お知らせ

「戦争を語り継ぐ演劇公演」のご案内

【お知らせ】

今年5月3日の憲法記念日に中日新聞1面トップで「九条の会つなぎたい」の記事が掲載され、あいち九条の会や瀬戸「ひしの九条の会」などの活動が取り上げられました。

この記事を見て共感されたということで「戦争を語り継ぐ演劇公演の会」の方から事務局に連絡がありました。「戦争を語り継ぐ演劇公演の会」は、主に名古屋で活動する演劇人が所属する劇団を超えて参加する創作演劇集団で、あいち九条の会代表世話人の天野鎮雄さんも参加されています。2013年から毎年、名古屋文化振興事業団(東文化小劇場)との共催で「戦争と庶民の暮らし」の視点から事実に基づいて創作した演劇公演を行っています。

九条の会とは活動の内容は異なりますが、9条をまもり広げることの大切さは、参加されている多くの演劇人の方々とも共有できるということで、同会の事務局の方とは今後も協力関係を築いていくことを確認しました。

そうしたご縁があって「戦争を語り継ぐ演劇公演の会」がこの夏予定している公演のご案内をさせていただくことになりました。公演のスケジュール等については、チラシの画像をご覧ください(県内の各九条の会には、学習・交流会の案内とともにチラシを配布しています)。

チケット購入をご希望の方は、東文化小劇場(☎052-719-0430)へ申込いただくか、あいち九条の会事務局まで電話又はメールで連絡いただけれは、取り次ぎいたします。

【上演タイトルの紹介】

7月公演:「~幻想の満州~母との約束」

太平洋戦争の敗戦の年に満蒙開拓青少年義勇兵としてソ連国境に近い凍土の満州に派遣された岐阜県出身の少年が、ソ連侵攻の混乱の中で母とも慕った開拓団長の奥さんの最期に立ち会って、止めを刺さざるをえなかった悲劇を描く。

8月公演:「~正義を問う~テミスの女神」

太平洋戦争中に食糧供給の安定を目的に施行された「食糧管理法」に基づいた配給制度が、終戦直後の混乱の中で遅配・欠配が続き破綻する中で、「食管法」違反者を裁く立場にあった東京地裁の少壮判事が自らの正義を貫いて餓死したはなし。