。


↓クリックで大きく表示されます。印刷してお使いください。



2010 愛知県民のつどい 参加協力券の購入についてのご案内             -コンビニなどでの購入方法-
2010年9月7日

先日、県民の方から「コンビニでの参加協力券(チケット)の購入方法がわからない」との問い合わせをいただきました。
 
コンビニの店内に据え付けられている購入機器の種類により、操作方法・手順がことなっており、店員の方が不慣れな場合にはとまどう場合があるようです。

また、画面による機器の操作案内は、コンビニ各社のホームページで検索すれば手順表がありますが、それには掲載されていない部分もあります。

そこで、コンビニ各社ごとに購入機の操作順序を記載しました。各社のホームページにある操作方法を表した手順表と併せてご利用下さい。

 チケットぴあの場合
        
【1】 サークルKの各店舗で「カルワザステーション」を利用する場合
a トップメニュー パネルの「チケット」をタッチして下さい。
b メニューを選択 「チケットぴあ」の部分(左側)をタッチして下さい。
c さらにメニューを選択 「探して購入」の部分をタッチして下さい。
d Pコードを入力 Pコードの入力画面が現れますので、そこに617-793を入力して下さい。
e 枚数を入力 購入枚数を入力し、「次に進む」をタッチして下さい。
f 内容を確認 内容を確認ここで申込み内容の確認画面が出ます。確認のうえ次に進んで下さい。
g 一般・会員&ピアカードの会員になっているか、否かの選択です。会員でない方の場合を考えます。「一般」を選択して下さい。
h トップメニュー 個人情報の取り扱い: 個人情報取り扱いの説明画面に変わります。
i 電話番号&連絡先の電話番号を入力し、「次ぎに進む」をタッチして下さい。
j 内容の確認&申込みの内容を再度確認して下さい。そのうえで「発券申込み」をタッチして下さい。
レジでの清算をお願いします。


 上記の各入力画面を画像でみたい方は、次の操作をして下さい。
 パソコンでインターネットを立ち上げる→チケットぴあのホームページに移動する→右上の画面にあるヘルプをクリックする→画面の一番下の段の左にある「インターネット以外のチケット購入・予約方法について」の「店頭購入」をクリックする→上下二段のうち下段の「サークルKサンクス」の右側にある「操作方法へ」をクリックして下さい。
操作手順の画面に切り替わりますので、これを参照して下さい。

② サークルKの店舗で「カルワザステーション」が設置されていない店舗、またはサークルK以外の店舗の場合
a 店頭でPコード(617-793)を告げて購入して下さい。

【2】
ローソンの店舗でLoopi(ロッピー)を利用する場合
a トップメニュー 画面のメニューのうち「スポーツ/コンサート/演劇・ミュージカル…」の部分(画面の一番上に出ています)をタッチして下さい。
b メニューを選択 チケットの直接購入」の部分をタッチして下さい。
c Lコードを入力 Lコードを入力する部分に「45909」の番号を入力して下さい。
d 枚数を入力 公演日が継続する場合、席種(指定席・自由席)の区別がある場合はその画面出てきますが、「県民のつどい」にはありませんので、希望枚数を確認する画面が現れます。そこに枚数を入力して下さい。
e 内容を確認 ここで申込み内容の確認画面が出ます。確認のうえ次に進んで下さい。
f 申込み券の受取 出力された申込み券受取レジで精算して下さい。

 上記の各入力画面をみたい方は次の操作をして下さい。
インターネットを立ち上げる→ローソンチケットのホームページに移動する→左側の縦帯の中にある「初めての方へ」をクリックする→「ローチケ.comご利用ガイド」中「STEP3」「買う」にある「Loopiで買う」をクリック→操作手順画面が現れますので、これを参照して下さい。


【3】
セブン・イレブンの店舗でマルチコピー機を利用する場合
a トップメニュー マルチコピー機のタッチパネルで「セブンチケット」を選択します(選択部分をタッチします)。
b チケットの種別の選択 チケットの種別を選択、「一般チケット」を選択
c チケットのジャンルを選択 画面下の左側にある「商品番号」を選択し、ここにセブンコード005-189を入力してください。
d 枚数を入力 公演日が継続する場合、席種(指定席・自由席)の区別がある場合はその画面出てきますが、「県民のつどい」にはありませんので、希望枚数を確認する画面が現れます。そこに枚数を入力して下さい。
e 申込者氏名を入力 申込者及び電話番号を入力してください。
f 入力内容を確認 内容に間違いがなければ「OK」ボタンを押して下さい。
g 払込票を受け取る 機械から払込票が出力されるので、それを持って レジで清算して下さい。

上記の各入力画面をみたい方は次の操作をして下さい。
インターネットを立ち上げる→セブン・イレブンのホームページに移動する→店内サービスを選択→セブンチケットを選択→画面中段より下にある「その他各種チケットのお手続き方法」をクリックして下さい。
画面が現れますので、これを参照して下さい。
      
2010年「県民のつどい」の講演者決まる!

2010年8月11日

  今年の「憲法九条を守ろう 2010 愛知県民のつどい」の講演者が決まりました。
  評論家の佐高 信さんです。

  「憲法から日本を読む」と題して大いに語っていただきます。

  また、会場はこれまでと同様名古屋市公会堂大ホールですが、日程は11月3 日ではなく、11月12日(金)18:30開演となっています。

  お間違えのないようにお願いいたします。

  なお、チケットは既にぴあやコンビニで入手可能です。以下のチラシにも記載 がありますが、念のためそれぞれのコード番号を記します。

セブン・イレブン コード 005-189
チケット・ぴあ Pコード 617-793
ローソン Lコード 45909


画像をクリックすると大きく表示されます



知多半島憲法9条を守る「県民のつどい」のご案内

2010年6月11日

あいち九条の会は、11月3日に名古屋市内での「県民のつどい」を開催してきました。参加された方から、郡部での「県民のつどい」の要望もいただくなか、昨年には豊橋で「県民のつどい」を開催してきたところです。

今年も、半田市で知多半島の各「九条の会」のみなさんのご協力をいただき、標題にある県民のつどいを開催することとなりました。

演目となる、女優たちによる朗読「夏の雲は忘れない」は、山田昌さんなど名だたる女優のみなさんが、平和を願い、全国各地で公演し、平和への想いと共感をひろげてきたすばらしいものです。

また、日本福祉大学附属高校和太鼓部の演奏は各地で高い評価をうけており、みなぎる若さ、ほとばしるようなエネルギッシュさで感動をまき起こしています。

さらに、あいち九条の会代表世話人である小林武愛知大学法科大学院教授が、「9条の話」として講演をいたします。

会場となる半田福祉会館(雁宿ホール)は、知多半島を代表する第一級の文化施設です。名鉄「知多半田駅」のすぐ前にあり、初めての方でもわかりやすい会場です。

この機会に、ぜひ、足をお運びいただき、知多半島憲法9条を守る県民のつどいにご参加をお願い申しあげます。

チケットなどにつきましては、チラシにあります実行委員会事務局、または当「あいち九条の会」までお問い合わせください。

以上



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第7回交流会開催のご案内

2010年6月10日

普天間基地の移転問題など、政府への国民の批判がたかまるもと、鳩山首相は辞任に追い込まれました。

改憲の動きについては、鳩山内閣が国民投票法の施行を強行するなど、予断を許さない状況にあり、参議院選挙の結果によっては、より反動的な動きが強まることも懸念されます。

このような政治と憲法をめぐる情勢のもと、第7回交流会の開催について、下記の日程で開くことと致します。

この1年間においても、県下の各九条の会の活動はそれぞれの会が創意工夫をこらした活動をとりくみ、発展しています。皆さんの貴重な活動・経験の交流が、運動の発展の力になります。

是非、ご参加下さるようご案内致します。なお、あわせて今年の「11・3県民のつどい」や「アピール行動」についても、ご協議をいただきたいと存じますので、よろしくお願いいたします。




日 時  8月1日(日)13:30〜16:00
※会場の都合により、13:10より受け付けを開始します。

場 所  愛知県青年会館 2階 第二会議室
〒460-0008 名古屋市中区栄一丁目18番8号
Tel 052-221-6001  http://www.aichi-seinenkaikan.or.jp


地下鉄東山線で、「藤が丘」行に乗車し、「伏見」駅下車、7番出口より西へ
会場までのアクセスなどは、こちらを→クリックで地図が出ます

当日「会」発行のニュース、ビラ、チラシなど持参される方は、100部ご持参下さい。会場で配布します。なお、会場での配布は「九条の会」の発行物に限らせていただくことをあらかじめご了承願います。

以上

改憲手続法(国民投票法)施行は違法。廃止の声をひろげましょう

改憲手続法(国民投票法)が、この5月18日に施行時機を迎え、政府は改憲手続法の問題点を放置したまま、施行に向けて形式的な準備を進めています。

私たちは、これまで改憲手続法の国会上程に際し、2005年3月に声明を出し、さらに同法案の成立に対しても、「改憲手続法の制定に反対。いますぐ学習を呼びかけます(訴え)」と題し、2007年3月19日付で見解を公表してきました。

施行を前に、あらためて改憲手続法の廃止を求め、見解を公表するものです。

安倍元首相は、憲法を頂点とした戦後レジームからの脱却をはかるとして、任期中の明文改憲を公然と唱え、そのために2007年5月11日に国民の批判や反対の声を無視して、改憲手続法を強行採決しました。

国民的な議論もつくすことなく、重大な問題点をかかえたままに成立させたものでした。 その2ヶ月後の2007年7月29日の参議院選挙で自民党は惨敗し、さらに2009年8月30日の衆議院選挙ではついに、国民の批判をあび、政権交代が起きました。

改憲を声高に叫び、改憲手続法の成立を強行させ、改憲路線を公約にかかげた自民党に対し、国民は二度にわたる国政選挙を通じて、はっきりと拒否を意思表示したのです。

また、改憲手続法は問題が多くあります。
①最低投票率の定めがないこと②公務員・教育者に対する運動の規制③有料の意見広告への規制がないこと④国会の議席数に応じて構成される広報協議会による改憲案の宣伝が無制限に認められていることなどです。

このような重大な問題について、施行までの3年の猶予期間と附則や附帯決議をつけねばならなかったこと自体が、改憲手続法が欠陥法であることを証明しています。

附則には、①施行までの18歳成人・選挙年齢の法制化(第3条)、②公務員の国民投票運動を自由にするための法改正(第11条)、③改憲のための国民投票制度についてのさらなる検討と必要な措置(第12条)…を、3年の猶予期間内に行うことを定め、それをもって施行の条件としています。これらのことは、どれ一つできていません。

附則や附帯決議によって、改憲手続法の整備や再検討を義務づけながら、この3年の猶予期間中にそれができなかったのは、国民の多数が改憲を望んでいないことの当然の結果です。

18歳投票制など、国民の主権、民主主義のあり方に関わる重要な問題について、国民のなかでの議論はまったく進んでいません。にもかかわらず、改憲手続法の施行を強行することは断じて許されません。改憲手続法という欠陥だらけの法律の施行を強行することは、違法としか言いようがありません。

何よりも、明文改憲を進めるために国民を無視して成立を強行した法律であること、国民がそれを明確に拒否してきたことからも、施行を強行することは国民の声に背を向けるものであり、主権者である国民を愚弄するものです。

憲法の改悪のために成立させた改憲手続法を、ただちに廃止することを求めます。改憲手続法の施行が違法であること、憲法の改悪のための改憲手続法の廃止の声をすみずみにまで広げましょう。
 
2010年5月1日
あいち九条の会世話人会




あいち九条の会5周年記念のつどいご報告


 あいち九条の会は2月27日、名古屋市中川区役所講堂で「結成5周年のつどい」を開催し、120人が参加しました。



小林武愛知法科大学院教授(あいち九条の会代表世話人)より、「政権交代後の九条をめぐる現状と九条の会の課題」と題する講演をうけました。

 小林教授は、まず現状の確認として①明治23年の日本初の衆議院選挙、戦後の普通選挙の実施などに続き、昨年の総選挙は国民が政権交代を選挙で成し遂げたことで、歴史的な総選挙であった②総選挙による政権交代があり、自らの言葉で政治を語る国民が増えているのではないか③4割台の得票で7割の議席を得るという小選挙区制の害悪がはっきりと現れ、小政党は締め出された …の三つをあげられました。
そして、鳩山政権は発足から5ヶ月で早くも正念場を迎えていること。

いまの政治状況をどう見るのか。一つは鳩山政権の積極面として新自由主義的な構造改革を修正、一部転換したこと、すなわち障害者自立支援法廃止、生活保護母子世帯の加算の復活、高等学校の無償化を進めたことなどをあげられました。

 二つ目に、国民の失望を呼んでいる鳩山政権の限界が現れており、政治と金の問題が政権の中枢に現れていること、後期高齢者医療制度の先送り、消費税増税の浮上などをあげられました。そして日米同盟を基軸とするという姿勢があり、普天間基地問題で迷走を続けていることも指摘なさいました。

 三つには、国会の荒廃をあげ、国会審議が野党自民党の態度もあり、政策論議もまともにできておらず低調であること。…をあげられました。

 問題提起として、民主党政権が正念場を迎えていることの証左として、ポスト民主党政権が考えられるような状況にあることをあげ、次の政権を考えたとき、国民は自民政権を選ばない。しかし公明、社民、共産にも当面は向かない。
無党派が行き場を見い出せず漂うのかと考えたとき、より強権的な政治を望む流れが急速に高まることを警戒すると指摘されました。
 その兆候として、次の5点をあげられました。

  1. 死刑廃止の国際的な流れを日本も共有していたが、死刑待望、死刑歓迎死刑だけではなく厳罰待望の風潮が強まっていること。
  2. 時効廃止を国民は歓迎どころか、強く望んでいることを危惧する。時効制度は単純ではない。これまで練り上げられて作られた法制度であり憲法をはじめ法制度が、加害者=刑事被告人の立場に立って作られている のではないかという批難がとても強くなってきていることは非常に危険。
  3. 外国人の地方参政権の付与について、最高裁から憲法違反ではないとする判決まで出ていながら、強い反対があり、成立が危ぶまれている状況が現れている。
  4. 朝鮮人学校を高等学校無償化の対象とすることに否定的な言動があり 世論がそれを歓迎するのではないかと危惧する。
  5. 選択的夫婦別姓も大きな流れでは進んできたのが、反対が強くなってきている。
 …などをあげました。
 これらのことをどう考えたらよいのか、一つひとつが大事であり、どこかで決めてしまうのではなく、一人ひとりが意見を持つ、違った意見を持つというテーマとして問題提起をしたいと述べられました。

さらに続けて、国民の期待を込めて誕生した民主党政権が倒れたら、次はもっと強権的で乱暴な政治家に期待をするような流れが強まっていくのではないかとの懸念を語られました。
 
改憲の動きについては、民主党政権が改憲問題で具体的に動き出してはいないが、まず民主党は改憲の政党であること、鳩山首相は改憲では確信を持っており、公表した「新憲法試案」は自民党の「新憲法草案」よりも、さらに保守性が強く、軍隊の外国での展開ではもっと強い内容であることを指摘しました。
 そして、鳩山政権の改憲への姿勢として、民主党自身も2005年に「憲法提言」を出し、鳩山氏の「新憲法試案」と歩調を一にしていること。総選挙時のマニフェストでは、この「憲法提言」を前提にして憲法論議を始めようとしていること。マニフェストの最後に「現行憲法を補い改めることを、国民に責任を持って提案し」と記し、憲法改定を責任を持って国民に提案するとしています。そして、その場合に「憲法提言をもとに国民との論議を各地で行い、国会内で慎重かつ積極的に検討していく」としていることをあげられました。

 今後の見方として、この民主党の公約の期限は4年であり、4年以内に憲法改定を提起することが民主党の立場であり、これをうけて国会が展開していくこととなるとのべました。

 いっぽう改憲の環境は変化しているとして、一つは、選挙で新憲法制定議員同盟の議員が大量に落選、139から53へと激減したことをあげました。このことからも急速には改憲の動きができないこと、新しい改選議員では改憲をいう人は3分の2を切り、59%になっており、改憲の発議の為の議員数に満たないのが現状であり、4年前は改憲派は87%であり、大きな違いがあることを指摘されました。

 国民投票法は憲法改正の手続法であり、今年の5月18日に3年を迎え、法的にはこの法にもとづき、憲法改定の発議ができることとなるが、そのためには憲法審査会を始動させなければならないこと、それが出来ない状況にあり、これがまさに選挙によって創られた環境なのだと述べられました。

 ただし、このような改憲をめぐる環境の変化にも関わらず、憲法改正が再び動き出しており、自民党が第二次の憲法改正草案を作っていること、新憲法制定議員同盟が活動を再開していることをあげ、改憲を支持する議員が激減したが、その数は固定ではなく、増えていくこともあるとし、警戒する必要があると指摘されました。

 そのうえで、明文改憲は単純には進まないが、実質的なリフォームが進んでいるとし、次のことをあげました。

 一つは、集団的自衛権については行使できるような仕組みを検討しており、内閣法制局は集団的自衛権はあるけれど、行使できないとの見解であり、これを桎梏と感じている小沢=民主党は、これを内閣の手に、集団的自衛権の行使ができるという状況をつくろうとしている。派兵恒久法を作ろうとしていること。

 二つ目に、ハイチに自衛隊をPKO活動として派遣したこと。なぜ、PKOか、PKOは軍隊の派遣であり、海外派兵の一環、それの予備的な行動としてやっていること。

 三つには、国会と内閣の仕組み、統治機構、政治の仕組みを変えていくことがはっきりと出ている国会改革。内閣法制局排除、官僚答弁の禁止、会期制を変えて通年国会にしようとしており、委員会の定数削減、民主党の議員提案立法をさせないとしている。

 これらはむしろ国会の役割を低下させることになる。圧倒的な民主党議員の数の力で、国会の地位を低下させることになる。現在は、民主党の幹事長への権限の集中として進んでいるが、内閣、首相への権限の集中であり、国会の権限を低下させ、首相への権限を集中させる流れがある。

 実質的な憲法の変更が明文の憲法改正と並んで進んでいるのが特徴とし、さらに今日の一つの焦点が政治構造の転換にあると強調されました。

 国では小沢民主党の国会改革、これと歩調を合わせるように、地方政治においても政治機構の転換がはかられており、国会と地方で同じ原理をもったリフォーム(作り直し)がはかられ、地方の代表例が名古屋市であると語り、憲法が定める地方自治、民主主義のうえから問題点を指摘されました。

 このような様々な問題に対し、九条の会運動にいま期待されるものとして、河村市政、死刑廃止など様々な政治・社会の問題について、九条の会がではなく、九条の会に属する人たちが、自分の持ち場で、それに取り組むことと語り、九条の会の原点を守って、進んでいくことが大事と訴えられました。

 あらためて九条の会の原点として、①上下関係がない、指導・被指導というような関係はない、縦ではなく横につながったネットワークあり、それぞれの会が自立し、強い個性を持ち、活動のスタイルがある。②保守・革新、宗教、職業の違いを問わない、それらを超えた個人加盟のつどいの場。運動団体というよりも、つどいの場であり、保守革新を超えた、戦後初めて登場した大衆運動であり、九条の会の運動は21世紀の初頭に日本の民衆が初めて見いだした運動であると言えるのではないか。③運動形態はさまざまであり、創意工夫があり、運動形態はそれぞれの会によって様々であること。文化行事、学習、戦争体験の披露、戦跡めぐり、九条グッズなど、九条の会らしいものが広がっていること。④草の根の運動であること、小学区単位など、せまい単位で取り組むことがふさわしい。全国で7500の会が生まれている …の四点をあげられました。

 最後に、九条の会はこの原点を活かし、それに基づいた運動をしていくことではないかとし、新憲法議員連盟は九条の会を名指しして対抗心を示しており、改憲の側も草の根の活動をするとしており、私たちの草の根の運動とこれらの改憲の運動とせめぎあうことになっていくこと、いったん九条を守るという考えをもった方がそこから離れることもありうるとし、せめぎ合いとはそういうものであり、今日の状況を念頭に九条の会運動の原点に戻って進めていきたいと自らの決意も込めて呼びかけ、講演を終えられました。



 次に成瀬代表世話人から、この1年間の活動の経過と主な活動について、報告・提案しました。
 (1) 憲法九条を守ろう 2010県民のつどい
11月12日(金)18時30分より、名古屋市公会堂大ホールで開きます。
(11月3日は会場が確保できませんでした)
メイン講師は評論家の佐高信さんとします。
例年どおり、各九条の会の協賛と各団体の協力を得て取り組みます。

 (2) 地域での県民のつどい
7月16日(金)夜、半田市雁宿ホールで、知多地域九条の会連絡会を
中心とした実行委員会とあいち九条の会の共催で開きます。
「夏の雲は忘れない」の上演、講演 小林武代表世話人

 (3) 講演会を随時開きます。
国民投票法(改憲手続法)の学習会を開きます。

 (4) 「会」のニュースの発行を検討します。

 (5) 県下の九条の会のネットワークとしての機能を強めます。
①九条の会が地域・職域・分野別に結成されるよう協力します。
とりわけ地域では学区単位の九条の会を作るよう働きかけます。
②講師の紹介やあっせん、活動の紹介、情報や資料の提供などを行います。
③ホームページをさらに充実させます。
各九条の会から活動などについて、情報の提供を求めます。
④第7回交流会を8月1日(日)に、名古屋市内で開きます。

(6) 街頭アピール行動を10月3日(日)名古屋市・栄を中心に行います。

(7) この1月から結成5周年を期して、個人募金に取り組み、みなさんのご協
力を得ていますが、目標には達していません。活動資金に充てるために
個人募金に引き続き取り組みます。

その後、講演と活動の経過、これからの活動の提案を受けて、質問や意見などをうけ、参加した各九条の会のみなさんとの意見交換、活動の経験の交流が行われました。

 参加者からは、「押しつけ憲法論に対し、毅然として否定できるのか」「国民投票法の施行は可能なのか」「憲法九条を守るだけではなく、生かそうという運動をすべきでは」「改憲を指向する『九条の会』が、動いており、九条を守るを加えた名称に変更した」「地域の発行物に九条の会の催し案内をなど掲載してきた」「ニュースをぜひ発行してほしい」など、意見や活動の報告が活発に出されました。



 質問に対して、小林代表世話人からはていねいに歴史的な事実経過を述べ、「押しつけ憲法論」が事実経過の上からも、学問的、政治的にもなんら根拠がないものであり、きっぱりと否定できることを語るなど、質問に対する返答やあいち九条の会としてとらえ方などが述べられました。  最後に、山内代表世話人が今日の情勢と九条の会の役割についての講演、活動提案への活発な意見を出していたいだいたこと、各九条の会の活動の報告を聞かせていただいたことに感謝をのべるとともに、今後の活動に活かしていくことを述べ、各九条の会の活動が発展していること、つどいの成功を参加者一同と確認し、閉会しました。

 国民投票法への質問と返答を紹介します。
質問:国民投票法の付則のなかで投票の権利者が18歳となっているが、関連の法整備が必要。発議する状況にはならないと思うが、国民投票法はどうなっていくのか。

回答:5月18日が3年目となる。法律自身が3年目で施行としているが、附則がある。国民投票法は消化しないものをいっぱい含んでおり、積み残しが多くある。特に投票権者の年齢を18歳としようとすると、民法などの改正が必要となる。そうしたことがまったく成されていない。5月18日の施行が出来るのか疑問視されている。

1月31日のNHKニュースで、そのような問題があるから、施行延期の見通しを民主党は持っていると報じた。
政治の中の事柄であり、あらゆることがむちゃくちゃな形、理性を離れて、解決ということが政治の舞台ではある。「単純に法としては動かせない、ただ施行の日が来ただけだ」というようなとらえ方ではいけない。我々の政治姿勢としては安穏としてはいられない。ただし、法律としては積み残しが多い法律である。



2010年1月20日

あいち九条の会5週年のつどい開催のご案内

 あいち九条の会はあらゆる立場の違いをこえて憲法九条の改定に反対し、憲法を守るという一点で手をつなごうと結成し、5年を迎えます。
 鳩山内閣が誕生し、一時的に明文改憲の動きは弱まっていますが、改憲を断念したわけではありません。この5月には改憲手続法である国民投票法が施行されます。

 また、海賊対策を口実にしたソマリア沖への自衛隊派遣など、憲法九条を破壊する活動は続いており、憲法解釈の変更によって、集団的自衛権が行使される危険もあります。

 私たちは、このような情勢のもとで、結成5周年を迎えて、さらに草の根からゆるぎない九条を守る世論と運動を強め、広げなければと決意を新たにしています。

 下記のように結成5周年のつどいを開きます。皆様のご参加をお願いします。



  日 時  2月27日(土) 13:30〜16:30
  場 所  名古屋市中川区役所 講堂
       地下鉄東山線「高畑」駅下車 3番出口でて2分
       会場までの地図は、同封のチラシを参照ください

  内 容  (1) これまでの活動とこれからの活動について
       (2) 記念講演 
         政権交代後の憲法をめぐる情勢と九条の会
         小林 武 愛知大学法科大学院教授
       (3) 討論と交流

 入場無料
  
以 上

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明けましておめでとうございます


 あいち県下各九条の会の皆さん、個人であいち九条の会に参加しておられる皆さん。
 新年のごあいさつを申しあげます。

 昨年は憲法九条を守り、生活に生かす年として大きく発展した年でした。どの世論調査でも「憲法九条を変えるな」が多数を占めました。

 昨年の衆議院総選挙は多数の改憲派の議員に国会の議席を失わせ、毎日新聞の調査では「九条を改正すること」に反対の衆議院議員が51%と多数になりました。国民の声が選挙の結果に反映したのだと思います。

 愛知県下でも、5月に「あんじょう九条の会」(安城市)が新しく結成されたのを始め、各地の九条の会が3周年記念、4周年記念のつどいを開くなど活発に活動しています。

 つしま、かにえ、さやの同じ地域の三つの九条の会が合同で品川正治さんの講演会を開きました。年末には昭和、みずほ、千種区、名東区の九条の会が呼びかけた今年4回目の「平和のともしび」行進には緑区、南区、東区、瀬戸の九条の会からも参加、参加者の輪が広がっています。

 昭和区九条の会はキリスト教会や社会福祉団体と一緒になって「平和のつどい」を行いました。岩倉九条の会のように小学校区ごとにきめ細かな集会を組織するなどなど新しい活動スタイルも生まれています。

 これまで保守系といわれていた人たちが各地の九条の会の集会に参加するようになったのも昨年の特徴です。

 つしま、かにえ、さやの合同の講演会では津島市の商工会議所会頭や市医師会長が講演会の告知ビラに協賛の名前を載せるてくださったり、講演会に津島市の総務部長、蟹江町の副町長、隣の弥富市から元弥富町長も参加しました。

 津島市、同教育委員会、蟹江町、同教育委員会がこの講演会を後援してくれました。知立市でも九条の会の3周年のつどいの森英樹さんの講演会に市の教育委員会が後援してくれました。甚目寺町では九条の会の講演会(講師はあいち九条の会代表世話人の天野鎮雄さん)のビラをいくつかの「区」で町内会の回覧板で周知してくれました。

(特徴的な活動を紹介しましたが、この他にも多くの会の情報がホームページに掲載されています。みなさんの会の新しい情報もホームページにお寄せください。)
 
 九条を守る運動が発展している一方で、憲法改正の手続を規定する「国民投票法」が公布から3年経って5月には施行されます。

 国会では護憲勢力のがんばりで改憲案を審議する憲法審査会のメンバーもまだ決めさせていませんし、政権の中心をなす民主党も今のところ憲法改正に向けての論議を行おうとはしていませんが、今年はこの憲法審査会が動き出さないようにする運動を強めなければなりません。

 情報公開権、プライバシー権などを憲法に盛り込むべきだという「目くらまし改憲論」が一定の影響力を持っていて、世論調査で「憲法の改正が必要」が多数を占める面もあります。

 こうした世論には配慮しつつも、それを中心的に担っている勢力が九条改正を狙ったまやかしの論議をしかけてきていることを明らかにして、「九条を守れ」の運動をいっそう広く、誰にでも訴え、世論の輪を広げていく年にするため、お互いにがんばりましょう。

     2010年元日                   
あいち九条の会


「戦争のない社会は必ずくる」
益川敏英さんを迎えて03県民のつどい

 「憲法公布63周年記念・11.3県民のつどい」が名古屋大学豊田講堂で11月3日午後1時から行われました。

 今年の県民のつどいは、あいち九条の会と名古屋大学平和憲章委員会の共同主宰で行われ、メインは名古屋大学出身でノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんの講演と若者との対話でした。
 「つどい」には広い講堂を埋め尽くすおよそ1,500人が参加しました。

水田代表世話人が「みんな一緒に九条を守るため闘いましょう」と
あいさつ
 

 開会に先立って名古屋大学の合唱サークルが「シャガールと木の葉」を披露しました。


 定刻の午後1時に天野鎮雄あいち九条の会代表世話人の司会で開会し、あいち九条の会代表世話人の水田洋名古屋大学名誉教授が「ノーベル賞をもらった人が九条を守る集まりに来てくださった。
 みなさんと一緒に九条を守るため闘いましょう」と開会のあいさつを行いました。





 また共同主催の名古屋大学平和憲章委員会の河合利秀さんが「名古屋大学平和憲章ができて22年経つが古いとは感じられない。
 名古屋大学は平和の学問の府として私たちもがんばる」と決意を述べました。


 名古屋大学の坂田昌一教授の研究室で一緒だった先輩の沢田昭二名古屋大学名誉教授が、益川敏英さんは坂田昌一教授が「坂田模型」と呼ばれる素粒子の複合模型を提唱したというニュースを聞いて「私の住む名古屋で今科学が作られている。ならば私もそれに加わりたい」と名古屋大学を目指して猛勉強をはじめたそうですと、物理学との出あいを紹介したあと、学問的業績と人柄について「益川さんは、『現象によって示された未解決の問題も、現在手許にある理論によって可能な限り追求すべきであって、あらゆる可能性を尽くしても不可能であるとき、初めて古い理論に替わるものを求めるべきである』と主張した。 これがノーベル賞の小林・益川理論につながったと思う」と紹介しました。



 益川さん講演で「国際社会は必ず戦争という手段に頼らなくなる」「外交で解決できない課題があるとは思わない」




 続いていよいよ益川敏英さんの講演に移りしましたが、益川さんはユーモアを交えながら人類の歴史は戦争をなくす方向に向かっていると次のようにのべました。



(以下益川さんの講演の要約)
 私は坂田先生の下で研究をしていたが、平和とか核兵器の問題に首を突っ込んだことはなかった。

 参加者の後ろからついていけばいいと思っていた。それが京都の九条の会から言われて会長になった。

 憲法九条の会は平和がメインテーマだが、「敵が攻めてきたらどうするのか。漠然と戦争反対と言っているだけでは敵に押し込まれる」などといわる。戦争とはどういうことなのかを考えてみたい。

 今年の1月の朝日新聞で記者が戦争の問題を語れる人間が少なくなったと言っていたが、敗戦のとき4歳か5歳だった私たちが最後かと思った。

  私の戦争体験は5歳の時住んでいた鶴舞の家の近くに高射砲陣地があり集中的に爆撃を受けたことだ。家の近くに落ちた焼夷弾が不発弾だったので助かった。

 中学生の頃は朝鮮戦争があったが、当時はあまりよく見えていなかった。後から活字で読んで知った。

 フランスの植民地だったベトナムで独立戦争があったのは意識した。フランスは負けて撤退した。アメリカがゴ・ジンジェムという男を連れてきて37度線の南にかいらい政権をつくった。

 ゴ政権が1年後に南北統一の選挙をやるという休戦協定を守らず、フランスとたたかった当時ベトミンといったがその人たちを圧迫した。その結果、南で解放戦線がつくられ、ゴ政権とそれを後ろから支えているアメリカと戦うことになった。

 私は形式的な反戦論者ではありません。やむにやまれず銃をとらざるを得ないような戦争というのはわかる。自分が理解できるものは支援したいと思う。

 クラウゼヴィッツ(プロシアの将軍、後にベルリン陸軍大学校長)という人が「戦争論」というのを書いた。そこでは「戦争というのは外交の延長である。外交でラチがあかぬ時に暴力を使う」といった。

 僕はこういう戦争には反対です。なぜなら、戦争のもたらすであろう敵味方双方の被害を考えたら、譲歩できないような、外交で解決できない課題があるとは思わない。外交の手段で納めることは可能だ。

「100年単位で考えれば人間が望むことは必ず実現している」



 私は戦争は100年でこの世からなくなるだろうと話している。「何をバカなことを言っているのだ」と言われるが、私は本気です。

 歴史の見方は、数年や10年の単位で見るといろんなことが起こる。が、100年の単位で見ると、人間というのは、こうなった方がいいんじゃないかと思い始めれば、100年の単位で見れば実現している。

 ギリシャ時代には「戦争がなくなればいい」と思っても誰も相手にしてくれなかっただろう。その時代は戦争というものが社会の機構の中に組み込まれていたから。

 しかし20世紀になって戦争のない社会というものが考えられるようになった。奴隷制社会というのは地球上から姿を消しました。植民地も1960年くらいになくなりました。実態として残っているところもあるが、公然と植民地としているところはない。

 奴隷制がなくなったのは、リンカーンの人道主義だけではない。工業生産と農業生産の問題である。(アメリカの)南は綿花の生産で労働が必要。北では工場生産の労働力が必要になった。労働力の取り合いになった。それは社会があって歴史を動かしているという考え方で見るとわかる。

 人間の歴史というものはそれなりに背景があって、それを解決するための理想なり何なりかがあって変わってきた。
      
 第二次世界大戦が終わっても植民地はあった。農業生産と工業生産の生産性で農業は劣勢だったが、農業者をしばり付けるのではなく、自分たちの未来は自分たちで決める方がいいのだという考えから奴隷解放、植民地が解放された。

 アメリカは1930年代は自由な国だといわれたが、1950年代は野蛮な国になった。
      
 労働組合を暴力団などを使って弾圧し、農民を圧迫した。1960年代になると、自由民権運動とベトナム反戦運動が起こり、アメリカは基本的人権を尊重する国に変っていった。

 今から20年くらい前には、南部で黒人のデモを警官が襲い、棍棒で黒人を叩き殺した。
それが今では黒人の大統領が実現する社会になった。基本的には人間がこうした方がいいと考えたら、その認識の方向に向かう。

 皆さんも30年経ったらどれ位の変化が起こっているか考えてみよう。私の中学生時代には明道町にはお菓子の問屋が並んでいて、駄菓子屋さんが仕入れに朝の5時から7時ころまでいっぱい来ていたが、10年前に昔の町がどうなっているか見に行ったら、菓子問屋街は今はない。その人たちを相手にしていた東海銀行の支店もなくなっていた。

これ位の変化が30年で起こっている。だから学生諸君に親と同じ仕事をすればいいということは通用しなくなる。今すぐ役立つことより、10年、20年の時代の流れに耐えられるような技術を身につけろといっている。

 私の若い時の経験で、昔の電子機器には真空管というものが使われていた。我が家に始めてテレビが来たとき、テレビの機械の裏側をのぞいてみた。真空管が17個あって、配線図がかいてあった。それなら故障も自分で直せる。

 ところが今のテレビは故障したら自分では直せない。テレビが写る原理はわかっているが、トランジスターからさらに進んで、一つが真空管に換算すれば1千万本位に当たる集積回路というのを使われていて、それを幾つも使っているが。どういう型で使われているのか電子工学科の教授でも分からない。それは各社のポリシーで何を重視して、どういう仕組みにするかはブラックボックスになっているからだ。

 科学は発達すればする程、人々の生活から遠くなっている。代わりにエセ科学がまかり通っている。テレビ番組で心霊写真を集めて、墨染めの衣を着た坊さんが心霊写真に背後霊が写っているという。

 背後霊というのはよくわからないが、そういう可能性があるのか、可能性はどういうものなのか、いろいろ分析して事実でないものを排除し、最後に残ったのが背後霊と考えるのならいいが、パッと見てすぐ「背後霊だ」というのはエセ科学だ。

「国民は9条改正には反対である」



 フランス革命を考えても、社会も昔は王制だったが、共和制になったり、王制に戻ったりしたが、最終的には王制は廃止になった。

 それは社会の自然の道で、その社会がどう成り立つかの仕組みは生産と消費の仕組みによって決まる。機械工業で大量生産が行われるようになると、労働者が中心になったが、低賃金で働かされ、あまり労働者の数は要らないようになる。

 戦争は基本的には国と国との利益のぶつかり合いだが、お互いに受けるであろう戦争の被害を考えた時、戦争を避けて通る、譲歩する道を探すという基本的考え方がこの世の中に現れる。

 それは必ず定着するだろう。逆流もあるが、社会は進歩の方向に向かう。100年経てば戦争は無くなるだろう。われわれ個人の生活でも対決する問題が現れれば裁判で解決するという道をとる。

 国際社会においても同じで、必ず戦争という手段に頼らなくなるだろう。 憲法9条を考えると、最近はキナ臭い。国民に「憲法を改正した方がいいか」とアンケートでたずねたら、「改正したい」はあるだろう。

 しかし「9条をこういう条文に変える」と条項を明記して問うたら、改正派は負ける。それでも改憲の動きは根強くある。その動きは警戒しなければならない。
 
 60年安保の時や国鉄民営化反対闘争でも、国鉄の労働組合は「マル生運動(生産性向上運動)」に反対し、結果としては組合が(「マル生」反対で)勝ったが、新聞は「組合の幹部が勤務時間中に風呂に入っている」などと書きたてた。

 毎日のようにそういう情報が流され、市民には改善しなければと思うような雰囲気を作っておいて民営化を強行した。今新聞でも「ヤミ専従」問題を盛んに報道している。そういう雰囲気をつくって、それを利用して労働組合を弾圧してくる。国労つぶしでも、正面に主だった政治家は顔をださなかったが、そういうブレーンはあったろう。

 改憲論が盛んだが、9条の条文を「戦争できる」と明記するとしたら改憲派は負ける。(国民を改正に賛成させる)秘密の手を考えているだろう。ある国が攻めてきて日本にミサイルを撃ち込んでくる」などと宣伝している。

 しかし今憲法を変えるという政治が行われようになったら、燎原の火のごとく反対が燃え上がるだろう。基本的には、問題が提起される前にそれが出来ない状況に追い込むのが上策であると私は考えている。



 益川さん「平和・青年・学びそして未来」をテーマに若者と意見交換

 この後休憩をはさんで名古屋大学のグループによる少林寺拳法の演武と愛知県の若者有志による四つの楽器を使った韓国の音楽サムルノリが演奏された後、名古屋大学生の司会で益川さんと若者の対話が行われました。






 






小林代表世話人「総選挙で改憲派後退。改憲発議をさせない運動の強化を」

 最後にあいち九条の会代表世話人の小林武愛知大学法科大学院教授がまとめと閉会の言葉を要旨次のように述べました。



 益川先生の問題提起を聞いて若い人は幸せだったと思います。人類の中の学問というものがどういう人たち、どんな関係の中で進んだのかがわかるお話でした。「平和・青年・学びそして平和」がこの集会のテーマですが、真理の探究を通し、平和のため、人類の幸福につながります。

 学問というのは未来を信じ、未来に生きるものです。そのような学問、青年の想いを支えるのは平和であり、私の場合ですと憲法9条なのです。
      
 最近の憲法状況をどう見るかですが、8月の選挙のあと、それまでと違う状況が生まれました。

 選ばれた議員の構成で改憲派が3分の2を割りました。以前は87%でした。
      
 9条について言えば、9条改正に反対という議員が過半数になりました。さらに、新憲法制定議員同盟の議員が大量に落選し、139人から53人になりました。今日国会の中では改憲は後回しという状態になっています。

 しかし、憲法改正を発議できる根拠になる法律ができています。来年5月以降いつでも発議できるようになりますので、これを発議させないための努力が求められています。

 民主党は選挙の状況を受けて改憲に動き出してはいませんが、マニュフェストでは憲法9条改正の方針を掲げています。鳩山首相は根っからの改憲論者です。2005年に新憲法草案を発表し、国を守る組織として自衛隊を認めるといっています。

 こういう状況を見逃すわけにはいきません。
      
 もう一つは選挙制度の問題です。今度の選挙で民主党は小選挙区制のおかげで308議席をとりましたが、取り過ぎです。

 制度によって得た国民の声以上の仮構の議席が含まれています。そのことが強引な政治運営をもたらしています。強行採決辞さずとか法制局長官に議会答弁させないとか議会運営の強引さ、マニフェスト至上主義が現れています。

 民意どおりなら(完全比例なら)204議席です。そうなればもっと熟慮した政権運営、議会運営が行われなければなりません。それなのに民主党は小選挙区に付属している比例部分を減らすと言っています。これは議会制民主主義に反します。
 
いま九条の会に求められていることは、九条の会の原点の確認が必要なことです。九条の会は「九条を守る」の一点で集まる個人加盟の組織です。
      
 思想信条、政治的立場を異にする人もともに加わっています。上下関係を持たず、横につながったネット・ワークです。個人が前面に出て自由に発言できる。21世紀に日本の民衆が初めてうち立てた組織形態です。この原点を確認しましょう。



2009年9月14日
09年 11・3 県民のつどいのご案内



      
※画像をクリックすると大くなります。
      



 チラシ・チケットのご注文は事務局まで、FAXかまたはあいち九条の会ホームページ「記事投稿・御質問・お問い合わせ」欄を利用してお申し込み下さい。  

皆様にはお手数をおかけしますが、注文整理に必要ですのでご協力をお願いします。
 

2009年7月27日
愛知県県下の九条の会の皆様へ

第6回交流会開催日などの変更のお知らせ


 衆議院が21日に解散となり、いよいよ総選挙をむかえることとなりました。
8月30日が投票日となりました。

 あいち九条の会は16日に世話人会を開催し、解散・総選挙が確定的となったことから、諸行事の開催について検討し、8月23日に予定していた第回交流会については、開催日時を延期することを決定しました。

 すでに、予定を立てられた方もおみえになると思いますが、総選挙という日本の進路を定める重要な選挙戦ですのでご了承ください。

 第6回交流会は、下記のように日時と場所を変更し開催いたしますので、参加をよろしくお願い申し上げます。

 また、昨年に続く屋外の行動として「アピール行動」を予定しておりましたが、みなさまから寄せられたアンケートのご意見をふまえ、11月、12月の開催時期を模索しましたが、残念ながら、今年の開催を見送ることとしましたこと、ご報告いたします。



日 時  9月6(日)13:30〜16:00
    ※会場の都合により、13:00より受け付けを開始します。

場 所  愛知県青年会館 2階 第7会議室
      会場までは別紙を参照ください
      地下鉄最寄り駅 東山線「伏見」駅下車 7番出口 

 当日「会」発行のニュース、ビラ、チラシなど持参される方は、100部ご持参下さい。
会場で配布します。

なお、会場での配布は原則として「九条の会」の発行物に限らせていただくことをあらかじめご了承願います。



2009年7月24日
あいち九条の会世話人(広報委員会担当)大西 五郎

 
ホームページは経験と教訓の宝庫です

  
 みなさんはあいち九条の会のホームページをのぞいてご覧になったことがありますでしょうか。

 Yahooでもgoogleでも、「あいち九条の会」で検索するとホームページを開くことができます。表紙の左側の目次の一番下に「新着情報 県内各九条の会の催しのお知らせ」がありますから、そこをクリックすると、各九条の会から寄せられたニュースが紹介されています。

 私はあいち九条の会で広報委員会を担当し、ホームページの編集に当たっています。

 各九条の会から寄せられた集会や講演会などの案内や集会の結果の報告、会報に載っていた参考情報などをニュ-スにして載せる作業を行っています。
 そこで感じたことをお話したいと思います。

  ◇「九条を守れ」は誰にも受け入れられる幅広い運動です。

市と教育委員会が品川さんの講演会を後援、商工会議所会頭、医師会会長も賛同者に

 ☆6月に、つしま、かにえ、さやの三つの九条の会が合同で品川正治さんを招いて講演会を行いました。津島市と蟹江市に協力を要請したところ、津島市と蟹江町、それに両方の教育委員会の後援を得ることができました。

 また、中日新聞に27,000枚のチラシを折り込みましたが、その賛同広告に津島商工会議所会頭、津島市医師会長らが賛同してくださいました。

 当日の講演会には450名の参加者がありましたが、その中に保守系市会議員4名、元弥富市長や津島市・蟹江町の総務部長ら幹部職員も多数参加していました。

地区の区長が「天ちんさん」の講演会のビラを回覧板で回してくれた。 
 
 ☆甚目寺九条の会が「天ちんさん」ことあいち九条の会代表世話人の天野鎮雄さんの講演会を行ったときのこと、甚目寺町にはいくつかの町内会をまとめる区が12ありますが、その全区長に講演会のチラシを区内に回覧してほしいとお願いしました。

 8つの区長が回覧板で町内に回してくれました。また16人の町会議員全員を講演会に誘ったところ半数の人が協力券を購入してくれたそうです。

     元町長や高校校長が「戦争を語る」集会の発言者に

 ☆渥美半島九条の会が行った「戦争体験を語る会」で元福江町長が中学生だった戦争中に敵の上陸に備えて海岸に塹壕掘りをした経験を語ってくださったり、結成一周年記念集会で福江高校の元校長が渥美半島の戦跡について語ってくださったりしました。

         ◇集会に大勢の人の参加を得ています。

    尾張旭での澤地久枝さん講演会に1000人を超す参加者

 ☆九条の会尾張旭が5月に結成3周年集会を行い、九条の会(中央)呼びかけ人の作家・澤地久枝さんの講演を行ったところ、尾張旭以外から参加した人もあって1000人を超える参加者がありました。

 この講演会はあいち九条の会のホームページでも予告・紹介しましたが、これを見て参加された他地区の九条の会会員の方もかなり あったということです。

   いなざわでもジェームス三木さんの講演会に600人

 ☆いなざわ九条の会が昨年秋に行った3周年記念のジェームス三木さんの講演会に600人が参加しました。

 いなざわ九条の会では会員一人ひとりが3枚の入場券を持って知人によびかけたり、近隣の九条の会の集会やコーラスグループの集会などでも宣伝した結果です。

 このニュースを書くために取材していて、一定の努力をすれば報われることを示していると思いました。

      ひしの九条の会は菱野団地6000戸に全戸ビラ

 ☆瀬戸市のひしの九条の会は3月に結成三周年集会を開き、宗教者九条の会の大東仁さんに「反戦を唱え続けた僧侶竹中彰元」という話をしてもらいました。

 団地内での集会としてはいつもより多い60人ほどの参加がありましたが、「初めて九条の会の集会に参加した」という人が17人もいました。

ひしの九条の会では、毎回会報を団地の6000戸全部に配布しています。こうした努力が新しい参加者を増やしているのだと思います。

    九条の会・尾張旭が初詣客向け宣伝で、2人が会員に

 ☆九条の会・尾張旭は今年の元日に初詣客を対象に「九条を守りましょう」と入会の呼びかけのビラ撒きを行いました。このビラをよんだ人2人が後日入会してくれました。

 岩倉9条の会でも成人式の会場で新成人にむけて入会の呼びかけを行いました。

       ◇集会の開き方に様々な努力が払われています。

 各地の九条の会は、集会に一人でも多くの人に参加してもらうため、集会の持ち方に様々な工夫が凝らされています。

 豊田九条の会は「落語DE平和と九条」(イラク派兵差止め訴訟の岡村晴美弁護士と落語家の古今亭菊千代さん)を、萩原九条の会(一宮市)は「コーヒーを飲みながら文化講演会」を、富田地域九条の会(名古屋市中川区)は「憲法全文をみんなで読む会」を終わって、さらに「あたらしい憲法のはなしを読む会」を行いました。

 岩倉9条の会は花見を兼ねて航空自衛隊小牧基地と岐阜基地を見て回るツアーを、勝川九条の会(春日井市)は戦争を記録する会の案内で市内の戦跡めぐりを、豊明九条の会は熱田空襲の跡めぐりと白鳥庭園の見学を組み合わせた会を催し、それぞれいつもより大勢の参加を得ました。

          ◇趣味で集まったユニークな会も

 走ることの好きな人集まれと「RUNNERS9(ランナーズ・ナイン)」は愛知県や東海地方の戦跡を訪ねるマラソンとピクニックを併せた“マラソニック”を行っています。

 全国各地で行われる「9条ラン」にも参加、先日は遠く鹿児島に遠征しました。この他ゴルフ好きの人が集まった「golfけんきゅう会」などもあります。

       ◇ホームページのニュースを活用しましょう。

 この地方の放送関係者で作る東海放送人九条の会は、この文章でも報告した岩倉九条の会が愛知県平和委員会の高橋信理事長の案内で基地巡りを行ったということをホームページで見て、高橋理事長にお願いして9月に基地めぐりを行うことにしました。

 このようにホームページで紹介された各九条の会の催しが自分たちの会の行事企画の参考になります。

 ホームページの「新着情報 県内各九条の会の催しのお知らせ」のページの左側に「最新記事」のタイトル紹介と月ごとに整理された「バックナンバー」がありますので、そこをクリックすると各九条の会の活動の様子がわかるようになっています。

 みなさんも時々(できればしばしば)ホームページにアクセスしてください。ホームページは経験と教訓の宝庫です。
                                            以上


2009年6月5日
県下各九条の会準備会の皆様へ

第6回交流会開催のご案内

 麻生内閣は国会の会期を大幅延長し、自衛隊の武器使用条件の緩和などをもりこんだ海賊対処法案の成立を策すとともに、憲法審査会を始動させるべく規程案の採決を強行しようとしています。
  一方、衆議院議員の任期が迫るもとで、衆議院の解散、総選挙が近づいています。

 このような政治と憲法をめぐる情勢のもと、第6回交流会を記の日程で開催します。

 この1年間においても、県下の各九条の会の活動はそれぞれの会が創意工夫をこらした活動にとりくみ運動は発展しています。皆さんの貴重な活動・経験の交流が、さらなる発展に寄与していくものと思います。

 是非、ご参加下さいますようご案内します。

 併せ得ての「11・3県民のつどい」や「アピール行動」についても、皆様で意見交換をお願いしたいと思います。
              
                     記 

 日 時  8月23日(日)13:30〜16:00       
 ※会場の都合により、13:00より受け付けを開始します。
 場 所  名古屋市教育館 2階 講堂 名古屋市栄   
 交通アクセス 地下鉄東山線「栄」駅下車 10B出口を出てすぐ西
 当日「会」発行のニュース、ビラ、チラシなど持参される方は、150部ご持参下さい。会場で配布します。
  なお、会場での配布は「九条の会」の発行物に限らせていただくことをあらかじめご了承願います。  

                     以上


11月3日益川さん迎えて「県民のつどい」
ー4周年記念のつどいで今年度の活動を確認ー


 あいち九条の会は、3月1日、名古屋市博物館講堂で「四周年記念のつどい」を行い、2008年の活動を総括し、今年(2009)度の活動の方向を確認
しました。
<「憲法をめぐる情勢と9条の会」岐阜大学近藤真教授が記念講演>
 集会の初めに岐阜大学教授(憲法学)が「憲法をめぐる情勢と9条の会」と
題して記念講演を行いました。   
 
 近藤教授は、アメリカでオバマ新政権が生まれたことにもふれながら、
最近の憲法をめぐる情勢について、2007年参議院選挙の結果や九条の会の運動が全国的に広がる中で、自民党の明文改憲路線は後退した。しかしオバマ政権においても日本に対する軍事・財政面での支援要請は強まるだろう。
代わりに実質改憲路線が進行している。「新防衛力整備計画」や「グアム協定=米軍再編に3兆円負担」」「ソマリア沖の海賊新法案」などである。

 しかし、ブラジルで世界社会フォーラムが開かれ、ベネズエラ、エクアドル、
ボリビア、パラグアイの大統領が、今日の資本主義を厳しく批判した。こうした中年米の変革も前進している。

  一方、国内では貧困と格差社会が深刻化している。小林多喜二の「蟹工船」が50万部も売れ、派遣村運動も発展している。昨年4月の名古屋高裁でのイラク派兵違憲判決、最近の(2月24日)岡山地裁でのイラク派兵差止め訴訟判決で、名古屋高裁に続いて「平和的生存権は法的権利である」と、より具体的に国民の平和的生存権行使の権利を明確にした。

 日本国憲法第9条は、二つの意味を持っている。一つは二度と侵略戦争はしないという日本国民および世界(国際連合)に対する国際証文である。第二の意義は、核戦争による全滅から人類を救うことである。
 第9条は、幣原首相が「もはや原爆の惨禍を経験した日本国民にとって世界平和のために貢献できる道は戦争の放棄である。今後、第三次世界大戦が起きれば、世界人類は原子爆弾で全滅しよう。戦争の意味が失われたのである。日本国民は戦争の放棄によって世界に平和の道を指し示すのである。」と語ったように、侵略戦争の放棄は当然ながら、戦争そのものを否定しているのである。

 ニュージーランドでは、1987年に非核法ができ、非核自治体宣言運動が広がっている。1999年にはF16戦闘機の導入を中止し、2000年の国防政策において空軍攻撃部隊の廃止を決定した。日本国憲法の精神が実現されている。

 9条の会は、「9条を守れ」というただ一つのテーマで、個人が参加している運動である。上下関係もない。1人1法人で、個人責任で活動する。企画も行動も各人のアイデアで行われる。メールの連絡網が幅広い横の連帯を作り出している。インターネット時代の運動形態という意味で新しい運動である。今後の9条の会の発展のために、民主党他の議員をいかにして改憲慎重派に転換するかを考えよう。
 わが国の憲法9条を守れるかどうかは、日本と世界の未来に関わることである。日本国民も世界平和のために邁進すべきであろう、とよびかけました。


<成瀬代表世話人から活動の報告と新年度の活動を提起>
 
 続いて代表世話人の成瀬昇さんから「主な活動について」と題する報告と提案が行われました。

◎ 11・3アピール行動成功  

 まず、このⅠ年の活動を振り返って、昨年11月3日に「九条で平和 11・3アピール行動」が成功したことが報告されました。

 11月3日は例年ですと名古屋市公会堂で「憲法九条を守ろう 県民のつどい」を行ってきましたが、今回は会場が使えないため、矢場町の若宮広場から栄までの街頭(大津通りと久屋大通りの西側)を「辻つじパフォーマンス」(約250人参加)と「九条パレード」(約500人参加)を行った後、栄三越前で「街頭からの訴え」(聴衆約500人)を行い、市民に「九条を守ろう」と訴えました。この行動のために九条Tシャツ約800枚とティッシュペーパー1万個を作り、各九条の会に購入してもらいました。

 なお、この行動には、朝鮮通信使の事跡を辿る旅のため来日中の韓国九条の会の金承国さんも参加され、宣伝カーの上から両国九条の会の連帯も訴えました。

◎ 豊橋で1・25県民のつどい

 地方でも「つどい」との要望に応えて、初めて東三河九条の会と共催で、1月25日に豊橋勤労会館ホールで「県民のつどい」を開き、700人の参加で成功しました。豊川海軍工廠に動因された女子学生の空襲死を悼んだ市民朗読劇のあと、経済同友会終身幹事の品川正治さんが「戦争・人間そして憲法九条」と題して講演していただきました。品川さんは自らの戦争体験にふれ、「戦争を起こすのも人間、やめるのも人間の力だ。憲法には二度と戦争しないという人間の目が貫かれている――世界第二位の経済大国日本が人間の目で経済を運営すれば、世界の流れは変わります、と訴えられました。 「品川さんの話に涙を抑えることができなかった」「大きな勇気をもらった」などの感想が寄せられました。

◎ 県下の九条の会との連携を緊密に

 成瀬代表世話人は、「『あいち九条の会』は『九条を守ろう』との一点で結集したゆるやかなネットワークであり、統一した運動を指導するいわゆる司令塔でもありません。

 また、県下の各九条の会との上下関係でもありません。
 目的を同じくする県下の各九条の会との連携をいっそう緊密にして、交流の場を設けたり、情報の提供をするなど、サービスセンター的な役割を担っていると考えます。」と、あいち九条の会の性格を明確にした上で、昨年8月に第五回交流会を開いたり、ホームページを通じて各九条の会の活動を紹介したりして、連携を緊密にしてきましたと述べ、1月末現在で県下では地域、職能、分野別に280の会が結成されたことを報告しました。

◎ 第三回全国交流集会への参加

 昨年11月24日に東京の日本教育会館で開かれた九条の会の第三回全国交流集会には、952名が参加し、草の根の多彩な活動を交流しました。

 あいち九条の会からは成瀬代表世話人と伊藤事務局次長が、県下からは約20名が参加しました。そして「ひとり一人の創意や地域の持ち味を大切にした取り組みで、憲法を活かす過半数の世論を作り出す」ことなどを確認しました。なお。九条の会は、この1年間で493の会が結成され、7294に増えています。

◎ 九条を守れの運動の発展と改憲派の策動

 改憲派の動きも活発です。自・公・民・国民新党などの改憲派でつくる「新憲法制定議員同盟」は、昨年3月の総会で、九条の会に対抗するため地方に拠点づくりを進めることを確認しています。

 イラク派兵違憲判決に「そんなの関係ねぇ」とうそぶいた田母神前航空幕僚長が、「日本が侵略国家というのは濡れ衣」という論文を発表しました。侵略戦争を正当化し、憲法を敵視するものですが、田母神論文を火付け役にして「靖国派」が各地で講演会を開くなど、躍起になっています。憲法九条に関わる当面の最大の課題は、海賊対策を口実にしたソマリア沖への海上自衛隊の派遣と自衛隊の海外派兵を常態化する派兵恒久法の制定です。来年5月に国民投票法が施行されます。憲法審査会の始動に反対する声と運動を県下すみずみに広げなければなりません。

 しかし、「九条を守れ」の声と運動は燃え広がっており、どの新聞の世論調査でも「憲法を変えるな」が過半数を占めています。絶え間ない運動の反映です。

◎ 憲法九条を守ろう 09県民のつどい

 11月3日に「憲法九条を守ろう 09県民のつどい」を名古屋大学豊田講堂で開きます。  講師は昨年ノーベル物理学賞を受賞された益川敏英教授です。リレートークも行います。

◎ アピール行動

 昨年の「11・3アピール行動」の教訓を生かして、各九条の会に呼びかけて9月13日(日)に名古屋市内で、街頭宣伝とパレードのアピール行動を行います。

◎ 地域でのつどい

 1月25日の豊橋での県民のつどいに続いて、知多地区や西三河での「つどい」開催を検討します。

◎ 県下の九条の会のネットワークとしての機能を強める

① 地域・職域・分野別に九条の会が結成されるよう働きかけます。とりわけ地域では校区単位の九条の会を結成するよう働きかけます。
② 講師の紹介や斡旋、活動の紹介を強めます。
③ ホームページをさらに充実させます。
④ 第六回県下九条の会交流集会を8月9日に開き、県下各会の経験を学びあいます。

◎ 愛知憲法会議主催の
    「憲法施行62周年記念市民のつどい」に協力します


5月3日午後1時から名古屋市公会堂で行われます。
講演「シナリオに秘めた憲法の心」(仮題)講師は脚本家のジェームス・三木さんです。

◎ あいち九条の会と他団体との関係

 「県下の九条の会との連携」のところで確認したように、「あいち九条の会は九条を守ろうとの一点で結集したゆるやかなネットワーク」で、党派を超えて一致点を大事にして活動するという原則を堅く守って幅広い力を結集します。

「憲法九条を守ろう」という方針を掲げている政党や労働組合とは憲法九条を守る運動では車の両輪ですが、政党や労働組合は九条の会とは役割が違います。九条の会が党派的と誤解されることは避けるべきです。そのため、九条の会が主催する集会の場で、県下各九条の会が発行するビラなど以外の配布については、これまでどおり原則として断ります。九条の会が発行するビラについても、この原則が守られていることを確認します。


<活動の方向を確認して終わる>

 成瀬代表世話人の「主な活動について」の提起について質疑・討論も行われました。幅広い結集の例として瀬戸市の会から「元市会議長が呼びかけ人になってくれた」ことが報告されるなど、提案に賛成の意見が出され、「国民の大多数を幅広く組織して、憲法を生かす運動を進めていこう」ということを確認して会を終わりました。




あいち九条の会は結成4周年を迎えました


       あいち9条の会 4周年のつどいのご案内

 今年、あいち九条の会は結成4周年を迎えました。
 この間、全国では7200を超える九条の会が、県内でも300近い会が生まれています。

 それぞれの会は独自に個性的な活動を行っており、それに触発されて、あいち九条の会も昨年初めて「11・3県民のつどい」をパレードとして企画し、「憲法9条の改悪を許さない」との声を街頭の皆さんに届けました。
 
 そして、今年の活動はどうするのか、これを皆さんとともに考え今年の活動を作り上げたいと思います。
 
 末尾記載の要領であいち九条の会4周年のつどいを開催します。
 皆さんのご来場を心よりお待ちしています。

    日  時   3月1日(日) 午後1時30分〜

    場  所   名古屋市博物館講堂(地下1階)
            地下鉄桜通線「桜山」駅下車 4番出口をでて5分

    講  演   「憲法をめぐる情勢と九条の会」
            岐阜大学教授  近藤 真さん

    提  起   「これまでの活動とこれからの活動」

            ※入場は無料です。  


       画像をクリックするとクリックで大きく表示されます
      

1.25県民のつどい 盛況のうちにおわる

1月25日(日)アイプラザ豊橋(豊橋市勤労会館)において、「東三河九条の会」と「あいち九条の会」の共催による「守ろう憲法9条 1・25県民のつどい」が開催され、1000人近い県民の皆さんが参加しました。

 つどいは天野鎮雄あいち九条の会代表世話人の司会で、長屋誠東三河九条の会代表世話人のあいさつから始まりました。

 企画は二部で構成されており、二部は品川正治氏の講演でした。
 品川さんは自己の一兵卒としての従軍体験から日本国憲法との「出会い」を感銘深くお話をされました。
 品川さんのお話は次の7点に要約されます。

1 自分の人生の前半は、戦争による死が間近の中でいかに生きるかを考える毎日だった。
 その後に戦争を起こすのも、やめるのも人間の力であるとの思いに至った。
 戦後、自分は従軍した太平洋戦争のことを様々な資料にあたって研究した。
 太平洋戦争の戦死者の7から8割は、戦闘によるものではなく餓死者で
あるといわれている。調べれば調べるほどに悲惨な戦場のことが解ってきた。
 そこで「生き残った」ことがトラウマになって、自分は80歳になるまで戦争体験を話すことはなかった。

2 自分は学徒出陣ではなく、召集されて中国へ送られた。
 ある戦闘中に隣の塹壕にいた戦友の叫び声が聞こえた、自分は戦友を
助けようとして壕から飛び出そうとしたが別の戦友から止められてしまった。
 自分を押しとどめた戦友を同僚を見返したとき、同僚は黙って首を振るだけであった。
 戦後、大学に復学した自分のもとにそのときに戦死した戦友の母親(島根県松江在住)が訪ねてきた。
 「息子の最後は親友であった品川が知っている、と聞いた。息子の最後をどうしても聞きたい」、とのこと、上京費用は近所の人たちの寄付で賄った。
 このとき、戦友の母親に事実を伝えることはできなかった。
最近、松江に講演で呼ばれたときこの話をし、母親に代わり自分の講演を聴きに来てくれた人に話さなかったことの謝罪をした。ようやく「肩の荷」を降ろすことができた。

3 自分の所属した部隊が武装解除された終戦の年の11月であった。
 8・15後も自分の部隊は国民党軍から武装解除されることなく、むしろ弾薬を補給される有様であった。
国民党軍は共産軍を牽制するために自分の部隊に弾薬を補給した。
 部隊の隊長は河上肇の弟子であったため懲罰として戦場に送られた人であった。隊長はハーグ陸戦条約を根拠に、国民党軍の行為が誤りであることを何度も主張した。
 その一方で、毎夜、演習と称して補給された弾薬を打ち尽くした。それをみて周辺の中国軍は、自分たちの部隊に近づくことは危険と判断したのではないかと思う。

4 武装解除の後、自分たちの部隊は鄭州郊外の捕虜収容所に収容された。捕虜のなかで対立が生じた。
 参謀将校のような高級軍人は「終戦」という言葉を認めず、「敗戦」であるので力を蓄えて再び戦争を挑もうという署名運動を始めた。中には脅されてやむなく署名に応じた者もいた。
 署名者の中にはそれ潔しとせず、力ずくで署名を奪い返そうとして素手で殴り合うようなこともあった。

5 終戦の翌年3月8日、自分たちの部隊は復員し山陰の仙崎港に上陸した。
 その日、近くの民家から借りた毎日新聞に日本国憲法草案が掲載されていた。隊長は自分に「品川、皆に読んで聞かせろ」と命じた。
 日本国憲法草案の読み上げを始めた。
 第9条にきたとき感極まって、それ以上読み進めることができなかった。
「日本はここまで考えてくれているのか!」との思いで一杯となった。
仲間のみんなが泣いていた、隊長は泣き崩れて号泣していた。

6 諸国の憲法は「戦争」について国家の立場からみている。しかし、日本国憲法は戦争を人間の立場から見ている。
 さて、人間の立場からみている憲法を持つ日本は経済はどうなっているか。
 「改革なくして成長なし」というスローガンが首相自らが唱えるようになった結果、非正規雇用の労働者を平然と解雇する社会、人間の立場の経済とはとても言えない状態となってしまった。
 これらのことは「アメリカと日本は価値観を共有している」故に生じた結果である。
 自分は現役・OBの外務省職員を前にした講演で上記のことを直接問うたことがあるが、講演のなかで自分が「アメリカと日本とは価値観は異なっている」と主張したとき、多くの現役職員の中から拍手がわき起こった。

7 「構造改革」「改革なくして成長なし」等のスローガンが声高に叫ばれる中で、自衛隊はイラクへ派遣されてしまった。
 正に9条の旗はボロボロになってしまった。しかし、国民はその旗竿を握ってはなさない。
 日々の生活は悪くなるばかりであるが、最近では「構造改革」を声高に叫んだ人の中からでもそれを懺悔する人も現れたように、現状変革への可能性もみえている。
 ここが頑張りどころであると思う。

品川さんのお話を聞きながら、涙を抑えることができませんでした。聞く者に勇気を与えてくれる内容であったと思います。

 さて、品川講演ばかりに触れてきましたが、冒頭に述べたように「つどい」は二部構成であり一部は地元の皆さんよる企画でした。

 その内容は、地元桜丘高校和太鼓部による演奏「桜花太鼓(さくらはなだいこ)」、とても高校生と思えないすばらしい演奏でした。
 もう一つは朗読劇「われあかあかと生きたり」豊川海軍工廠の勤労動員された女子学生の空襲死を悼んだ内容で、効果的な演奏もあって聞き応えのある内容でした。

一部を独立させたとしても「豊橋に行ったかい」があると思わせる「見応えがあり」「聞き応えもある」つどいであったとおもいます。

つどいは水田あいち九条の会代表世話人の締めくくりと同山内世話人の閉会のあいさつでもって終了しました。

 つどいを準備された地元の皆さん、本当にお疲れ様でした。
       
          開会前のにぎやかなロビーの様子
   

守ろう憲法9条 1.25県民のつどい

 去る2月24日市教育館で行われた3周年のつどいの席上、今年のあいち
九条の会の活動課題を5点報告いたしました。

 その中の一つに、今年は「地域での県民のつどいの開催を検討する」と
ありました。これに基づき、この度東三河九条の会との共催で「守ろう憲法9条1.25県民のつどい」を開催する運びとなりました。

 日時は2009年1月25日(日)午後1時30分、会場は豊橋市にある
アイプラザ豊橋(豊橋勤労福祉会館)です。
 詳しくは、このコーナーに掲載したチラシを参照して下さい。

 県民つどいの企画内容は、地元高校生による和太鼓の演奏、市民朗読劇「われあかあかと生きたり」(東三河地方戦没者稿集より)、九条の会の訴えと共にメイン企画として品川正治さんによる「戦争・人間そして憲法9条」と題された講演を予定しています。

 品川さんは経済同友会終身幹事という肩書きにみられるように日本を代表する財界人の1人ですが、ご自信の一兵卒として従軍した戦争体験を基に9条の改悪に反対する論陣を張り、さらには「脱アメリカ型の国家」の提唱もなさっておられます。

 過去にも愛知県でお話をしていただいておりますが、何度聞いても「なるほど」と思わせる内容です。

 来年は年明け早々、東からの夜明けのともに「9条を守ろう」という声がまきおこります。
「守ろう憲法9条 1.25県民のつどい」是非ご参加下さい。

 なお、参加整理券をあいち九条の会事務局で取り扱っております。
一般 1,000円(当日1,200円)、高校生以下は無料となっております。

 どしどしお申し込み下さい。

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九条を守ろう」の声都心に響きわたる
               11.3アピール行動盛り上がる


 あいち九条の会が主催する「’08県民のつどい」は、11月3日、名古屋市
中区の大津通りから栄交差点にかけて、県下の九条の会の人たちで
うめつくす「9条で平和11・3アピール行動」として行われました。
           
 
         

       

            

          

       


 午後2時に若宮大通りと大津通りの矢場町交差点にある「若宮広場」から、
パレードが出発する予定のもと、1時すぎにはのぼりや横断幕、プラカード
などを掲げた各地の九条の会からの参加者が続々と集まってきました。


 「憲法9条にノーベル賞を」(九条の会富田)
「戦争をする人を作りたくない、戦争をする国にはしたくない」
(知多教職員九条の会)
などそれぞれに工夫をこらしたアピールが目立ちました。
そろいの紺のTシャツ姿は「ランナーズ9の会」。


 ジョギング仲間30人で結成し、高蔵寺(春日井市)から瀬戸まで
「九条守れ」をアピールしながらランニング。瀬戸線で清水に出てそこから
ランニングと元気な人たちでした。

       

       

       

       

       

 定刻の午後2時となり、劇団「ひらき座」の人たちによる笛と太鼓に合わせた、韓国で農民一揆が起きたときの踊りを先頭にパレードが出発しました。

       

 パレードは大津通りの西側歩道を、「憲法九条を守りましょう」と声をあわせ
訴えたり、「憲法改悪を阻止しましょう」というビラやティッシュペーパーを配り、
道行く人や商店の人たちにアピールしながら、栄交差点を目指しました。
ビラを受け取った若いカップルが顔を寄せ合ってビラをよんだり、手を振ってくれる人、立ち止まって拍手をしてくれる人など好意的な反応が多いと感じました。

       

       

 また、「九条のビラです」というとややけげんな顔をして受け取らない人もいましたが、「憲法九条を守れと訴えるビラです」と声をかけながら渡すと受け取る人が増えました。
 
       

        
  
       

      

      

      

パレードが行われている大津通りの反対側の歩道でバスを待っていた人や
信号待ちをしていた人に「憲法九条を守ろうというパレードです」と説明すると
「ああ、そうですか。ご苦労さま」「がんばってくださいね」という声も返ってきました。

 また、矢場町から栄にかけての久屋大通の角々で、各九条の会による
それぞれ趣向を凝らしたパフォーマンスも行われました。ラシックの東側では、稲沢九条の会が小さなビニール袋に銀杏9個と「9粒のギンナンを味わいながら、九条の大切さを考えていただけたらうれしいです。

 12月7日にジェームス三木さんのお話とコーラスの会を開きます。聞きにきてください」というメッセージを入れて配ったところ、用意した400袋がアッという間になくなったそうです。

 なおこのギンナンは祖父江町のギンナン栽培農家の方が無償で提供してくださったそうです。あつた九条の会もひまわりの種をビラと一緒に配り
「九条ひまわりを咲かせましょう」とアピールしていました。

 栄の噴水前では、憲法九条をまもる瀬戸の会が、東大教授で九条の会事務局長小森陽一さんが瀬戸の会一周年でおこなった記念講演を記録したパンフレットを配っていました。
 その横で昭和九条の会が、「あなたは憲法九条を返ることが必要だと思いますか、必要ではないと思いますか」と書かれたボードにオレンジのシールを貼ってもらう「九条投票」を呼びかけていました。投票結果は「変えない」146票、「わからない」12票、「変える」3票という結果でした。東海テレビの50周年大感謝際のイベントに参加した人が、帰りに立ち寄って投票してくれたこともあり、若い人の投票が多かったのが特徴です。

 午後3時には、栄交差点に全員集合し、街頭からの訴えを行いました。
あいち九条の会代表世話人であるアマチンこと、俳優の天野鎮雄さんが進行役をつとめました。

        

        

 天野さんは子ども時代に戦争で機銃掃射をうけた経験を語り、戦争反対の想いから九条の会に入り、活動しているとの自らの憲法九条への想いを訴えました。

            

 続いて、韓国九条の会代表委員の金承国(キム・スングック)さんから、
「アメリカは戦争をやって経済が破たんした。日本も九条を変えれば、経済がおかしくなる。アジアの平和のためにも日本国憲法は大事である。九条の会の世界的連帯を作ろう」と日韓の平和を求める人たちの平和への協力、連帯を呼びかけました。

            

 金さんは、韓国から徳川時代に李氏朝鮮が日本に派遣した平和友好使節団「朝鮮通信使」400年を記念し、あらためて日韓で平和の連帯を求め来日している韓国「平和通信使」も代表でもあります。

 最後に愛知宗教者九条の会の石川勇吉さんから、「仏教の教えに殺生戒というのがあり、お釈迦さまは、殺生戒の三つのことをおっしゃった。
『一つ殺すなかれ、二つ殺させることなかれ、三つ殺すことを容認するなかれ』です。まさに日本国憲法の心と同じであり、憲法九条は世界平和の基です」と説かれました。

            

 栄交差点の四つの角は演説を聴く人で埋まり、演説が終わると大きな拍手が交差点に広がりました。

        

        

 今年ははじめての屋外行動でしたが、演説会だけに参加された人を含め延べ1500人の参加で大いに盛り上がりました。

        

        

 九条を守ろうというアピールと、九条の会の運動が県下でもこんなに広がっているということを県民に知ってもらおうという当初の目的は達成できたと思います。

        

 パレードに参加された皆さん、要員としてパレードを支えてくれた皆さん。
 お疲れ様でした。



08年県民のつどい「9条で平和 11・3アピール行動」
       第2回 実行委員会のご報告

 さる10月19日、「9条で平和 11・3アピール行動」の第2回実行委員会を
愛鉄連構成年金基金会館(中村区)で開催し、県内より21団体約50名の
みなさんがお集まりになりました。

 実行委員会は、代表世話人の挨拶に始まり、次に事務局からの報告を行い
その後、参加者からの発言となりました。

 主な内容を①辻つじパフォーマンス ②9条パレード ③該当からの訴えの
3点にわたりかいつまんでご報告いたします。

1 午後2時には辻つじパフォーマンスの展開を!

① 地域のみなさんから次のような企画をたてていることが報告されました。
 ・風船を配ります。
 ・地域九条の会合同でティッシュや独自のチラシを配布します。
 ・創作の歌の合唱やリレートークを行います。
 ・憲法の前文を配ります。
 ・「召集令状」を配ります。
 ・宣伝カーを使います。

② 妨害対策
 ・妨害があれば、直ちにその場を離れることを基本とします。
 ・但し、必要な抗議はしますので、実行団体で担当者を選び、九条の会の
  担当者と密接な連絡をとります。

2 9条パレードは、午後2時に若宮広場を出発します!

① 若宮広場への進入方法
 ・上前津側より入場するようにお願いします。

② 若宮広場での集合
 ・地域ごとに分かれて集合します。
  なお、あいち九条の会でプラカードをたてて目印とします。
  個人で参加された方や、職場・職域からグループで参加された方には、
  あいち九条の会のグループにご参加下さい。

③ 若宮広場からの出発
 ・午後2時にはパレードに出発します。先頭は「ひらき座」のみなさんによる
  パフォーマンスが進みます。
 ・パレードも参加者のみなさんが太鼓を用意する等それぞれ工夫を考えて
  いらっしゃいます。
 ・栄交差点の丸栄スカイルビル南東角で歩道に上がり行進を終わります。
 ・その後は、交差点の四つ辻にそれぞれ移動して下さい。

3 午後3時には、栄交差点(三越前)にみなさん
  あつまりましょう(①)!


① 11/3行動に参加したみなさん
 ・パレード参加のみなさん
 ・辻つじパフォーマンス参加のみなさん
 ・ここだけ参加のみなさん(大いに歓迎!)

② 宣伝カー
 ・宣伝カーにはデコレーションを施します。

③ 歩道上での通路の確保
 ・あいち九条の会と地域の会から要員を配置し「交通整理」を行います。

    


        
「9条で平和 11.3アピール行動」
        第2回実行委員会へご参加下さい!
                               
                             2008年10月6日

県下各九条の会・会員の皆様へ

 先の9月14日の実行委員会には、各会より多数ご参加いただき誠に
ありがとうございました。

 さて、この度、来る今年の11月3日のアピール行動の成功のため、
第2回実行委員会を開催するはこびとなり、県下の皆様にご案内を含め
以下3文書と資料(栄周辺図ティッシュペーパー申込書)を送付させていただきました。

① 「9条で平和 11.3アピール行動」第2回実行委員会への参加の
   お願い

② 08年県民のつどい「9条で平和 11・3アピール行動」について
③ 宣伝物のご案内と参加のご報告のお願い

 お忙しいこととは存じますが、万障繰り合わせのうえ、第2回実行委員会に
ご参加下さいますようお願い申し上げます。
 また、送付した文章も是非ご確認下さい。
 なお、第2回実行委員会の日時・会場は以下のとおりです。

                 記

日時 10月19日(日) 13:30〜15:30

場所 愛鉄連厚生年金基金会館 6階 第1会議室

〒453-0804  名古屋市中村区黄金通1-18
TEL:052-481-5541


地下鉄桜通線「中村区役所」下車 4番出口より南へ2分
 地下鉄中村区役所駅は、地下鉄名古屋駅より1駅です。
 別紙の地図を参照ねがいます。

内容 ①「9条で平和 11・3アピール行動」について

     ②「辻つじパフォーマンス」について


追加 第2回実行委員会の会場で
         9条Tシャツの販売を行います!




             ポスターをクリックすると大きく表示されます   
         

              
  

   アピール行動のチラシ普及にご協力下さい。


 既報のように、’08年の11・3企画は
「九条で平和 11・3アピール行動」と決まりました。

 この企画を成功させるために、あいち九条の会としては、下記のTシャツ
普及を皆様にご依頼しておりますが、併せて上記のチラシも普及させたいと
考えています。
 
 そのため、皆様が各会での行事や活動などの際には是非上記チラシも
併せてご活用下さいますよう、お願い申し上げます。

 なお、チラシのご注文は、お手数ですが申込用紙に必要事項を
ご記入のうえ、FAXで事務局(052ー211-2237)までお申し込み下さい。

   


   お申し込み用紙はポスターをクリックして下さい。
    
  こちらをクリックすると大きく表示されます。


※10枚以上申し込んでいただいた場合は、単価が1100円となります。

画像をクリックすると大きく表示されます。
  



08年11・3アピール行動実行委員会開かる


既報のように連休中の9月14日の午後から、愛知県青年会館において
今年の11・3行動の実行委員会を開催し、県内各団体から多くの皆さんに
お集まりいただきました。
実行委員会は初めに代表世話人の挨拶、続いて参加者の皆さんに会場予定地周辺の写真をパワーポイントで編集した画像をご覧いただきました。

この後、質疑・応答に入りました。

今回のアピール行動は
①9条パレード
②辻つじパフォーマンス
③街頭からの訴え

という三つの柱からなっていますが、特に①②は地域・職域の皆様の参加に
よって成り立つことから、この点に質問と提案が集中しました。 以下に主な部分を掲載します。

1 パレードに関連して

・若宮広場ではアンプによる「大音響」などは避けたいが、マイク、合唱程度
 の「音響」であれば問題はありません。
・パレードは左側車線を利用する(大津通)。また、歩道についてもチラシ撒き
 の宣伝に利用します。
・パレードは午後2時に若宮広場を出発、終了の予定は、午後3時からは
 栄交差点で街頭からの訴えを開始して3時半には終える予定であるので
 午後3時を目処に栄交差点付近の歩道に上がって行進・宣伝を終えて
 もらって下さい。
・パレードの出発は午後2時とします。
・地域の会の中には予め集合場所を決め、そこから宣伝活動をしながらて
 若宮広場に集合する予定立てているところもあるので、出発の合図、
 入場場所・出発場所の特定などについては今後検討します。
・若宮広場にはそれぞれに来場して、それぞれに出発していくイメージを持っ
 て欲しい。
・雨天決行とします。また、途中参加も可能です。

2 宣伝行動について

・当日はあいち九条の会としての宣伝チラシを作成することを検討します。
・九条Tシャツの普及も大事であるが、各会が独自に作成したものあって、
 それを独自に利用することも「奨励」します。
・配布方法は、ティッシュ、風船を利用することが考えられるが、費用・手間の
 問題もあり、「渡しやすい方法は何か?」と検討を含めて今後に詰めて
 いきたい。
・スポーツ団体の九条の会にも可能ならば参加を呼びかけたい。
・宣伝カーが利用できるところには、是非「出動」をお願いしたい。
・当日、久屋公園の周辺は、テレビ局のイベントに利用されていることから、
 「チラシを配る対象が多い」と考えて欲しい。

3 辻つじパフォーマンスについて
・交差点10カ所を予定している。うち、6団体1地域連合から場所確保の
 希望がありました。
・上記は各地域の会などに連絡のうえ調整します。
・「音」や宣伝活動は、通行人の通行を邪魔したりや商店の営業妨害に
 ならない程度のものであれば問題はない。
  
力不足で当日の皆さんの熱気がお伝えできないのが残念ですが、
参加者の皆さんに多様なイメージを持って参加していただいたので、
活発な議論ができたのことをお礼申し上げます。
ご出席の皆さんありがとうございました。
なお、次回実行委員会は現在のところ予定しておりませんが、
場所の調整など何らかの必要が生じた場合には、開催を検討する予定です。
    


「9条で平和 11・3アピール行動」
           実行委員会へご参加下さい!


県下各九条の会・会員の皆様へ

既報のように、今年の11月3日の企画は、屋外でのアピール行動となりました。
そのアピール行動の企画・内容を充実させるために下記日時に県下の皆様にお集まりいただき、実行委員会の開催することになりました。

 そのご案内については、すでに8月25日付で呼びかけ文書を皆様のお手許に送付させていただきました。

 11月3日当日は、「辻つじパフォーマンス」「9条パレード」「街頭からの訴え」の三つの柱で行動することを提案しておりますが、これらについて忌憚のないご意見をお聞かせ下さい。

 皆様におかれては何かとお忙しいこととは存じますが、万障繰り合わせのうえ実行委員会ご参加下さいますよう、改めてお誘い申し上げます。
 

                      記

      ■日 時  9月14日(日)13:30〜16:00

      ■場 所  愛知県青年会館 2階 第2会議室 

      ■内 容  ① 「9条で平和 11・3アピール行動」について
             ② 「辻つじパフォーマンス」について





今年の「憲法9条を守ろう 県民のつどい」は、
    「9条で平和 11・3アピール行動」に決定!

例年の11月3日の「県民のつどい」へのご参加・協力にお礼を申し上げます。
さて、8月10日に開催した「第5回交流会」において、県下の各九条の会のみなさまより、本年11月3日の屋外での「県民のつどい」の企画ついて、貴重なご意見を頂戴しました。
その後、19日に第34回あいち九条の会世話人会を開催し、下記のように今年の屋外での「県民のつどい」の企画を決定しました。
名称は「9条で平和 11・3アピール行動」とし、県下の各九条の会が結集し、平和憲法と9条が平和をささえていること、平和な未来にむけて9条をまもり、活かすことを訴える行動とします。
当日は、「辻つじパフォーマンス」「9条パレード」「街頭からの訴え」の三つの取り組みを、それぞれが響きあい、結びあいながら、市民におおきくアピールしたいと思います。
これらの行動の参加については、「憲法を、九条をまもろう」という一点で結集している「九条の会」の性格をふまえ取り組むこととします。
「あいち九条の会」は、それぞれの行動を規制、統制するという立場には立ちません。各九条の会が、または会員や個人が、それぞれの企画に想いおもいに参加していただくこととなります。皆様のご参加をよろしくお願い申し上げます。

「08年県民のつどい」について
 1 目的  
全県に広がった9条の会を市民にアピール
県民のつどいの目的は、県内各地域や各界での九条の会の広がりと連帯による勢いを、若者はじめいまだ会に参加していない市民・県民に、目に見え、実感できる形でアピールし、九条の会に加わり結成する勇気と自信を持っていただくことをめざします。

 2 規模
   2000名以上の参加をめざします。

 3 行動をつうじて訴える対象
    栄周辺の市民、イベントに集まった人たちです。

 4 行動のネーミング
    9条で平和 11・3アピール行動
           栄で “辻つじパフォーマンス” “9条パレード”

 5 当日の行動

① パレード

名称を「9条パレード」とし、着ぐるみやダンスなど、工夫を凝らしたパフ    ォーマンスや、各九条の会からは、のぼりなどを持ち寄っていただき、     歩いていただきます。
14時に若宮広場を出発、大津通を北上する。自発的なそれぞれの個人    の参加を基本としたパレードであり、デモのような主催者側からの規制    や統制は行いません。
ただし、通行する車両や妨害行為への対処については、要員を配置し    対応することとします。
行進中の市民への参加を呼びかけるとともに、事前に宣伝も行い、協力団体からの参加など、広く参加を呼びかけます。

  ② 栄周辺での宣伝

栄周辺の交差点を、地域の有力な九条の会などの協力を得て、分担して街頭でのパフォーマンス、宣伝などをくり広げることとします。
名称は「辻つじパフォーマンス」とし、14時から15時までの約1時間でとりくみます。
事前に、実行委員会の中で場所等を取り決める以外は、当日は現地で各々の会が主体性をもって行動を展開することとなります。
九条の会が集まり、それぞれでパフォーマンスや宣伝を行うという位置づけのもと、統制的な取り扱いや規制は一切行いません。

  ③ 街頭からの呼びかけ

栄交差点で街宣車のうえから、当日の行動に参加していただいた方たちや、市民に憲法をまもり、いかすことを訴えます。
弁士は、天野鎮雄代表世話人。そして、韓国「平和通信使」の取り組みで来日中の「韓国九条の会」より、挨拶をしていただく予定です。

 6 取り組みにあたっての「九条の会」の視点
「九条の会」の性格をふまえて、当日の行動はあくまでも「あいち九条の会」が、県下の九条の会や個人・団体に行動への参加を呼びかけて取り組むものです。
それぞれの九条の会と上下関係や指示するような立場・関係にはありません。
そして、「九条の会」は個人が憲法を守る、九条をまもろうの一点で一致し、それぞれの思想信条や立場の違いを超えて結集しており、それぞれの「九条の会」、そして各個人が呼びかけに応じて、自発的に参加することを、何よりも重視します。

 7 全体の流れと進行
若宮広場は当日の行動の拠点として、各行動の準備や集結の場所として使用する。10時に集合し、準備を整えます。
「辻つじパフォーマンス」「パレード」「栄交差点からの訴え」の三つの行動は、それぞれにつながりながらも、独立した行動として取り組みます。そうすることによって、参加する「九条の会」会員が、参加したい行動、参加できる行動を選び、参加することが可能となります。
また、各「九条の会」のみなさんには、地域から栄に参集する行程も、パフォーマンスの機会ととらえ、そろいの衣装で交通機関に乗車するなど、おおいにアピールしてください。
行動は、「栄交差点からの訴え」をもって終わり、流れ解散となります。



 新しい取り組み・豊かな経験の報告
   〜愛知県下九条の会第5回交流会〜

あいち九条の会は、地域・職域・分野別九条の会第5回交流会を去る8月10日名古屋市中区の愛知県青年会館で行いました。
今年の交流会には県下の49の九条の会と憲法改悪反対愛知共同センターなど3つの友好団体から85人もの皆様にお集まりいただき、経験を交流し合いました。
参加していただいたみなさん本当にありがとうございました。

◇憲法をめぐる情勢

 最初に、小林武代表世話人(愛知大学法科大学院教授・憲法学)が、最近の憲法をめぐる情勢と、この11月3日の行動の意義を、次のように報告しました。

 「景気・年金などの国民の期待に応えぬ政府では、内閣改造をしても支持があがらない。改憲状況は待機と凪の状況にあるが、護憲の運動の力が後退すれば、改憲は前に動き出す。8月6日、被爆地広島での首相の平板な言葉に比べ、広島・長崎市長の言葉が胸を打つのは、本質・解決の方向を示しているからです。被爆者婦人の『日本が今あるのは、憲法と非核三原則にあり、これを広げよう』と、私たちと同じ思いを語っていることが印象的でした。
4月17日、名古屋高裁のイラク派兵違憲判決は、政府の解釈によってもなお、違憲であるとしました。自衛隊の憲法解釈はさておき、政府の立場からもなお違憲としました。 訴訟の原告は、自衛隊違憲で一致してはいない、イラク派兵差し止めの一点で結集しました。九条の会も、自衛隊に対する意見で一致しているのではありません。自衛隊の派兵は許さないという点で一致しています。自衛隊を違憲と思う人から見れば、後退しているように見えるのは、自衛隊が50年にわたり憲法違反の状況を定着させてきていいることにあります。9条2項は実効を弱められています、しかし、拘束力は少しも損なわれていない。九条は、なお生命力を維持しているのです。
九条の会の課題は、九条を守る一点で集まっている。集まる場にあります。信条や政党支持の違いなどはおいて、横につながる。世界では9条にならい、戦争を違法とすることにとどめず、軍隊を放棄しようとする動きが広がっています。日本の9条が普通の国の憲法になろうとしているのです。100年くらいかかる民衆の変革ではないでしょうか。11月3日は、県下九条の会の実際の活動、力をどれほど持っているのか、それぞれに確認する場になるのではないでしょうか。皆さんの協力をお願いします。」

◇11月3日(県民のつどい)は栄で大宣伝

 続いて伊藤事務局次長から、企画委員会と世話人会で検討してきた11月3日の「08憲法九条を守ろう県民のつどい」の実施計画が提案されました。

 今年は例年のように屋内の集会ではなく、名古屋の栄を中心に県下の各九条の会の人たちが大津通りと久屋大通りを埋め尽くして、九条の会が発展していることを県民にアピ-ルし、九条を守ることを訴える行動を行うことになりました。そして当日参加者が着る特製の「九条Tシャツ」(購入は希望者のみ)も披露されました。
 この案をめぐって、
 ・「良い企画だがイメージがわかない。一般の人にどうやって訴えるのか」
 ・「集まるのはどうするのか」
 ・「プラカード、着ぐるみ、風船などを活用しては」
 ・「宣伝やパレードが主体ではなく、参加することに意味があることを協調し   ては」
 ・「交差点で宣伝、若宮広場で文化的な行事はできないか」
 ・「交差点での宣伝は時間割をはっきりしてほしい」
 ・「みんなでそろいのTシャツ、のぼりをもって1時間ぐらいぶらぶら歩いてい  る。そんなイメージでどうか」
 などの意見が出されました。これらの意見をふまえ、8月19日の世話人会で最終決定することになりました。(詳しくは別項をご覧ください。)

◇「幅広い九条の会」をめざす取り組みなどの活動報告

 この後、各九条の会から活動の経験が報告されました。

 ・「区の社会福祉協議会の会長に会に入ってもらい、その会長と一緒に社会福祉団体を回って会員をひろげている」(名古屋・昭和区)
 ・「会報には会員から掲載しきれないほどの投稿があり、毎回12ページから16ページのニュースを発行している」(尾張旭)
 ・「何か行動をするときは必ず地元の新聞社・支局に通知している。結成総会などをニュースとして報道してもらった」(渥美半島)
 ・「蟹工船の映画を見て、憲法と働く者の今日的状況を話し合う会を行ったところ、初めて若い労働者の参加があった」(春日井市・勝川)
 ・「全国的に活動しているが地元ではあまり知られていない筑前琵琶奏者に演奏してもらうなど、地元の文化の紹介も兼ねて講演会を行っている」(津島)

 など新しい取り組みが報告され、例年に較べて活動が幅広く、アイディアも盛り込んで、豊富になっている様子が窺われました。参加者からは活動の参考になったと熱心にメモをする姿も見られました。
 また県下で一番新しく、269番目の九条の会として犬山の羽黒・池場九条の会が誕生したことも報告され、報告した代表に盛んな拍手が送られました。

 最後に代表世話人の医師・歯科医師の会代表の山内一征さんから、11月3日の取り組みの成功にむけて、協力を訴える挨拶があり、午後4時45分に会を閉じました。




ホームページのタイトルの一部を更新

「新着情報/手をつなごう/2008」を、
「新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ/2008」とタイトルを
変更しました。

これからも皆さんの会の情報をどしどしお寄せ下さい。



第5回 交流会のお知らせ

愛知県内の地域・職域九条の会あるいは準備会の皆様へ
皆様のお手許に第5回交流会のご案内は発送されていると思いますが、来月10日、県内「九条の会」の皆様にお集まりいただき、交流会を開催いたします。
時間・場所・内容は以下のとおりです。
多くの方のご参加がいただけますよう改めてご案内いたします。
また、上記ご案内に同封したアンケートに基づいた報告も予定しております。
お手数ですが7月末までに上記アンケートを事務局までファックスなどでお送り下さいますよう併せてお願い申し上げます。
アンケートには裏面もありますので、ファックス送信をするときはやや面倒になりますがご容赦下さい。
なお、交流会のご案内アンケート会場の地図については文中の青色で表示された部分をクリックすると皆様宛に発送した文書が表示されますので、こちらもご利用下さい。

日  時   8月10日(日) 13:30〜16:00

   場  所 愛知県青年会館 2階 第二会議室

   内  容   ① あいち九条の会からの提起と報告

          ②「憲法九条を守ろう'08県民のつどい」について




第3回 企画会議を開きました

5月12日に事務局に於いて3回目の企画会議を開きました。
会議では、先ず今年の11/3企画の目的を確認しました。

県内各地域や各界での九条の会の広がりと連帯による勢いを、若者はじめいまだ会に参加していない市民・県民に、目に見え、実感できる形でアピールし九条の会に加わり結成する勇気と自身をもっていただくこと。

その後、二回にわたる会議において出だされた意見、企画のイメージについ
て、それを実現するためには、どうすれば良いのかを話し合いました。

あいち九条の会としては、8月10日に第5回交流会で企画を発表したいと考えています。                    



広報委員会も活動を始めました。

企画会議に続いて広報委員会も活動を開始しました。
当面は、あいち九条の会のホームページの充実に力を注ぐことになります。
     
具体的には、以下の3点を中心に活動を進めますが、県内各会にも協力を
お願いすることがあるかもしれません。その際にはよろしくお願いします。

① 県内各九条の会から、より一層、活動報告の送信・受信ができるよう
   に改善を図る。
 
 各地からの情報を得やすいようメール・FAXの送信方式の書式を検討する。

② 活動後は、事務局からの取材などを通じて情報を得、それを「メールマガ
   ジン」などで、改めて発信する。


③ 情報の受信・発信および編集についてルール作りをする。



第2回 企画会議が開かれました

先月30日、第2回企画会議が事務局にて行われました。
(会議の模様を写した写真も掲載しました) 
今回は、企画内容として、例えば市内で人文字を描いたらどうだろうか。
などと、より具体的なイメージで意見交換が行われました。
また、県内各九条の会に皆様からも企画内容ついてのご意見をいただこう
ということになり、近く県内の各会宛にお手紙を郵送することになりました。

県内九条の会の皆様、ご協力のほどよろしくお願いいたします。




08年度「県民のつどい」にむけ企画会議はじまる!

4月17日、世話人の天野さんはじめ、地域九条の会の方にもご参加いただいて、08年「県民のつどい」企画会議(第1回目の)を事務局で開催しました。
これまでのような室内での「講演会」は、すでに地域・職域九条の会のみなさんが、各地で独自に企画をたて、次々に成功をさせていることなどから、今年は趣向を変えて、屋外での企画を考えております。
初回は、お集まりいただいた皆さんそれぞれのイメージを語り合ってもらいました。
「数千人単位では少な過ぎる。少なくとも1万人を集めることを前提として考えるべきだ」、「『お祭り』的要素を加えれば、もっと参加がし易くなるのでは」etc
談論風発、参加者の皆さんで活発な意見交換がなされました。

次回は4月30日に予定されています。



あいち九条の会 3周年のつどい

2月24日(日)、名古屋市教育館(栄)において、「あいち九条の会結成3周年のつどい」を開催し、県内の地域・職域九条の会から116団体・140名の皆さんにお集まりいただきました。
集会は、始めに長嶺信彦先生(愛知大学准教授)による「未来に対する現在の私たちの責任-2008年 改憲問題にどう取り組むか」と題した公演があり、
次に成瀬代表世話人から ①昨年の活動経過 ②以下5点にわたる08年の主な活動について報告をしました。

(1)「憲法九条を守ろう08県民のつどい」(仮称)を11月3日に屋外で大規模な集会を開きます。
(2)地区でのつどいの開催について検討します。本年は、「東三河につどい」の開催を準備します。
(3)県下の九条の会のネットワークとしての機能を強めます。
(4)愛知憲法会議主催の「憲法フェスティバル2008inあいち」に協力します。
(5)この秋に予定されている、九条の会「第3回全国交流集会」に参加します

今年の主な活動の点では、(1)「県民のつどい」については企画会議を、
(3)ネットワーク機能の点では、広報委員会をそれぞれもうけることになりました。

また、報告の中で、当面の重点課題として以下の2点を強調しました。
(1)自衛隊の海外派遣を常態化する派兵恒久法の制定に反対すること。
(2)改憲案などを審議する憲法審査会の活動の開始に反対すること。

なお、会場からは
・自衛隊の行事訓練が市民生活の中で堂々と行われるようになったこと。
・9条世界会議やプレ企画としてのピースウォークへの取り組みの紹介。
・憲法問題をめぐる地域学習会に取り組むことの重要性-その一つが「日本の青空」の地域での上映会。
・戦争被害を忘れないための活動。
・軍縮問題を活動の課題としてあげること。
・九条の会の活動を「運動靴で参加できる」ようなフランクな活動にするための雰囲気つくりの重要性

等の活発な意見が出されました。


あいち九条の会 2周年のつどい

    日 時  2月25日(日) 14時開会
    場 所  名古屋市教育館2階 講堂
          地下鉄栄駅下車10B出口でて、西口
    内 容  1、これからの主な活動について
          2、記念講演
             2007年の安倍政治 ― 憲法をどう守るか
             小林 武 愛知大学法科大学院教授
    入場無料

 安倍首相は、任期中に憲法を改正すると公言し、また年頭にあたり、次の通常国会において改憲の手続法案である国民投票法の成立を期
すことを明言しました。
 また、国民投票法案をめぐっては、すでに自民・公明・民主の三党の間で大筋で合意が威ったとも報じられています。
 この1月で、「あいち九条の会」は結成から2年を数えることとなりました。つきましては、下記のように「2周年のつどい」を開催するこ
とと致します。ぜひ、ご参加下さるようご案内致します。

      チラシ(PDF)

      ※教育センター分館(名古屋市教育館)
       への地図は、名古屋市教育センターのHPよりご覧になれます。


憲法公布60年 憲法九条を守ろう ‘06県民のつどい

    日 時  11月3日(祝)11:30開場 13:00開始
    場 所  名古屋市公会堂 (JR、地下鉄鶴舞駅徒歩5分)
    内 容   11:30〜
           県下の「地域・職場の九条の会」を紹介するビデオ上映
           13:00〜
           講演 石坂 啓 (マンガ家)
           戦争反対、平和と憲法を語る リレートーク
           平和をうたう コーラス
           憲法をめぐる情勢 森英樹名古屋大学名誉教授
           

    参加費  一般1000円 小・中・高生、障害者500円
           チケットぴあ、ローソン、ファミリーマート、
           サークルKサンクス、セブンイレブン、
           でもお求めになれいます。
           (チケットぴあPコード=607-629)
           (ローソンLコード=45795)
   チラシ(PDF)ポスター
       (JPEG)

※「石坂 啓さんの講演予定には変更はありません。」
最近、「県民のつどい」参加予定の方から、講演者の石坂 啓さんが同日、
同朋大学同窓会の文化講演会でも講演されることから、「『県民のつどい』
での講演はキャンセルになったのではないか」という問い合わせが多く寄せられるようになりました。
県民の集いも大学の講演会もほぼ同時刻に始まることから、このように
お思いになるのも無理からぬところです。
 「県民のつどい」での石坂さんの講演は、3時頃から始まる予定で、
石坂さんには大学での講演が終了後、公会堂に移動していただくことに
なっております。 このように、石坂さんには講演時間に「時間差」を設けて
いただいておりますので、「県民のつどい」での講演に変更はありません。
11月3日には「憲法九条を守ろう '06県民のつどい」に、是非ご参加いただけますよう、改めてお願い申し上げます。



あいち九条の会第3回交流集会のご案内

    日 時  9月3日(日)13:00〜17:00
    場 所  長円寺会館 (地下鉄伏見駅4、5番出口 東へ徒歩5分)
    内 容   ①あいち九条の会からの提起と報告
           ②活動や経験交流
           ③11月3日「憲法九条を守ろう06県民のつどい」の成功にむけて

    参加費  無料

 ※交流会の報告 - レポート(PDF)写真(JPEG)

あいち九条の会結成1周年のつどいのご案内

   日 時  2月26日(日) 13:30〜16:00
   場 所  東別院会館 東別院ホール
         地下鉄東別院駅 4番出口
   内 容  ① 講演  
            自民・民主両党の改憲案批判と国民投票法案
             講師 小沢隆一さん(静岡大学教授)

         ② 1年の活動のふりかえり
            これからの活動の重点について
            報告・提案と交流
  
    参加費  無料

'05年11月3日 「憲法九条を守ろう '05県民のつどい」のご案内

「憲法九条を守ろう '05県民のつどい」チケットについてのご案内
チケットは次のようになっています。
一般 1000円
高校生・中学生・小学生 500円
   障害者 500円
いずれも8月1日から販売します。
チケットぴあやファミリーマート、サンクス、セブンイレブン、ローソン、サークル
K等のコンビニエンスストアでもお求めいただけます。
また、購入に際しては次の点にご留意下さい。
◎チケットぴあスポット、ファミリーマート、サンクス、セブンイレブンでは、
「 Pコード番号 605-225 番のチケット」
◎ローソンでは、
「 Lコード番号 48152 番のチケット」
◎サークルKでは、
「 キーワード 憲法九条 または 奥平康弘講演」
上記で11/3講演会のチケットであることを特定して下さい。


「憲法九条を守ろう '05年県民のつどい」の訂正
「憲法九条を守ろう '05年県民のつどい」('05.11.03)ポスター・チラシに記載されたチケットの入手方法に関し、誤った記載がありました。
 ここに下記のとおり訂正すると共に、関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。

  現在、「憲法九条を守ろう '05年県民のつどい」('05.11.03)のポスター(チラシ)を皆様に配布させていただいておりますが、この記載事項中、一番下の欄に「CNプレイガイド、TEL(052)968-0099※電話予約後、チケットの受け取りは『サークルK』店頭で」という記載がありますが、これは誤りです。
  「サークルK」で購入する場合は、直接「サークルK」の店頭で集会名か奥平康弘=講演というキーワードで検索のうえ、ご購入下さい。

学習会を開催しました
 9月28日水曜日午後6時30分から名古屋市教育館において、学習会「憲法をめぐる情勢と国民投票法案」を開催し、80名の皆さんにお集まりいただき、講師の愛敬浩二先生(名古屋大学教授)には講演だけでなく、会場からの様々な質問にもお答えいただきました。
講演は、改憲勢力の中心であった自民党が改憲勢力を拡大するために妥協を重ねてきたが、今回の選挙の結果、その必要がなくなり改憲の可能性がより現実味を帯びるようになったことなどに触れられました。
  また、参加者の皆さんからはアンケートをいただいていますので、これらは今後ホームページで紹介したいと思います。


※「九条の会」交流会のビデオができました。

6月5日に県内「九条の会」の皆様にお集まりいただき、交流会をひらきましたが、その模様を撮影したビデオができました。
  VHSとDVDと二種類ありますが、何れも1000円で販売いたしますので、皆様の活動にご活用いただければ思います。
  購入を希望される方はご面倒ですが、以下の項目を記載してFAXあるいはメールでお申し込み下さい。
 お電話でも構いませんが、お名前やご住所の聞き間違いがないようにしたいと思いますので、よろしくご協力下さい。

 ① 郵便番号
 ② おところ
 ③ おなまえ
 ④ お電話番号
 ⑤ 所属されている地域・職域九条の会
    (差し障りがなければ記載して下さい)    
⑥ VHS・DVDの別

 お申し込みのあった後、DVD(あるいはVHS)に郵便振替用紙を同封してお送りしますので、代金1160円(1000円と郵送料160円)のお支払いは郵便局で手続をお願いします。


【書籍紹介】
私たちは考える
2004.11.3「憲法九条を守ろう 県民の集い」記録集
愛知書房
水田 洋 編 愛知書房 版
2005年01月 発行 ページ 63 サイズ A5ソフトカバー 
500円(476円+税) 送料160円
ISBN 4-900556-49-1 C-CODE 0036
「申込方法」
購入を希望される方は、郵便局に備え付けの払込取扱票(青字)をご利用になり、注文される方のお名前、ご住所、電話番号を、通信欄には私たちは考える』1冊購入希望」と記載し、下記口座に代金と送料をご送金下さい。折り返し送付させていただきます。複数冊をご希望の場合は、予め九条の会の担当者まで御連絡下さい。
  
   口座記号・番号   00850-4-203847
   加入者名       あいち九条の会


【活動紹介】
2005.11.3 憲法九条を守ろう '05年 県民のつどい 」(仮称)
2005.6.5 地域・職域「九条の会」交流会
2005.5.3 愛知憲法会議主催/『憲法施行58周年・第40回記念市民のつどい』
2005.1.22 『あいち九条の会』結成集会
2004.11.3 県民の集い


【今後の活動】
2005.11.3 憲法九条を守ろう '05年 県民のつどい 」(仮称)


【新聞記事】


【声明】
憲法改定のための手続法を今制定する必要はない(声明)

 いま、憲法改定に向かう動きが奔流をなして進んでいます。その状況下で、自公民各党は、改憲のための手続法案―「憲法改正国民投票法案」と「国会法改正案」の2つです―を今国会に提出し、成立をはかる方針であることが報道されています。
これは、2001年11月に「憲法調査推進議員連盟」が発表した案に、与党の自民・公明とさらに民主を加えた協議で、若干の修正を加えたものとなると伝えられていますが、後に述べるとおり、きわめて重大な問題点を含んでいます。

 「あいち九条の会」は、政治上・宗教上の思想・信条を超えて憲法を守る一点で結集した団体ですから、様々な立法や政治の動向に対応する場合も、この立脚点を必ず踏まえなければなりません。そのような私たちの立場からしても、今回の立法は看過することができないものであると思われ、ここに反対の意思表明に踏み切った次第です。
 
 日本国憲法は、96条で憲法改正の手続を定めており、それを具体化する法律が制定されること自体は、憲法が予定しているところです。法案の推進者たちもこの点をとらえて、手続法が作られていないのは「立法の不作為」であり、制定されて当然だと言い立てています。しかし、「立法の不作為」とは、国民の権利を救済し、また実現するための法律が必要であるのに、それを制定しない国会の怠慢をいう言葉です。しかし、今回の法案についていえば、現在国民は積極的に憲法改定を望んではおらず、法案は、国民の要求に応えたものであるとはいえません。それはもっぱら、九条を主な標的にした改憲をはかろうとする目的を達するために、この時点で出されるものであり、まずもって立法の目的・動機に問題があります。
 
 そして、内容上、法案は、基本的人権の保障に照らして、きわめて危険なものとなっています。憲法改正国民投票は、主権者である国民の最重要の権利行使の場ですから、手続は、それにふさわしいものであることが求められます。しかしながら、法案では、提案の方式については、複数の改正点を一括して国民投票にかけることも可能としており、これでは、国民の正しい審判が阻まれます。
    
また、改憲提案に対する国民の承認を判定する方式にも、疑問があります。国民投票が有効に成立する要件としての最低投票率の定めがないこと、改憲賛成の票が有効投票の過半数の場合、承認があったものとされていることなどにより、国民の意思が正しく判定されることになりません。そして、何より看過できないのは、国民投票運動に対する規制の問題です。憲法は主権者国民の作品ですから、改正作業にあたっては国民の自由な議論・運動がとくに強く保障されなければならないのですが、逆に、次のような、異常ともいえるほどの厳しい規制を設けています。

 すなわち、公務員や教員の「地位利用」による運動の禁止、外国人の運動の全面禁止、国民投票結果を予想する意見の公表の禁止、新聞・雑誌またNHK・民放の「虚偽」報道や「事実をゆがめた」報道の禁止、新聞・雑誌の編集者のような経営上の特殊の地位にある者が、それを利用することの禁止など、実に広範かつ乱暴な規制が並んでおり、国民の改憲についての言論が封殺されます。しかも、もともと、憲法に関する議論は国政全般にわたりますから、この規制は、憲法改正国民投票運動のルールに名をかりた、国民の政治的表現の自由全般に対する抑圧を意味するものといわなければなりません。   
 私たちは、このような法案を認めることはできません。憲法改定のための手続法は、将来、国民の多数が改憲を要求したときに、国民が憲法改定の主人公であるという大原則を正しく具体化した内容で制定されるべきであると考えます。今回の2法案については、その国会提出に強く反対するものです。以上、声明します。

                         
    
2005年3月29日
あいち九条の会世話人会